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目次
はじめに
この記事では、ガーデンシクラメンの寄せ植えで相性がいい植物についてお伝えします。寄せ植えで相性がいい植物について、絶対的な正解はありません。
ただ寄せ植えする場合は、同じ環境を好む植物同士を組み合わせた方が、楽しめる期間が長くなります。
そこで、最初にガーデンシクラメンの特徴をご紹介した後で、寄せ植えで相性がいい植物についてお伝えします。
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ガーデンシクラメンの特徴
ガーデンシクラメンは、屋外でも楽しめるよう作られた品種です。そのため冬の寒さに強いのが特徴で、軽い霜が降りる程度の地域であれば、日当たりのよい屋外で育てることができます。
また、ガーデンシクラメンは夏の高温多湿を苦手にしていますが、上手に管理すれば夏越しして、次の年も花を楽しむことができます。
花期は、10月から翌年4月までと長く、草丈は20cm程度と低く、色は白・ピンク・紅などがあります。
なお、ガーデンシクラメンは過湿を嫌います。
水切れは禁物ですが、乾燥気味に育て、土の表面が乾いていたら水やりをすることが望まれます。
このような特性から、ガーデンシクラメンの寄せ植えで相性がいい植物を考えるときは、次の点がポイントになります。
★ ガーデンシクラメンの寄せ植えを作るときのポイント
1 寄せ植えの花は、ガーデンシクラメンと同じく花期が長いものを選ぶ。
2 寄せ植えを作るときは、草丈の低いガーデンシクラメンとのバランスを考える。
3 寄せ植えを作るときは、ガーデンシクラメンと他の植物の色のバランスを考える。
なお、ガーデンシクラメンは加湿を嫌うので、寄せ植えにする植物も加湿を嫌う植物を選びたいところです。
ただ、そのような植物はそれほど多くありません。
そうした場合は、花壇・鉢植えにかかわらず、ガーデンシクラメンだけをポット植えにして花壇や鉢にそのまま植える。
この方法であれば水やりの頻度を分けることができ、ガーデンシクラメンが根腐れする心配も減りますし、ガーデンシクラメンを夏越しさせる時の管理も楽になります。
※ ガーデンシクラメンに似たものにミニシクラメンがあります。ただし、ミニシクラメンは寒さに強くないので注意が必要です。
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寄せ植えで相性がいい花 ビオラ・パンジー
ガーデンシクラメンの寄せ植えで、もっとも使われるのがビオラやパンジーではないでしょうか。ビオラ・パンジーは、丈夫・花期が長い・花色が豊富・草丈が低い・安価であるという特徴があり、寄せ植えに限らず冬を代表する花と言えそうです。
一般的に、ビオラは花径5㎝未満、パンジーは5㎝以上で区分されるので、全体的なバランスを考えて選択するのがおすすめです。
一つの考え方として、広い場所であればパンジー、狭い場所であればビオラといったところでしょうか。
なお、ガーデンシクラメンの寄せ植えでビオラ・パンジーを使う場合は、特に注したい点があります。
それは、ビオラやパンジーは暖かくなると大きく成長することです。
ガーデンシクラメンはそれほど大きくなりませんが、ビオラ・パンジーは大きく葉を広げガーデンシクラメンの花を隠してしまいます。
寄せ植えでビオラ・パンジーを使う場合は、寄せ植えを作る段階で株間をあけて植えるのがおすすめです。
寄せ植えで相性がいい花 ポリアンサ・ジュリアン
プリムラポリアンサやプリムラジュリアンは、丈夫・花期が長い・花色が豊富・草丈が低い点はビオラ・パンジーに似ています。ただ、ビオラ・パンジーより少し高価であること、ビオラ・パンジーよりは寒さに弱いので、特に屋外に置く場合は注意が必要です。
なお、花径が大きいのがポリアンサ、小さいのがジュリアンとされています。
寄せ植えで相性がいい花 スイートアリッサム
スイートアリッサムは、10cm~15cmと草丈が低い植物です。花の色は白・ピンク・赤紫などで、カーペット状に広がって小さな花を咲かせます。
スイートアリッサムの弱点は寒さに弱いことで、霜に当たると傷んでしまいます。
屋外の場合は、霜が当たらない日当たりの良い場所であることが条件になります。
寄せ植えで相性がいい花 ノースポール
白い花を咲かせるノースポールは、丈夫で花期が長く、安価で花数も多い人気の花です。色数が少ないことを除けば魅力的な植物ですが、春になると大きく成長する点はビオラ・パンジーと同じです。
寄せ植えで相性がいい植物
ここでは、寄せ植えで相性がいい植物のいくつかをまとめてお伝えします。シロタエギク
シロタエギクは、5月頃に黄色い花を咲かせ、草丈も50cm程度になります。もっともシロタエギクで最も魅力的なのは葉で、冬の草丈が低い時期に見られる銀白色の葉は人気があります。
葉ボタン
葉ボタンも、主に冬の時期に葉の美しさを楽しむ植物として人気があります。葉牡丹は品種改良が盛んに行われてきたため、葉の形・葉の色などが様々にあるのが魅力です。
アイビー(ヘデラ)
アイビーはたくさんの品種がありますが、多くは安価で、常緑で、日陰でも育つという点で人気があります。寄せ植えにする場合、主役にはなりにくい植物ですが、わき役としての存在感は抜群です。
コニファー
コニファーは、針葉樹の総称で数多くの種類があります。寄せ植えで使われるコニファーは、まだ樹高が低いものが主ですが、それでもガーデンシクラメンよりは高くなります。
寄せ植えで高さにアクセントをつけたいときに、使われることが多い植物です。
まとめ
この記事では、ガーデンシクラメンの寄せ植えで相性がいい植物についてお伝えしました。
夏とは異なり、冬は長い期間、寄せ植えを楽しむことができます。
ガーデンシクラメンも花期が長いので、冬から春まで楽しめる寄せ植えを作れるといいですね。
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