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グラジオラスを植えっぱなしにするメリット・デメリットとは!

グラジオラスの群生
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はじめに

この記事では、グラジオラスを植えっぱなしにするとどうなるのか、具体的なメリットやデメリットについてお伝えします。

グラジオラスはアヤメ科の球根植物で、夏に白・赤・ピンク・黄色・オレンジ・青など様々な色の花を咲かせ私たちを楽しませてくれます。

グラジオラスの球根は一般的には毎年掘り起こし、翌年改めて植えつけることが一般的です。

しかし、一方ではグラジオラスを植えっぱなしにしても良いのではないかという意見もあるようです。

そこで、グラジオラスを植えっぱなしにするとどうなるのか、メリットやデメリットについて簡単にお伝えします。

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グラジオラスを植えっぱなしにするメリット

グラジオラスを植えっぱなしにするメリットとしては、手間がかからないことがあげられます。

グラジオラスの球根は毎年掘り起こし、翌年改めて植えつけるのが一般的です。

しかし、掘り起こす時期・保存の方法・植えつける時期などを考えなければいけません。

また少量ならともかく、大量にグラジオラスを植えているような場合は相応の労力も必要になります。

いくつかの条件が整えば、植えつけた球根が自然に分球して、翌年も花を咲かせることもあるので、グラジオラスを植えっぱなしにしたいという考えも否定はできません。

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グラジオラスを植えっぱなしにするデメリット

グラジオラスを植えっぱなしにするメリットは手間がかからない。

もっともメリットはこの一点だけかもしれません。

グラジオラスを植えっぱなしにすると、メリットよりもはるかに多くのデメリットがあるようです。

それでは、グラジオラスを植えっぱなしにするデメリットをいくつかお伝えします。

花が咲かなくなる・球根が小さくなる

グラジオラスの球根は毎年掘り上げ乾燥させることで、新しい球根が形成されます。

グラジオラスの球根を植えっぱなしにしておくと、栄養が不足し次第に球根が小さくなっていきます。

翌年は花数が少なくなる、あるいは花が咲かなくなることもあります。

また植えっぱなしにしていた球根を掘り上げても、球根そのものが小さくなっていて、やはり花を期待することができなくなります。

私もグラジオラスの球根を掘り上げず植えっぱなしにしていたことがありましたが、翌年は葉ばかりが生い茂り、花が咲かなかった経験があります。

病虫害のリスクが高まる

グラジオラスの球根を植えっぱなしにすると湿気で球根が腐りやすくなります。

また、土の中に球根を放置していると病気や害虫に侵されやすくなります。

冬越しできない

グラジオラスは耐暑性に優れていますが、耐寒性はそれほどありません。

寒い地域でグラジオラスの球根を植えっぱなしにすると、球根がダメージを受け、翌年の花を楽しむことが難しくなります。

グラジオラスを植えっぱなしにする場合の準備

ここまで、グラジオラスを植えっぱなしにするとどうなるのか、メリットやデメリットについて簡単にお伝えしました。

グラジオラスの球根の植えっぱなしはメリットよりもデメリットのほうが多いようです・

それでも植えっぱなしにしたい場合は、それなりの準備が必要です。

そこで、グラジオラスを植えっぱなしにする場合の準備についていくつかお伝えします。

場所を選ぶ

グラジオラスは日当たりと水はけの良い場所を好みます。

土壌と肥料

グラジオラスの球根を植えつける前に、堆肥や腐葉土などを混ぜて土壌改良を行います。

また、植えつけ後も定期的に肥料を与えて、栄養不足にならないよう管理します。

病害虫

病害虫が発生しないようこまめに観察し、病害虫を発見したら早めに対処します。

寒さ対策

グラジオラスは寒さに弱いので、寒い地域では霜よけの対策をします。

※ ここではグラジオラスを植えっぱなしにする場合の準備についてお伝えしました。ただし、翌年の花を楽しめるという保証をするものではありません。

まとめ

色とりどりのグラジオラス
グラジオラスを植えっぱなしにするとどうなるのか、メリットやデメリットについて簡単にお伝えしましたが、植えっぱなしはメリットよりもデメリットのほうが多いようです。

グラジオラスを植えっぱなしにするメリットとして手間がかからないことをあげましたが、他にメリットとえるものは見当たらないようです。

グラジオラスを元気に育て花を楽しみたい場合は、毎年球根を掘り起こして翌年に改めて植えつける方法がやはりおすすめです。

 

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