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梅と桃の違いは見分け方のポイントが分かれば簡単だった

梅の木
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はじめに

この記事では、梅と桃の違いと見分け方をお伝えします。

春に花が咲く花木の中で、圧倒的存在感を示しているのはソメイヨシノなどの桜ではないでしょうか。

でも春に楽しめる花は他にもあります。

たとえば、梅や桃も春に楽しめる花ですが、全体的な感じが似ているので、見分け方に悩む方も多いのではないでしょうか。

梅と桃は似ているのは確かですが、たくさんの違いもあります。

そこで、梅と桃の違いを5つのポイントに分けてご紹介します。

最初の2つの違いは見分け方を判断するのが難しいもの、後の3つは違いが分かれば見分けるのが案外と簡単なものです。

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梅と桃 見分け方の判断が難しい2つのポイント

梅の花梅の花

最初に、梅と桃と桜の違いを2つご紹介します。ただ、この2つの違いで梅と桃を見分けるのは難しいかもしれません。

分類

梅と桃は植物学上の分類が異なります。
バラ科サクラ亜科サクラ属
バラ科モモ亜科モモ属
梅と桃の分類は異なりますが、分類で見分けるのは難しそうです。

花の咲く時期と色

花の咲く時期
1月下旬~3月白・ピンク・赤
3月~4月白・ピンク・紅
花の咲く順番は、梅が早く、桃が遅いのが一般的です。。

ただ、梅も桃も多数の品種があるので、花の咲く時期の違いは見分け方の絶対的な基準とはいえません。

また、花の色も似ているので、色で見分けるのも難しそうです。

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梅と桃 見分け方の判断ができる3つのポイント

桃の花桃の花

次に見分け方がわかる違いを3つご紹介します。

3つの違いがわかれば、梅と桃を見分けるのは案外と簡単かもしれません。

まずは3つの違いを一覧でご紹介します。

梅と桃の3つの違い

 
つぼみの形丸い尖っていて白い毛のようなものがある
花芽1つ2つ
花びらの形丸い楕円で先が尖っている

つぼみの形

梅のつぼみは、全体的に丸みを帯びてふっくらしています。

桃のつぼみは、梅よりも細長く、さらに毛のようなものがあり白っぽく見えます。

花芽

梅の花芽は基本的には1つです。枝から出た一つ一つの花芽がつぼみになり、花を咲かせます。

桃の花芽は2個です。また花と花に挟まれて葉芽があります。桃は花芽と葉芽が対になっていて、V字状になった2つの花の間に葉芽があるのが特徴です。

花の咲き方については、梅よりも花の数が多い桃の方が華やかさがあります。

花びらの形

梅の花びらは丸く、桃は楕円になっていて先が尖っています。

まとめ

この記事では、梅と桃の違いと見分け方をお伝えしてきました。

梅と桃は似ているところがあるものの、当然のことながら違いがあります。

ただ、違いとはいっても見分け方がわからない違いと、見分け方がわかる違いがあります。

そこで、前半では見分け方が難しい2つの違い、後半では見分け方がわかる3つの違いをご紹介しました。

梅も桃も、たくさんの品種がありますし個体差もあります。

ここで、ご紹介した見分け方についても絶対的ではありませんが、3つの違いがわかれば見分け方もより簡単になると思います。

桜ほどあちこちで植えられているわけではないものの、梅も桃も街中で見ることができる花木です。

春、街中で白・ピンク・紅色の花が咲いていたら、少し近寄ってその花を見てください。
きっと、梅と桃の違いがわかるはずです。

 
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