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ひまわりの花が咲かない4つの理由を簡単にお伝えします

ひまわりの花
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はじめに

ひまわりの花が咲くのは7月から9月にかけてと1年の中でも最も暑い時期。

あまりの暑さで他の花が疲れてしまっていても、元気な花を咲かせるひまわりは貴重な存在です。

もっとも、ひまわりでも花が咲かない場合もあります。

種を蒔いて芽が出て順調に育っていた、あるいはホームセンターで苗を買ってきた。でも、花が咲かなかった。

こんな場合には、いくつかの理由があるはずです。

ひまわりはたくさんの品種があり、最近ではプランターでも育つミニひまわり、主に切り花に使われる矮性ひまわりも人気です。

ここでは、昔からよく見かける1メートル以上に育つ高性ひまわりの花が咲かない理由についてお伝えします。

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ひまわりの花が咲かない4つの理由とは

ひまわり(高性ひまわり)は、条件さえ整えば真夏に立派な花を咲かせる強健な1年草です。

育てやすく、大きな花を咲かせることから、ひまわり畑やひまわりの迷路も作られていて観光資源としても人気があります。

しかし、一定の条件がそろわないと、花が咲かないこともあります。

ひまわりの花が咲かない理由として考えられるのは、場所・日当たり・水・肥料の4つです。

植える場所

草丈の低いミニひまわりや矮性ひまわりの中には、密植した方が花つきが良くなるものもあります。

一方、ひまわりは株間を広く取らないと、思い通りに花が咲かない可能性があります。

こちらも品種で違いはありますが、ひまわりは周囲のひまわりとの競争を避け、風通しを良くするためにも、株間を取ることが基本です。

したがって、ひまわりはプランターではなく地植えで育てることが一般的になります。

また、ひまわりは強健な植物であることは確かですが、根が細いため植え替えを嫌います。

たとえば、苗をポットで買ってきた場合などは、できるだけ根を崩さず、早めに植え替えし、その後は植え替えをしないことが大切です。

日当たりと水

ひまわりは漢字で向日葵と書きます。

ひまわりは成長の一時期、蕾をつける頃までは太陽の方向に葉を向けようとするほど日光を好みます。

夏の暑い時期に咲く草花の中には、日陰や半日陰を好むものもありますが、ひまわりは日当たりの良い場所を好みます。

ひまわりは直射日光をたくさん浴びることで、茎が太く長く伸びて大きな花を咲かせます。

一方、強い直射日光を好むひまわりは必然的に水分の蒸発量も多くなります。

ひまわりは土の表面が乾いていたらたっぷり水を与えることが大切です。

ただし、暑い日中の水やりは根を傷つけてしまう可能性があるので、朝又は夕方に行います。

通常は1日に1回で十分ですが、特に晴れて気温が高い日は1日に2回水やりをすることもあります。

水やりで大切なのは、ひまわりは水の蒸発量が多いので、その分水分を補給しなければならないとしても、過度の水分補給は逆効果になってしまうということです。

ひまわりは過度に水分が多いと、徒長して花も咲きにくくなります。

水をあげないと枯れてしまうし、水が多すぎると徒長して花が咲かないこともありますが、基本的には土の表面が乾いていたらたっぷり水を与えることが大切です。

肥料

ひまわりは肥料食いの植物と言われています。

植え替えの時は元肥として緩行性肥料。その後も追肥が必要になります。

ただし地植えのひまわりの追肥は、余計な徒長を避けるため開花までとします。

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さいごに

ひまわり畑
この記事では、ひまわりの花が咲かない4つの理由を簡単にお伝えしました。

ひまわりは真夏でも育つ強健な植物ですが、一定の条件が整わないと花が咲かない可能性もあります。

もっとも、間隔をあけて植えることや、日当たりが良い場所に植えること、そして元肥を与えることは、最初の段階で決められるので難しくありません。

後は水やりと肥料ですが、より大切なのは水やりになります。

4つの理由と書くと、ひまわりの花を咲かせるのは難しいと思われがちですが、育てている最中は特に水やりに気をつければ、立派な花を咲かせる可能性も高くなります。

花が少ない盛夏に大きな花を咲かせるひまわりはやはり貴重な存在です。

 

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