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冬の植物の水やりの方法を屋外と屋内に分けてお伝えします!

冬の植物のビオラ
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冬の植物の水やり

この記事では、冬の植物の水やりの方法を屋外と屋内に分けてお伝えします。

冬の水やりは控えめにすることが基本です。

ただし、屋外と屋内では植物が置かれた環境が異なるため、それぞれに合わせた水やりが必要になります。

植物の種類によって例外もありますが、最初に屋外で育てている冬の植物の一般的な水やりについてご紹介します。

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冬の植物の水やり 屋外

冬の植物のスイセン
それでは、屋外にある冬の植物の水やりをいくつかに分けてお伝えします。

屋外の特徴

冬の屋外は、水分の蒸発量が少なくなり、土が乾きにくいという特徴があります。

また、冬は気温が低く、地域によっては地面が凍ることがあります。

水やりのポイント

冬の屋外の植物の水やりのポイントをいくつかに分けてお伝えします。

水やりの頻度

冬の屋外の植物の水やりの頻度は控えめにが基本です。

植物の種類によって異なるものの、2週間~3週間に1回程度で十分な場合が多いのが、冬の屋外の植物への水やりです。

水やりの時間帯

冬の屋外の植物への水やりは、夜間に土が凍結することを予防するため、昼前後の暖かい時間帯に行います。

また、夜間だけでなく、早朝の水やりも避けるのが無難です。

水の量と温度

冬は水分の蒸発量が少なくなるため、水の量は控えめにします。

また水温が低いと根を傷めてしまうため、室温やぬるま湯程度であることが理想です。

その他

冬の屋外の植物の水やりのその他のポイントとしては、霜が降りた日は気温が上がるまで待つ、場所によっては堆肥や落ち葉で根元を覆い保温を心がけるなどがあります。

冬の屋外の植物 鉢植えと地植え

冬の屋外の植物の水やりのポイントのまとめとして、鉢植えと地植えの水やりのポイントを簡単にお伝えします。

冬の屋外の植物 鉢植え

鉢植えの植物は地植えよりも土の量が少ないため、乾燥しやすいという特徴があります。

一方、冬は植物の成長が緩やかになるため、水を与えすぎると根腐れしてしまう可能性があります。

鉢植えの水やりのタイミングとしては、土の表面が乾いて数日経過後、鉢を持ち上げて軽くなったと感じた、指で土を触り中まで乾いている場合などがあります。

鉢植えの植物の水やりは、日中の暖かい時間帯に、水が鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えます。

なお、冬に休眠期に入る多肉植物は、月に1回程度の水やりで十分な場合が多いので、より慎重に考える必要があります。

冬の屋外の植物 地植え

地植え植物は自然の雨や雪で足りるので、基本的に水やりは不要です。

ただし、極端に乾燥している場合や、植え付け直後の植物については、日中の暖かい時間帯に水やりを行います。

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冬の植物の水やり 屋内

冬の植物のシクラメン
次に、屋内にある冬の植物の水やりについて、基本的な事項のいくつかをお伝えします。

屋内の特徴

屋内と比べると、屋内は暖房で乾燥しやすいこと、

また暖かいことで、屋外の植物よりも活動が盛んなことが特徴としてあげられます。

水やりのポイント

冬の屋内の植物の水やりのポイントをいくつかに分けてお伝えします。

水やりの頻度

冬の屋内の植物の水やりの頻度は、屋外の植物と同じように控えめにが基本です。

ただし、屋内の植物は乾燥しやすい環境に置かれているため、植物の種類や鉢の大きさによって異なるものの、水やりは1週間~2週間に1回程度が目安になります。

なお、冬の屋内で観葉植物を育てることも多いかと思います。

観葉植物は、葉の状態や土の乾き具合を見て判断することが大切で、葉がしおれていたり、土が白っぽく乾いていたりした時が水やりのタイミングになります。

水やりの時間帯

屋外の水やりと同様、屋内の植物の水やりも、日中の暖かい時間帯に行います。

水の量と温度

屋内の植物の水やりは、水が鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えます。

このとき、根腐れを防止するため、受け皿にたまった水は捨てるようにします。

また、水温が低いと根を傷めてしまうため、室温やぬるま湯程度の水を与えるようにします。

その他

冬の屋内の植物の水やりについては、窓際での冷え込みや、暖房による乾燥に対する注意が必要です。

植物を窓際に置いておくと、昼間は暖かくても、夜は急激に冷え込むことがあります。

そうした場合は、昼と夜で置き場所を変えれば、通常の水やりでも問題ありません。

一方、暖房による乾燥のしすぎは植物の健康に影響するので加湿器の活用、逆に過湿しすぎているようであればサーキュレーターなどで空気の流れを作る必要もあります。

また次にお伝えする葉水(はみず)も乾燥対策に役立ちます。

葉水

葉水は霧吹きで葉に水をかけることで、乾燥対策に有効です。

葉水を行うことで、葉の乾燥を防ぐとともに、ハダニなどの害虫予防にもなります。

葉水を行うのは毎日、霧吹きを使って常温の水を、葉の表裏に吹きかけます。

ただし、葉水は葉の健康を保つものであり、水やりの代わりにはなりません。

通常の水やりも忘れずに行うのが大切です。

まとめ

この記事では、冬の植物の水やりの方法を屋外と屋内に分けてお伝えしました。

屋外と屋内では水やりの方法が異なる点もありますが、屋外・屋内ともに冬の植物の水やりは、控えめにと日中の暖かい時間帯にが原則になります。

もっとも、植物の種類や置かれている環境によって水やりの方法が異なることもあるので、それぞれの植物に合った水やりを行うようにしてください。

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