朝顔が開花する時期や花が咲く時間を種類別にお伝えします

はじめに

この記事では、朝顔が開花する時期や花が咲く時間帯を、日本朝顔と西洋朝顔の種類別に分けてお伝えします

朝顔は夜に開花し、朝に花を楽しむことから、朝顔という名前がつけられています。

また朝顔は一日花ですが、次々に蕾をつけ花を咲かせるため、暑い夏でも長い期間、花を楽しめる貴重な植物です。

それでは、最初に日本朝顔と西洋朝顔の主な違いを簡単にご紹介した後で、朝顔が開花する時期や花が咲く時間帯を種類別にお伝えします。

日本朝顔と西洋朝顔の主な違い

日本朝顔と西洋朝顔の、一般的な違いを表にしてまとめてみました。

 

	日本朝顔	西洋朝顔
花の大きさ	小さい	大きい
花数	少ない	多い
葉の形	3つに分かれ葉裏にうぶ毛	ハート型でつるつるしている
つる	細い	太い
つるの長さ	短い	長い
耐暑性	強い	やや弱い
耐寒性	弱い	強い
成長の速度	早い	遅い

朝顔が開花する時期

朝顔の花は、暖地と寒地では開花する時期が異なるものの、基本的には夏から秋にかけて咲く花です。

ただ、日本朝顔と西洋朝顔では花が開花する時期に違いがあります。

日本朝顔が開花する時期

日本朝顔が開花する時期は7月～10月で、特に7月が見頃になります。

これは、日本朝顔が耐暑性が強いこと、成長の速度が速いことが影響しています。

西洋朝顔が開花する時期

西洋朝顔が開花する時期は8月～10月、特に9月が見頃になります。

また、品種によっては11月になっても花を咲かせるものもあります。

これは、西洋朝顔が耐暑性に対してやや弱いこと、成長の速度が遅いことが影響をしています。

西洋朝顔は、高温多湿の日本では暑さが少し落ち着いた頃が見頃になります。

朝顔の花が咲く時間

朝顔の花が咲く時間は、日本朝顔と西洋朝顔では少し異なっています。

また、朝顔は短日植物なので、昼の時間が短くなると花が咲く時間も少し早くなります。

日本朝顔の花が咲く時間

日本朝顔の花が咲く時間は早朝からで、一部の例外を除いては午前中に花を閉じてしまいます。

時期による違いとしては、7月～8月上旬は午前5時頃、8月中旬以降は午前5時前に花を咲かせるようになります。

西洋朝顔の花が咲く時間

西洋朝顔の花が咲く時間は日本朝顔と同じように早朝からですが、多くの西洋朝顔は午後3時頃まで花を開いています。

まとめ

この記事では、日本朝顔と西洋朝顔の違いをお伝えしたうえで、それぞれの朝顔が開花する時期や花が咲く時間帯をお伝えしました。

夏の暑い時期に花を楽しむのが日本朝顔、暑い盛りを少し過ぎたあたりから花を楽しむのが西洋朝顔。

また、より多くの花を楽しみたい、あるいは午後も花を楽しみたいという場合は西洋朝顔。

そして、つるの短い日本朝顔はプランターや鉢植え、つるか長い西洋朝顔はグリーンカーテン。

一口に朝顔と言っても、日本朝顔と西洋朝顔では楽しみ方が少し異なるようです。