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冬の花壇の花でおすすめの13種類!葉を楽しむ植物もお伝えします

冬の花壇の花のパンジ-・ビオラ・デージー
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冬の花壇の花

他の季節と比べると、冬の屋外の花壇で楽しめる花は少なくなります。

一方、冬の花壇に植えられている花は長い期間楽しめるものが多いようです。

この記事では、寒さに強く、長い間楽しめる、冬の花壇の花でおすすめの13種類の咲く時期や特徴をお伝えします。

また花だけでなく、冬の花壇のアクセントになる葉を楽しむ植物についてもお伝えします。

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冬の花壇で楽しめる花

それでは冬の花壇で楽しめる花を、概ねですが花が咲き始める順番にご紹介します。

パンジー・ビオラ

花の時期  11月~4月

パンジーやビオラは冬の花壇に欠かせない花です。

パンジーとビオラは人気のある花だけに新しい品種も次々と誕生し、花の色は白・ピンク・黄・オレンジ・青・紫など多彩で、花の咲き方も様々です。

また、パンジーとビオラは霜や寒さにも強く、冬から春まで長い期間、花を楽しむことができます。

草丈が低いパンジーやビオラは、冬の花壇の寄せ植えにも最適な花と言えるでしょう。

なお、パンジーとビオラは、花が大きいものはパンジー、花が小さいものをビオラと区分することが多かったようですが、数多くの品種が誕生するのに伴い、その境目はあいまいになっているようです。

プリムラポリアンサ・プリムラジュリアン

冬の花壇の花のプリムラジュリアン
花の時期  11月~4月

サクラソウ科のプリムラポリアンサはアメリカで生まれた品種で、それを日本でさらに交配させて誕生したのがプリムラジュリアンです。

一般的に、花が大きいものをプリムラポリアンサ、花が小さいものをプリムラジュリアンと呼んでいます。

何れも多年草ですが、暑さを苦手にしているため、日本では一年草として扱われています。

プリムラポリアンサもプリムラジュリアンも草丈が低く、白・赤・黄・紫など花色も豊富なので、冬の花壇でも人気の植物ですが、霜には弱いため注意が必要です。

なお、同じプリムラの仲間としては、プリムラオブコニカ(花の時期12月~4月)、プリムラマラコイデス(花の時期1月~4月)などがあります。

ストック

花の時期  11月~4月

ストックの花色は白・ピンク・紫などがあり、咲き方としては豪華な印象がある八重咲と、清楚な印象がある一重咲きがあります。

ストックは寒さに強いだけでなく、香りが良いのが特徴です。

また草丈があるので花壇に使われる場合もあれば、切り花にして楽しむこともあります。

スイセン

花の時期  12月~4月

スイセンはヒガンバナ科の球根で、数多くの品種があります。

そのため、品種ごとの花期はそれほど長くありませんが、スイセン全体の花期は長くなります。

日本の花壇でよく見かける日本水仙の花期は12月~2月、花の美しさだけでなく甘い香りも魅力です。
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カレンデュラ(キンセンカ)

冬の花壇の花のキンセンカ
花の時期  12月~5月

学名カレンデュラ、日本ではキンセンカの名前で知られています。

カレンデュラはキク科の一年草で、品種がたくさんあるため、草丈や花の大きさもそれぞれです。

一般的に花色は黄色やオレンジ色で華やかな色であること、寒さに強く育てやすいこと、花期が長いことから、冬の花壇では欠かせない花の一つです。

ノースポール

花の時期  12月~5月

キク科のノースポールは花径3㎝程度の白い小菊で、中心部が黄色くなっていることが特徴です。

ノースポールの草丈は15㎝~30cmと低く、丈夫で育てやすく、花期が長く、花の様子も可憐であることから、冬の花壇を長く楽しませてくれる花の一つです。

デージー(ヒナギク)

花の時期  1月~4月

デージーはキク科の一年草で、ヒナギクの名前でも知られています。

デージーは丈夫で花付きが良く、白・赤・ピンクなどの小さな花を次々と咲かせるため、冬の花壇を彩るだけでなく、長く楽しませてくれる花の一つです。

クリスマスローズ

冬の花壇の花のクリスマスローズ
花の時期  1月~3月

クリスマスローズはキンポウゲ科の多年草で、人気があるだけに様々な品種があります。

クリスマスローズという名前であるものの、実際にはクリスマスよりも遅く、冬の後半に咲き始めるのが一般的です。

クリスマスローズは冬の代表的な花の一つで、白・ピンク・紫・緑など様々な色があります。

また、うつむき加減に咲く姿も魅力的で、日陰でも花を咲かせる貴重な存在です。

スノードロップ

花の時期  2月~3月

スノードロップはヒガンバナ科の球根で、晩冬から早春にかけて花を咲かせます。

草丈は5㎝~20㎝と低く、白く可憐な花をうつむき加減に咲かせます。

スノードロップも冬の花壇を彩る花の一つですが、むしろ春の訪れを感じさせてくれます。

クロッカス

花の時期  2月~4月

クロッカスはアヤメ科の球根で、晩冬から春にかけて花を咲かせます。

クロッカスは草丈が5㎝~10cmと低いものの、花色が白・黄・紫・複色など多彩なので、晩冬の花壇を明るくしてくれます。

花壇では、他の花ととともに植える方法もあれば、花色が豊富なので群生させて楽しむのも良いかもしれません。
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フクジュソウ

