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はじめに
1月は正月に関わる行事がいくつもありますが、その一つが鏡開きです。では、鏡開きはいつなのか決まりはあるのでしょうか。
この記事では、全国の多くの地域で行われている2025年の鏡開きの月日と、異なる時期に行われる鏡開きの月日についても合わせてお伝えします。
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2025年の鏡開きはいつ?
鏡開きは風習の一つなので全国一律というわけではありませんが、多くの地域では1月11日に行われています。したがって、2025年の鏡開きを曜日入りでお伝えすると、2025年1月11日(土曜日)になります。
もっとも年によっては、曜日の関係から1月11日前後の土曜日や日曜日に鏡開きが行われることもあります。
ところで、1月11日に鏡開きを行う地域が多いものの、異なる月日で鏡開きを行っているところもあります。
知られたところでは、1月4日に鏡開きを行う、あるいは1月20日に鏡開きを行うなどが知られています。
次に1月11日、あるいはそれ以外の日に鏡開きを行う場合の、それぞれの理由などを簡単にお伝えします。
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2025年1月4日に鏡開きを行う
鏡開きを1月4日に行うのは、京都や近隣の一部地域と言われています。なぜ1月4日に鏡開きを行うのかは定かではありませんが、正月三が日と言われるように、正月は1月3日までという考えがあるのかもしれません。
2025年1月11日に鏡開きを行う
全国の多くの地域で鏡開きが行われるのが1月11日です。では、どうして1月11日に鏡開きが行われるか。
これには次のような説があります。
1月20日が1月11日になった
昔は、二十日正月といって1月20日が正月の終わりとされていました。二十日正月は、正月の食べ物をすべて食べ終える日で、鏡開きもそれに合わせて1月20日に行われていました。
しかし、江戸幕府第三代将軍徳川家光が慶安4年4月20日に亡くなったことで、月命日にあたる1月20日を避け1月11日になったと言われています。
ただ、どうして1月11日になったのか、はっきりとしたことは分かりません。
1月11日は松の内が影響
松の内がいつまでかは、地域によって異なります。たとえば、関東・東北・九州地方では多くの地域で、松の内は1月7日まで。
関西地方の多くの地域の松の内は1月15日まで。
松の内が1月7日までの地域は、鏡開きをその後の1月11日に行う場合が多いようですが、こちらについてもどうして1月11日になったのかは分かりませんでした。
一つの考えとしてあるのが蔵開きです。
蔵開きは、大名家であれば初めて米蔵を開く日、商家であれば初めて蔵を開く日、農家であれば田畑に初めて鍬を入れる日。
何れもお祝いの日とされ、1月11日に行われていました。
なぜ鏡開きが1月11日になったのかは定かではないものの、蔵開きが関連しているのではないかという説もあるようです。
2025年1月20日に鏡開きを行う
先にお伝えした通り、関西地方の多くの地域の松の内は1月15日まで。松の内を1月15日までとする地域では、その後の二十日正月に鏡開きを行うことが多いようです。
まとめ
日本の多くの地域で、2025年の鏡開きは2025年1月11日(土曜日)に行われます。しかし、すべてが1月11日というわけではなく、1月4日や1月20日、あるいはそれ以外の日もあるかもしれません。
ところで、大きな餅は切ったり割ったりして食べますが、切る・割るは縁起が悪いということで、鏡開きは開運につながる開くの文字が使われています。
鏡開きの日が異なっていても、幸せを願う気持ちは全国共通のようです。
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