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正月飾りはいつからいつまで
この記事では、2024年の正月飾りはいつから飾るのか。そして、2025年の正月飾りはいつまで飾るのかをお伝えします。
日本には正月飾りの習慣がありますが、以前よりも見かけることが少なくなっているように思われます。
どうしてでしょうか。
単に、面倒だからなのか。
正月飾りを買うのがもったいないと思うからなのか。
あるいは、クリスマスリースを飾るのが一般的になっているからなのか。
正月飾りを飾る習慣が希薄になっているのには、いくつかの理由があるのかもしれません。
でも、正月飾りの習慣がなくなったわけではありません。
そこで、この記事では2024年の正月飾りはいつから飾るものなのか。
2025年の正月飾りは、いつまで飾っておくものなのかについてお伝えします。
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2024年の正月飾りはいつから飾るの
正月飾りは、いつから飾るのでしょうか。正月飾りを飾る時期のいつからには期間があり、12月13日から30日までとされています。
初日が12月13日となっているのは、12月13日が「正月事始め」。つまりお正月の準備をする、その開始日となっているためです。
ここで注意をしたいのは、この「いつから」の期間に12月31日が入っていないことです。
12月31日も年内に違いありませんが、12月31日に飾るのは「一夜飾り」といって年神様に対し失礼とされています。
意見が分かれるのは12月29日です。
正月飾りを飾る「いつから」期間の中でも、12月29日は飾っても良いという意見と、飾ってはいけないという意見が交錯しているようです。
12月29日に正月飾りを飾ってはいけないという根拠は、29日は「二重の苦」につながるというものです。
一方、12月29日に正月飾りを飾っても良いという意見の根拠は、29日は「福」につながるというものです。
後者の場合、12月29日にしめ飾りを飾るのは、むしろ縁起が良いと考えられます。
正月飾りをいつから飾るのか、その期間についての異論は少ないようですが、12月29日だけは正反対の意見があるようです。
では、2024年の正月飾りを飾る時期を曜日入りでご紹介します。
正月飾りを飾る時期の開始日(正月事始め) | 2024年12月13日(金) |
正月飾りを飾る時期の終了日 | 2024年12月30日(月) |
意見が分かれる日 | 2024年12月29日(日) |
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2025年の正月飾りはいつまで飾るの
正月飾りは、いつまで飾るのでしょうか。こちらについては「いつから」よりも、さらに意見が分かれています。
一般的に考えられているのは松の内まで。
松の内は年神様が家に滞在している期間のことで、正月飾りを飾るのは1月6日までとし、1月6日の深夜か1月7日の早朝に取り除くものとされています。
これに対して、1月14日まで飾るという意見もあります。
1月14日の翌日である1月15日は「小正月」です。
小正月までを松の内とし、この日までに正月飾りを取り除くというもので、特に関西地方に多いようです。
この場合、正月飾りは1月14日の深夜または15日の早朝に取り除くことになります。
なお、正月飾りをいつまで飾るのかについて、他の意見としては1月11日までというのもあります。
1月11日は鏡開き。
鏡開きは年神様にお供えしていた鏡餅を、雑煮やおしるこなどにして食べる行事のことで、この日に合わせて正月飾りを取り除くというものです。
このように、正月飾りをいつまで飾るのかについては、地域性があるようです。特に転居した場合は気をつけたいですね。
2025年の正月飾りを取り除く日
いつまで飾る | 取り除く日 |
松の内まで | 2025年1月6日(月)深夜又は1月7日(火)早朝 |
鏡開きまで | 2025年1月11日(土) |
小正月の前まで | 2025年1月14日(火)深夜又は1月15日(水)早朝 |
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さいごに 飾り終わった正月飾りはどうするの
この記事の最後に、取り除いた正月飾りはどうするのかについてご案内します。
避けたいのは、しめ飾りを一般ごみとして出してしまうことです。原則は、飾りおえた正月飾りは神社に持っていき供養してもらいます。
また、年神様を火に乗せて天にお返しする行事に「どんと焼き」があります。
どんと焼きは1月15日に行われる火のお祭りで、この日に正月飾りを持っていき供養をしてもらいます。
正月飾りを取り除く時期に小正月がありましたが、小正月に正月飾りを取り除き、それをどんと焼きで供養するのは理に適っているような気がします。
正月飾りをいつから飾るのかについては、全国的に概ね共通しているようです。
一方、いつまで飾るのかについては地域により差があるようです。同じ神様をお迎えするのに違いがあるのは面白いですね。
この記事では、正月飾りをいつからいつまで飾るのかご案内してきました。
正月飾りは昔よりは見る機会が少なくなっていますが、まだ習慣としては根強く残っています。
これからも、正月飾りを飾る習慣を大切にしていきたいですね。
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