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2021年(令和3年)の正月事始めはいつ?
この記事では、正月事始めについてご案内をしていきます。正月事始めは、「正月ことはじめ」と表記されることがあります。
また、正月事始めを省略して、単に「事始め」または「ことはじめ」と表記されることもあります。
では、正月事始めの日はいつになるのでしょうか。正月事始めの日は、毎年一定の時期で曜日は関係ありません。
正月事始めの日は、毎年12月13日。
したがって、
2021年の正月事始めの日は、2021年(令和3年)12月13日(月曜日)になります。
では、正月事始めにはどのような意味があるのか。そしてどのようなことを行うのかについて、簡単にご案内をしていきます。
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正月事始めの意味とは
事始めではイメージとしては弱いものがあります。しかし、正月事始めと言われれば、正月事始めは正月に何か縁のある行事であることが推測できます。
では、正月事始めには、どのような意味があるのでしょうか。
正月事始めの日は、本格的に正月を迎える準備をするスタートの日とされています。
したがって、正月事始めは実際の正月より前になければいけない。それが、正月事始めの日を12月13日にしているようです。
正月を迎えるためには相応な準備が必要。そのため正月事始めの日は、正月よりもかなり早い時期になっています。
正月事始めの行事とは
正月事始めの日は、正月の準備をするスタートの日であるとご案内をしました。
では、正月事始めでは具体的にどんなことをするのでしょうか。
正月事始めで行う行事の代表例としては、煤払い(すすはらい)と松迎えがあります。
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煤払い(すすはらい)とは
煤払いは、簡単に言えば年末の大掃除です。屋内の天井や壁にたまった煤の掃除をすることから煤払いと言われています。また、屋内と書きましたが、それは居住スペースに限らず家の中の神棚や仏壇も清めることを意味しています。
日本には年神様(としがみさま)という考えがあります。
年神様は元旦になると高い山から下りてきて、家に1年の幸せをもたらすというものです。
その年神様をお迎えするために、煤払いをしておくというものです。
そう考えると、煤払いは単に年末の大掃除というよりも、さらに神聖なもの。煤払いには、年神様を迎えるための神事という意味もあるようです。
なお、年神様は歳神様、歳徳神(としとくじん)と表されることもあります。
松迎えとは
松迎えは、正月の門松を用意するために恵方の山に松を伐りに行く日。そして、正月のお雑煮を作るための薪を取りに行く日という意味があります。
門松は年神様を迎えるために必要なものと考えられています。
年神様が家にやってくるとき、まずは目印が必要です。また、松の木は神聖なものと考えられていました。
そのため松迎えで松を用意して、煤払いが終った後に門松の用意をする。
これが一般的な正月の準備の順番となっていたようです。
また、正月には餅がつきものです。
正月事始めの行事として、この記事では煤払いと松迎えをご案内してきましたが、餅つきも正月事始めの行事の一つとされています。
正月事始めの日以降に餅をつき、正月にお雑煮にして食べる。
お雑煮を作るのには火が必要です。そのため松迎えの時に、そのための薪を用意しておく。
これも正月事始めの行事としては重要な意味を持っていました。
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さいごに
この記事では、12月13日が正月事始めの日であること。
そして、2021年(令和3年)の正月事始めの日は、2021年12月13日(月曜日)になることをお伝えしてきました。
また、正月事始めにはどんなことをするのかということで、煤払いと松迎えのご案内をしてきました。
正月事始めについて考えると、関西地方ではもう一つの行事があるとされています。
それがお歳暮です。
関東地方の場合、お歳暮を贈る時期は12月初旬からとされています。それに対して関西地方はもう少し遅く12月13日以降。
つまり、正月事始めの日以降にお歳暮を贈るとされています。
特に関東から関西にお歳暮を贈るような場合は、少し注意が必要かもしれないですね。
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