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七五三は神社とお寺のどちらへ行けば良いのかをわかりやすく

七五三の子どものイラスト
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七五三は神社とお寺のどちらへ行くの

七五三は、三歳・五歳・七歳になった子供の成長を祝うもので、今でも日本の伝統的な行事の一つになっています。

もっとも伝統的行事であるため、さまざまなことで思い悩むこともあります。

その一つが、七五三に行くのは神社なのかお寺なのかということです。

七五三に行くのは神社であるべきという考えもありますが、一方ではお寺でも差し支えないという意見もあります。

この記事では、どうして七五三に行くのは神社であるべきなのか。

そして、どうしてお寺でも差し支えないのか、2つの意見の違いをわかりやすくお伝えします。

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七五三は神社へ行く

子供が誕生したとき行うのが初宮参りで、子供が生まれたことを神様に報告します。

その子供が成長したときに神様に感謝するとともに、今後の成長祈願をするのが七五三です。

したがって、七五三は神社へ行くべきという考えがあります。

そして行くべき神社は、子が生まれた場所を守る産土神(うぶすながみ)や、一族を守る氏神(うじがみ)の神社とする考えもあります。

また、そこまで厳密でなくても、そもそも七五三は仏教本来の儀式ではない。

あるいは、神社は七五三・結婚式など慶事の場所、お寺は葬儀・法事など弔事の場所。

だから七五三は神社へ行くべきという意見があります。

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七五三はお寺でも差し支えない

一方、七五三はお寺でも差し支えないという意見も決して少なくありません。

お寺は葬儀・法事など弔事の場所と書きましたが、お寺でも慶事である初参りや仏前結婚が行われています。

また、お寺では護摩や祈祷などを行っていただけます。

仏教の場合、宗派によって考え方に違いがあるので、すべてというわけではありませんが、現実的には七五三のご祈祷を受けつけているお寺はたくさんあります。

まとめ

この記事では、どうして七五三に行くのは神社であるべきなのか、どうしてお寺でも差し支えないのか。

2つの考えの違いを、できるだけ難しい言葉を避け、わかりやすくお伝えしました。

日本に元々あったのは神道で、仏教は後に伝来。

そして、神道と仏教が融合する神仏混合の時代が長く続き、明治時代の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で神道と仏教は分離します。

七五三は神社の儀式であったかもしれませんが、歴史的な経緯もあり、さまざまな意見が生まれるようになったのかもしれません。

七五三に行くのは神社であるべきなのか、お寺でも差し支えないのか。

この答えをだすのは困難ですが、現実を見ると多くのお寺で七五三のご祈祷を受けつけているのは確かです。

七五三は神社に行くのが基本とはいっても、お寺でも差し支えはない。

多くのお寺が七五三のご祈祷を受けつけ、実際に続いていることを考えると、それが現時点の答えであるように思われます。

 
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