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3月の花といえば!木と草に分け14種類の植物をご紹介

3月の花といえばのサンシュユ
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3月の花といえば

この記事では「3月の花といえば」ということで、3月に見頃を迎える花14種類の名前や特徴を簡単にお伝えします。

ご紹介するのは、木本類(木)・草本類(草)の順番で、見頃は関東地方の平野部を基準に考えています。

地域で見頃が異なることもありますが、ご了承ください。

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3月の花といえば 木本類【木】

オウバイ

分類モクセイ科
見頃3月~4月
オウバイはモクセイ科の落葉低木です。

花は黄色で、形が梅に似ているため黄梅と表記されますが梅の仲間ではありません。

また、ジャスミンの花に似ているためウォータージャスミンという別名もありますが、オウバイに香りはありません。

オウバイは強健で、放任すると樹形が乱れるので、特に地植えにする場合は剪定が欠かせなくなります。

コブシ

3月の花といえばのコブシ
分類モクレン科
見頃3月~4月
コブシはモクレン科の落葉高木です。

一般的なコブシは大きな白い花を咲かせ、概ね同じ時期に白い花を咲かせるハクモクレンに似ています。

なお、コブシよりも花びらが細いシデコブシ、シデコブシの近縁種で紅色の花を咲かせるベニバナシデコブシなどもあります。

花つきが良いのは、コブシよりもシデコブシやベニバナシデコブシと言われています。

サンシュユ

分類ミズキ科
見頃3月~4月
サンシュユはミズキ科の落葉高木で、小さくて黄色い花がまとまり、塊のように咲くのが特徴です。

なお、秋には卵型の赤い実を楽しむことができます。

ジンチョウゲ

3月の花といえばのジンチョウゲ
分類ジンチョウゲ科
見頃3月~4月
ジンチョウゲはジンチョウゲ科の常緑低木で、花の色は赤や白です。

もっともジンチョウゲは、花よりも豊かな香りで人気があります。

ジンチョウゲは特別な手入れをしなくても育つ丈夫な花木ですが、根を傷めるとすぐに枯れてしまうため移植は厳禁と言われています。

トサミズキ

分類マンサク科
見頃3月~4月
トサミズキはマンサク科の落葉低木で、名前の通り土佐(高知県)に自生していた花木です。

トサミズキは、枝から淡黄色の花穂を下垂させるのが特徴で、地植えの他、切り花としても人気があります。

なおトサミズキの近縁種には、ヒュウガミズキがあります。

ボケ

分類バラ科
見頃2月~4月
ボケはバラ科の落葉低木です。

花の色は紅色が一般的ですが、白やピンク、あるいは紅白の花を咲かせる品種もあります。

丈夫なので庭木にも使われますが、花が美しく樹高も低いため、盆栽としても人気があります。

ミツマタ

3月の花といえばのミツマタ
分類ジンチョウゲ科
見頃3月~4月
ミツマタはジンチョウゲ科の落葉低木で、枝先に筒状の小さな小花を咲かせます。

花の色は一般的には黄色ですが、淡紅色のものもあります。

なお、枝が三本に分かれ、その先に花を咲かせることから、ミツマタという名前が付けられています。

ユキヤナギ

分類バラ科
見頃3月~4月
ユキヤナギはバラ科の落葉低木です。

柳のように枝垂れた枝に、小さくて雪のような白い花をたくさんつけることが、名前の由来になっています。

早春に咲く花は黄色やピンクの花を咲かせるものが多いようですが、白い花を咲かせるユキヤナギは案外と目立つ存在です。

レンギョウ

分類モクセイ科
見頃3月~4月
レンギョウはモクセイ科の落葉低木です。

レンギョウは、葉が出る前に直径2~3cmの小さくて黄色い花をびっしりと咲かせます。

美しさもさることながら、丈夫で育てやすいため人気のある花木です。

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3月の花といえば 草本類【草】

アイスランドポピー

3月の花といえばのアイスランドポピー
分類ケシ科
見頃12月~5月
アイスランドポピーは多年草ですが、高温多湿を苦手にしているため一年草として扱われています。

花の色が豊富なこと、花弁が薄紙のようであること、一つの株から次々と花を咲かせること、丈夫で育てやすいことで人気があります。

アイスランドポピーは春の景色にぴったりの花です。

チオノドグサ

分類ヒアシンス科
見頃3月~4月
チオノドグサはヒアシンス科の球根です。

花の色は青紫色が主ですが、白やピンクなどもあります。

チオノドグサは草丈が低く、植えっぱなしにしても増えていくことで人気があります。

ハナカンザシ

分類キク科
見頃12月~5月
ハナカンザシはキク科の多年草ですが、冬の寒さや、夏の高温多湿を嫌います。

そのため、冬は室内で管理し、夏は雨が当たらず風通しのよい戸外で管理するなどの工夫が必要です。

花の色は白やピンク、美しい花で人気があります。

フクジュソウ

分類キンポウゲ科
見頃2月~4月
フクジュソウはキンポウゲ科の多年草です。

フクジュソウは正月の花として知られていますが、実際の見頃は早春です。

花の色は黄色が主流ですが、白や紅色のものもあります。

なお、フクジュソウの花が開くのは晴れた日の昼間で、曇りの日や夜間は花を閉じます。

フリージア

3月の花といえばのフリージア
分類アヤメ科
見頃3月~4月
フリージアはアヤメ科の球根です。

花の色が豊富で、香りがあるので人気がありますが、寒さを苦手にしているため鉢植えで楽しむことが多い植物です。

3月の花といえばのまとめ

3月の花といえばということで、3月に見頃を迎える13種類の花の名前や特徴を、木と草に分けお伝えしました。

3月に見頃を迎える木に咲くのは、2月に引き続き黄色い花が多いようで、春に咲く花木は、黄色い花が主役と言ってもいいかもしれません。

3月は冬の名残で楽しめる花も限られていますが、それでもご紹介した花以外でもを楽しめるものはまだたくさんあります。

この記事では、主に3月に見頃を迎える花で、一般的に知られているものを中心にご紹介しました。

 

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