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季節

金木犀と銀木犀の共通点と違いをピンポイントで解説します

金木製のイメージイラスト

秋の一時期、街中を歩いていて馥郁(ふくいく)たる香りが、どこからともなく漂ってくることがあります。

なかには、トイレの芳香剤のようだとその香りを酷評する人もいますがこれこそ木犀。

木犀の香りは秋の深まりを感じさせてくれます。

ところで、木犀といえば金木犀(キンモクセイ)と銀木犀(ギンモクセイ)がありますが、果たしてこの香りはどちらなのでしょうか。

少し気になったので、金木犀と銀木犀の共通点。そして、金木犀と銀木犀の違いについて調べてみました。

 金木犀と銀木犀の共通点

金木犀と銀木犀は同じモクセイ科の植物です。

同じモクセイ科の植物なので当然のことながらいくつかの共通点があります。

まず、木の高さですが一般的に金木犀も銀木犀も数メートル、比較的低木です。

また、中国が原産であること、常緑であること、秋に小さな花を咲かせるというのも共通点として挙げられます。

なお、中国では金木犀を丹桂、銀木犀を桂花と表記するのが一般的なようです。

さらに、木犀は雌雄異株の樹木ですが日本には雄株しかないので結実をしません。

挿し木にして増やすというのも日本の場合の共通点でしょうか。

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 金木犀と銀木犀の違い

オレンジ色の金木犀の花
金木犀と銀木犀は同じモクセイ科の植物です。

ただし、金木犀と銀木犀は同じ樹木から種類が分かれたというわけではなく、銀木犀が先で、金木犀は銀木犀の変種と言われています。

そのため木犀と言えば、一般的には銀木犀のことを指すとも言われているようです。

このこと以外にも金木犀と銀木犀には、次のような違いがあります。

 花の色

その名前のとおり、金木犀の花の色は黄色あるいはオレンジ色の花。

銀木犀は、白い花あるいは薄いアイボリーの花を咲かせます。

 花の数

金木犀はたくさんの花を咲かせます。

一方、銀木犀の花の数は金木犀よりは少ないと言われています。

ただし、花の数は木のおかれた環境によっても異なりますし、どちらの木も空気が悪いと花の数を少なくさせてしまうようです。

 花の時期

これも環境によって多少異なりますが、花の咲く時期は金木犀が先で銀木犀が後のようです。

感覚でいえば金木犀が満開になったころ、銀木犀が咲き始めるといったところでしょうか。

 香り

金木犀も銀木犀も、その香りが特徴的です。

ただし、その強さは金木犀に強く、銀木犀が弱いとされています。

冒頭に歩いていると香りが漂ってくると書きましたが、銀木犀は近くに行かないと香りを感じないとも言われていますので、漂ってくる香りはどうやら金木犀のようです。

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まとめ

それでは、金木犀と銀木犀の違いについて、まとめてみたいと思います。

 
金木犀(キンモクセイ)銀木犀(ギンモクセイ)
花の色黄色あるいはオレンジ色白あるいは薄いアイボリー
花の数たくさんの花を咲かせる花の数は金木犀よりも少ない
花の時期早く咲く遅く咲く
香り強い弱い

さいごに

オレンジ色の金木犀の花
樹木の香りは、季節の移り変わりを感じさせてくれます。

たとえば沈丁花の香りは春の訪れを感じさせてくれます。

一方、金木犀(キンモクセイ)や銀木犀(ギンモクセイ)の香りは、秋の深まりを知らせてくれます。

木犀の香りが漂うのはほんの数日間にすぎませんが、この香りが漂うと何となくほっとした気持ちになるのは私だけでしょうか。