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七夕の短冊の処分方法は3つある
七夕まつりは全国各地で行われているだけでなく、多くの幼稚園や保育園でも年中行事の一つになっています。ところで七夕が終わった後、笹や竹あるいは短冊などの七夕飾りを、どのように処分すれば良いのか迷うことはありませんか。
この記事では、原則的な2つの方法と、現実的な1つの方法をご紹介します。
七夕の短冊などの処分に迷われたときは参考になさってください。
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七夕の短冊の処分 原則的な2つの方法
七夕で使った笹の葉や短冊は、川流しで処分する。もしくは、どんど焼きでお焚き上げをしていただき処分するのが、昔ながらの方法で原則と考えられています。
七夕の短冊の処分は地域により異なることがあるものの、川に流す又は焼いて処分するのが一般的でした。
川に流すのは短冊に書いた願い事が、ずっと続くようにという意味があると考えられていて、「流し雛」や「灯篭流し」と共通するものがあるようです。
また、お焚き上げには、短冊などを焼くことで、願い事が煙に姿を変えて天まで届くようにという意味があると考えられています。
何れにも共通するのは、笹や竹に結ばれていた短冊などもまとめて川に流す、あるいは焼くということです。
ただ現実問題としてはどうでしょうか。
特に難しいのは、川流しで処分するという方法です。
昔の、七夕飾りに使われていたものは、時間はかかるものの、いつかは自然に還る材料ばかりでした。
ところが、今ではそうでない材料が多く、環境保護の観点から川に流すのは適切ではありませんし、条例などで禁止されていることがほとんどではないでしょうか。
神社などでお焚き上げをしていただくのは、川流しで処分するよりも、まだ現実的です。
ただ、お焚き上げをしていただける神社は限られているので、あらかじめ実施の有無を確認しておく必要があります。
また、お焚き上げをしていただけるとしても、お焚き上げの日、お焚き上げ料の有無、お焚き上げには何が出せるのかも、あらかじめ確認しておくことが必要です。
お焚き上げに出せるのが可燃性のものだけの場合は、事前に燃えないものを外しておく必要があります。
七夕の短冊の処分の原則は2つあるとはいっても、現実的にはお焚き上げのみと言えそうです。
また、お焚き上げについても条例の制約がある場合もあれば、実際のお焚き上げについても細かな決まりごとが設けられていることもあります。
もっとも、一回確認しておけば、後は毎年同じルールで行われることも多いので、七夕の短冊の処分は、できることならお焚き上げがおすすめです。
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七夕の短冊の処分 現実的な1つの方法
近くにお焚き上げをしていただける神社がない。このような時は、自分で処分することを考えざるを得ません。自分で処分するときは、可燃物と不燃物を分けます。
そして小さく切り、白い紙の上に置き、塩でお清めをしたうえで、それぞれを包み込みます。
最終的には、可燃物・不燃物を、市町村で定められた日にごみとして出します。
なお、短冊については処分するという意見と、処分しないという意見がありました。
処分する場合は上記の通りです。
一方、短冊は処分せず、記念あるいは思い出として大切にとっておきたいというもので、七夕祭りの写真とともにアルバムに貼っておくという方も多いようです。
まとめ
この記事では、七夕の短冊の処分方法は3つあるということで、原則的な2つの方法と、現実的な1つの方法をお伝えしました。この中で、望ましいのはお焚き上げですが、現実的にはごみとして処分することが多いように思えます。
ところで、七夕まつりに使う竹や笹は、どちらも水揚げをしない植物です。
竹や笹は一度切ってしまうと、水を吸い上げないため、すぐに葉が丸まってちりちりになってしまいます。
そんなことを考えると、短冊は残しておくとしても、竹や笹は早めに処分するのが適切と言えそうです。
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