冬の花壇の花の福寿草
花の時期  2月~4月

フクジュソウはキンポウゲ科の多年草で、福寿草という漢字が示すように、縁起の良い花として人気があります。

草丈は約20㎝、花の色は主に黄色。

フクジュソウは冬の花壇に使われることもありますが、同時期に咲く梅の花の下に植えられた黄色いフクジュョソウも魅力的です。

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冬の花壇で葉を楽しむ植物

それでは、冬の花壇で葉を楽しめる植物を、いくつかご紹介します。

冬は花だけでなく、葉を楽しむ植物などを合わせて植えると、花壇がさらに魅力的になります。

シロタエギク

シロタエギクはキク科の多年草で、初夏に黄色い花を咲かせます。

もっとも、シロタエギクでもっとも美しいと言われるのは冬に見られる銀白色の葉です。

シロタエギクの草丈は10㎝~50㎝、耐寒性の強いカラーリーフとして、冬の花壇でもアクセントとして使われることが多い植物です。

なお、シロタエギクは漢字では白妙菊と表記、ダスティミラー・セネシオシネラリアの名前でも知られています。

ハボタン

冬の花壇で楽しむ葉牡丹とシロタエギク
ハボタンはアブラナ科の多年草ですが、高温多湿を苦手にしているため、日本では一年草として扱われることが多い植物です。

ハボタンは春に花を咲かせますが、冬の花壇では主に白や紫色などの葉色を楽しみます。

ハボタンはキャベツのような葉が重なるように密集しているのが特徴ですが、品種改良も盛んに行われているため、大きさや葉の形も様々です。

ハボタンは冬の花壇をより華やかに見せる貴重な存在です。
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ゴールドクレスト

ゴールドクレストはヒノキ科の樹木で、成長すると20mほどになることもあります。

もっとも園芸店などでは高さ数十センチ程度のものが販売されていて、安価で求めることができます。

ゴールドクレストは円錐形の樹形をしているので、冬の花壇ではクリスマスツリーのように飾り付けが行われる人気の樹木です。

ヘデラ(アイビー)

ヘデラは、ウコギ科のつる性の植物でたくさんの種類があります。

種類が豊富なだけに、葉の形や葉色も様々ですが、一般的には寒さに強く冬でも常緑で、日陰でも育つことから人気があります。

冬の花壇では、花壇の後ろのフェンスなどに這わせたり、前面に植えて花壇から葉を垂らしたり、様々な使い方ができます。

冬の花壇づくりのポイント

この記事では、寒さに強く、長い間楽しめる、冬の花壇の花でおすすめの13種類の咲く時期や特徴。

また、花だけでなく、冬の花壇のアクセントになる葉を楽しむ植物などについてもお伝えしました。

さいごに冬の花壇を作る際のポイントをいくつかお伝えします。

冬の花壇の雰囲気

冬の花壇を落ち着いた雰囲気にするのか、明るく楽しい印象にするのかでは、植える花も異なってきます。

落ち着いた雰囲気の花壇にしたい場合はスイセンやクリスマスローズ、合わせてシロタエギクを組み合わせるのもよいかもしれません。

明るく楽しい花壇にしたい場合はパンジ・ビオラ・プリムラなどを多く取り入れること、さらにクリスマスの飾りつけをしたい場合はゴールドクレストを使うのもおすすめです。

冬の花壇の高さ

円形の花壇で四方から花を眺められる場合は、中央に高さがあるゴールドクレストやストックなど。

背面が壁などで一方から眺める花壇の場合は、奥に草丈が高い植物を置き、花壇の高低差を作ることが良いかもしれません。

冬の花壇の日当たり

冬の花に限らず多くの花は日当たりを好みます。

ただし、クリスマスローズは半日陰や日陰を好みます。

クリスマスローズを楽しむ場合は単独で植えるか、日当たりがあまり良くなくても育つ葉を楽しむ植物などを合わせて植えるのも良いかもしれません。

まとめ

冬は他の季節よりも楽しめる花が少なくなりますが、それでも美しい花はたくさんありますし、長い間楽しめる花も多いのも特徴です。

また、花だけでなく葉を楽しむ植物などを合わせて植えれば、冬の花壇をより一層美しく彩ることができます。

 
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