クリスマスツリーの飾りの意味とは！10種類を簡単解説します

クリスマスツリーの飾りの意味とは

この記事では、クリスマスツリーの飾り10種類の意味を、それぞれ簡単にお伝えします。

クリスマスの季節になると、きらびやかな飾り(オーナメント)をつけたクリスマスツリーをあちこちで見かけるようになります。

ところで、クリスマスツリーの飾りには何か意味があるのでしょうか。

どうやら、クリスマスツリーの飾りには、種類ごとに深い意味があるようです。

クリスマスツリーの飾りの意味　トップスター(星)

一般的に、クリスマスツリーの一番上には星が飾られていますが、これがトップスターです。

イエス・キリストが誕生した際、その誕生を知らせたのが「ベツレヘムの星」で、この星に導かれた東方の三博士がエルサレムへ向かい、キリストを拝んだという聖書の逸話に由来するのがトップスターです。

トップスターはベツレヘムの星を象徴する飾りで、希望や導きのシンボルという意味があります。

クリスマスツリーの飾りの意味　クリスマスボックス

イエス・キリストが誕生した際、東方の三博士は金・乳香・没薬を贈り物にします。

この贈り物にちなんでいるのがクリスマスボックスで、与える愛を意味するとされています。

クリスマスツリーの飾りの意味　ベル(鈴)

イエス・キリストが誕生した際、その誕生を知らせるため、天使がベルを鳴らしたという逸話があります。

このことからベルの音は喜びの音とされ、目覚めや祝福、あるいは魔除けの意味もあるとされています。

クリスマスツリーの飾りの意味　オーナメントボール(丸い飾り)

オーナメントボールは、ガラスやプラスチック製の球形の飾りです。

オーナメントボールは元々はリンゴで、アダムとイブが食べた禁断のリンゴをイメージして、生きる喜びや豊かな実りを意味していました。

現在のオーナメントボールは、世界の平和・永遠の命・豊かな実りの象徴とされていますが、色によっても持つ意味が異なっています。

オーナメントボールの中でも、赤は神の愛、白は雪や純潔、緑は力強い生命力、金や銀は希望を意味するとされています。

クリスマスツリーの飾りの意味　リボン

リボンには、大切な人との永遠の絆を願うという意味が込められています。

クリスマスツリーの飾りの意味　キャンディケイン(杖型キャンディ)

イエス・キリストの誕生を祝うため羊飼いたちが訪れます。

キャンディケインは、羊飼いが羊を導く際に使う杖をイメージしたもので、キリストが人々を導いてくれるという意味があります。

また、杖は赤と白のストライプになっていて、赤はキリストの血、白は純潔を表すとされています。

なお、杖を逆さにするとJesus・christ(イエス・キリスト)のJを表すという説もあります。

クリスマスツリーの飾りの意味　天使

イエス・キリストの誕生を羊飼いたちに伝えたのが天使です。

天使は神の使いであり、喜びの伝達者ということで、神の愛・平和・祝福という意味があります。

クリスマスツリーの飾りの意味　雪の結晶・雪

白い雪の結晶や雪は、罪を洗い流す純粋さを象徴するもので、神聖・純潔・清らかという意味があります。

クリスマスツリーの飾りの意味　靴下

靴下は、クリスマスのプレゼントを受け取る入れ物という意味があります。

これは聖ニコラウスが貧しい子どもたちに金貨を贈った時に、その金貨が偶然靴下に入ったという逸話に由来しています。

クリスマスツリーの飾りの意味　イルミネーション

昔はろうそくでしたが、現在はイルミネーション(電飾)が使われています。

ろうそくやイルミネーションには、イエス・キリストの世を照らす光という意味があります。

まとめ

この記事では、クリスマスツリーについている飾り10種類の意味についてお伝えしました。

クリスマスツリーの飾りは、クリスマスツリーを彩る単なる飾りではなく、それぞれにキリスト教の教えに由来する意味が込められているようです。

クリスマスツリーの飾りつけをするときに、飾り一つひとつ意味を考えながら飾ることで、心のこもったクリスマスを迎えることができるのではないでしょうか

さいごに、この記事でご紹介したクリスマスツリーの飾り10種類の意味を、一覧でお伝えします。

クリスマスツリーの飾りの意味

トップスター(星)	希望・導き
クリスマスボックス	与える愛
ベル(鈴)	目覚め・祝福・魔除け
オーナメントボール	世界の平和・永遠の命・豊かな実り 赤は神の愛・白は雪や純潔・緑は力強い生命力・金や銀は希望
リボン	永遠の絆
キャンディケイン	人々を導いてくれる 赤はキリストの血・白は純潔
天使	神の愛・平和・祝福
雪の結晶・雪	神聖・純潔・清らか
靴下	プレゼントを受け取る入れ物
イルミネーション	世を照らす光