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目次
9月といえば
この記事では、9月といえばでイメージするものを、行事・花・祝日・暦・季節に分けお伝えします。9月の前半は残暑厳しい時期が続くものの、後半になると暑さも一段落。
過ごしやすい日が多くなる反面、台風などに注意が必要な季節になります。
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9月といえば 行事
9月1日 防災の日
1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんで設けられたのが防災の日です。また、8月30日から9月5日までを防災週間として、この期間に防災訓練などさまざまな行事が行われています。
9月9日 重陽の節句
1年には5つの節句があり、江戸幕府はこれを五節句として定めています。その五節句の最後が、9月9日の重陽の節句です。
江戸幕府は、単数で奇数を「陽の数」と考えていました。
9は単数では最大で奇数、その奇数が2つあることから重陽という文字が使われています。
重陽の節句では、菊のおひたし・菊の和え物などの菊料理、栗ご飯・栗きんとんなどの栗料理などの行事食があります。
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9月下旬 秋のお彼岸
お彼岸は、春と秋の年に2回あります。昼と夜の長さが概ね同じ日を、春は春分日、秋は秋分日と言います。
そして、春分日と秋分日を中日として前後3日間がお彼岸になります。
お彼岸は、ご先祖様がいる彼岸と、私たちが住む此岸が、最も近くなる日ということでお墓参りをする人が多くなります。
また、春のお彼岸はぼた餅、秋のお彼岸にはお萩が知られています。
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十五夜
十五夜は旧暦8月15日の夜のことで、十五夜にはお月見をする風習があります。旧暦の8月15日を現在の暦に合わせた場合、月日はその年によってまちまちになりますが、9月になることが多いようです。
なお、お月見は十五夜の他、十三夜や十日夜もあります。
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9月といえば 花
9月になっても夏の花は咲いていますが、9月になると秋をイメージさせる花も次々と出てきます。草本類(草)
花の種類 | 概ねの見頃 |
キク | 9月~11月 |
クジャクアスター | 9月~10月 |
シオン | 9月~10月 |
シコンノボタン | 9月~11月 |
シモバシラ | 9月~10月 |
シュウメイギク | 9月~10月 |
ステルンべルキア | 9月~10月 |
ホトドギス | 9月~10月 |
ミセバヤ | 9月~10月 |
木本類(木)
花の種類 | 概ねの見頃 |
キンモクセイ | 9月~10月 |
9月といえば 祝日
9月には、敬老の日や秋分の日といった祝日があります。また、祝日と土曜日・日曜日の並びによって大型連休が生まれることもあり、これをシルバーウィークと呼んでいます。
9月の第3月曜日 敬老の日
敬老の日は元々9月15日でしたが、ハッピーマンデー法により2003年以降は9月の第3月曜日になっています。敬老の日は全国各地で様々なイベントが催されます。
秋分の日
先ほどお伝えした秋分日が祝日になったのが、秋分の日です。秋分の日の月日は年により異なりますが、9月22日又は9月23日になります。
9月といえば 暦
ここでは、二十四節気と雑節についてお伝えします。二十四節気は1年を24に分け、それぞれに季節の言葉をつけたもの。
雑節は二十四節気を補うもので、より季節の様子を表すものです。
9月の二十四節気 白露と秋分
9月の二十四節気は白露と秋分があります。秋分については既にご紹介したので、白露についてお伝えします。
白露は、9月7日又は8日に訪れます。
白露は、草花に露が降りる時期であることから名づけられていて、まだ暑い日は続くものの、秋の気配を感じる季節を表しています。
9月の雑節 二百十日・二百二十日
立春の日を1日目として数え、立春の日から数えて209日後が二百十日、219日後が二百二十日です。なお、立春の月日はその年によって変わるため、二百十日は8月31日又は9月1日になります。
二百十日も二百二十日も、農家が収穫の時期を迎えるときですが、台風などの災害が多い時期でもあります。
その注意喚起のためにあるのが、二百十日や二百二十日と考えられています。
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9月といえば 季節
9月になると夏の暑さも一段落しますが、台風などに注意する時期になります。ここでは、9月の季節をイメージさせる言葉を2つご紹介します。
秋の長雨
秋の長雨の時期は、一般的には8月下旬から10月上旬まで、秋雨前線の影響によるものと言われています。秋の長雨は、梅雨に比べると期間が短いこと、それほどの雨量にはならないことが特徴ですが、台風が来ると大きな災害をもたらす可能性があります。
なお、秋の長雨の別名としては、すすき梅雨や秋霖(しゅうりん)などが知られています。
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秋の七草
9月になると秋の七草という言葉を聞くことが多くなります。秋の七草は、おみなえし・おばな(すすき)・ききょう・なでしこ・くず・はぎの7種です。
まとめ
この記事では、9月といえばを行事・花・祝日・暦・気候に分けお伝えしました。9月になると学校では新学期が始まり、夏の暑さが一段落すると秋の行事が行われるようになります。
もっとも9月は夏と秋の境目であるとともに、天気の変化にも注意が必要な時期であるようです。
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