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ラベンダーの剪定時期は年3回
ラベンダーは木本類(木)ですが、日本の高温多湿を苦手にしているため、一年草の扱いをされることが多い植物です。しかし、ラベンダーは剪定をしっかりと行えば高温多湿を克服して、品種によっては10年以上花を楽しむことができます。
ラベンダーの剪定時期は年3回と言われていますが、この記事ではそれぞれの時期の剪定の目的や方法をお伝えします。
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春の剪定の目的や方法
ラベンダーの剪定時期年3回のうち、最初に行うのは3月から4月にかけて行う春の剪定です。時期としては冬の休眠時期を経て、ラベンダーが成長を始める頃で、暖かな日が多くなるものの、しばらくすると梅雨が訪れる頃になります。
春の剪定の目的は、
1 風通しを良くする
2 樹形を整える
3 病虫害を防ぐ
などです。
そして具体的な方法としては、細い枝や内側に伸びている枝を中心に剪定し、ラベンダーを3分の1程度の大きさに維持します。
春の剪定をしっかりと行うことで、高温多湿に対する準備をすることができます。
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花後の剪定の目的や方法
ラベンダーの剪定時期年3回のうち、次に行うのは4月から9月にかけて行う花後の剪定です。花後の剪定の目的は、
1 風通しを良くする
2 新しい花の成長を促し花期を長くする
などです。
具体的な方法としては、花が終わり茎が茶色に変色した部分を切り取ります。
また、収穫したラベンダーをドライフラワーなどにしたい場合は、株全体の樹形を考えながら剪定を行うこともできます。
花後の剪定をしっかりと行うことで、ラベンダーの花を長く楽しむことができ、高温多湿による被害を抑えることかできます。
秋の剪定の目的や方法
ラベンダーの剪定時期年3回のうち、最後に行うのは10月から12月にかけて行う秋から冬にかけての剪定です。秋の剪定の目的は
1 冬の寒さに備える
2 樹形を整える
などです。
具体的な方法としては、株に残っている古い枝や細い枝、あるいは太すぎる枝を剪定します。
こうした枝を剪定することで、冬季におけるエネルギー消費を抑えることができます。
また、この時期に行う剪定は「強剪定」。
ラベンダーを3分の1程度の大きさにまで切り詰めるのも、ラベンダーをドーム型になるよう樹形を整えるのも、一般的にはこの時期に行います。
なお、秋の剪定をすると、ラベンダーが冬の寒さに耐えられなくなる事もあります。
そのような場合は、ラベンダーの剪定を年2回とし、秋の剪定を春に繰り延べして春にまとめて剪定を行うこともあります。
まとめ
この記事では、年3回のラベンダーの剪定時期それぞれにおける目的や方法をお伝えしました。
ラベンダーを長い間、木として楽しむ場合は、高温多湿に備えるための剪定が必要不可欠になるようです。
なお、ラベンダーの剪定時期は、品種や地域によって若干異なることがあります。
ラベンダーの株の様子を確認し、天候などの情況を確認しながら剪定を行ってください。
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