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2024年の十六夜はいつ?読み方や意味などもお伝えします

湖に浮かぶ十六夜の月
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2024年の十六夜はいつ?

この記事では、2024年(令和6年)の十六夜はいつなのか、合わせて十六夜の読み方や意味もお伝えします。

月などの天体などについて書くと専門用語が多くなりがちですが、この記事では分かりやすさを心掛けたいと思っています。

まず、2024年の十六夜がいつなのかをご紹介します。

2024年の十六夜は、2024年9月18日(水)になります。

十六夜の読み方

十六夜は「いざよい」と読みます。

また、素直に「じゅうろくや」という読み方も間違いではないようです。

もっとも、十六夜の意味を考えると「じゅうろくや」よりも「いざよい」という読み方の方がしっくりといくようにも思われます。

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十六夜の意味とは

次に十六夜(いざよい)の意味についてお伝えします。

「いざよい」は「いざよう」から生まれています。そして「いざよう」には「ためらう」という意味があります。

「いざよい」には「ためらう」という意味があるようです。

ところで、十六夜といえば「十六夜の月」。十六夜の月というのは、月の満ち欠けに基づいた呼称になります。

月の満ち欠けは新月をスタートとします。

新月を1とすると、新月の翌日は二日月、その翌日は三日月となります。

これを積み重ねていくと、新月を1とした場合の15日目が十五夜。

その翌日が十六夜となります。

ところで、月の出の時間は日によって異なります。

たとえば、新月の月の出は朝、沈むのは夕方になります。

ただし、月の出は概ねですが24時間50分ごとになります。つまり新月以降、日を重ねるとともに月の出は遅くなります。

したがって、十五夜の月の出は夕方になりますが、十五夜の翌日である十六夜の月の出はさらに遅くなります。

さきほど、「いざよい」には「ためらう」という意味があると書きましたが、十五夜の翌日の十六夜の月の出は遅くなる。

十五夜に比べると、十六夜の月はためらいがちに出てくるということで、十六夜をいざよいと読むようになったと考えられています。

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さいごに 十六夜の月あれこれ

十五夜の月を満月と表現することがあります。

でも、実際のところ十五夜の月は満月であるとは限りませんし、十六夜の月も満月であるとは限りません。

十五夜の月や十六夜の月は、あくまでも新月を1とカウントした場合の15日目、あるいは16日目です。

一方、月の軌道が楕円であることや、月の軌道上の速度が異なることから、月が満月の形になる日は一定ではなく、その時々で微妙に違いはあります。

もちろん、満月になる周期はある一定の範囲内に収まるので、十五夜の月や十六夜の月が満月にならないわけではありません。

でも、十五夜の月=満月、十六夜の月=満月ということではなさそうです。

また、月の満ち欠けは毎月起こります。つまり、十五夜の月や十六夜の月は毎月あります。

十五夜の月や十六夜の月は、元来、江戸時代までの旧暦(太陰暦 月の満ち欠けに基づいた暦)で15日あるいは16日の夜の月のことです。

しかし、一般的に十五夜の月は旧暦8月15日の夜の月、十六夜の月は旧暦8月16日の夜の月のことをさします。

現在は旧暦ではなく新暦(太陽暦)が採用されています。

そのため、旧暦の十五夜の月や十六夜の月を新暦に置き換えたのが、現在の十五夜の月や十六夜の月になります。

十五夜も十六夜も必ずしも満月になるわけではありませんが、十五夜の月あるいは十六夜の月を眺めながら、秋の夜長を楽しみたいですね。

 
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