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東京都の梅の名所12選!300本以上の花が楽しめる場所や特徴とは

紅梅と青空
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東京都の梅の名所

初春の訪れを教えてくれる梅は、全国に名所と言われる場所も数多くありますが、この記事では東京都内の梅の名所をご紹介します。

お伝えするのは、東京都内で概ね300本以上の花が楽しめる梅の名所12か所の場所や特徴です。

梅が咲く季節になったら、お近くの梅の名所を訪ねてみてはいかがでしょうか。

※ 梅はその年の天候で見頃が変わることや、梅の名所の中には開園期間・時間や入園料などが定められている場合もあるので、公式サイト等で確認のうえお出かけになってください。

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東京都の梅の名所 湯島天満宮【文京区】

所在地東京都文京区湯島3-30-1
アクセス東京メトロ千代田線「湯島駅」徒歩2分
東京メトロ銀座線「上野広小路駅」より徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」より徒歩10分
JR山手線・京浜東北線「御徒町駅」より徒歩8分
都営地下鉄大江戸線「上野御徒町駅」より徒歩5分
梅の概ねの本数300本
文京区は花に関するイベントが多い区で、例年、文京五大花まつりが開催されています。

その中で早春に開催されるのが、湯島天満宮の文京梅まつりです。

湯島天満宮に植えられている梅の大きな特徴は、300本のうち8割が白梅であることです。

なお、湯島天満宮は学問の神様で知られる菅原道真を祀る神社で、梅の花が咲く時期は受験シーズン。

特に土曜日や日曜日はとても混雑する可能性が高いので、事前の情報確認がおすすめです。

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東京都の梅の名所 新宿御苑【新宿区】

所在地東京都新宿区内藤町11
アクセスJR・京王・小田急線「新宿駅」より徒歩10分
西武新宿線「西武新宿駅」より徒歩15分
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」より徒歩5分
東京メトロ副都心線「新宿三丁目駅」より徒歩5分
都営新宿線「新宿三丁目駅」より徒歩5分
梅の概ねの本数300本
新宿御苑は58ヘクタールという広大な敷地を有していて、入口も大木戸門・千駄ヶ谷門・新宿門の3か所あります。

新宿御苑の約300本の梅は苑内各所にあります。

たとえば、大木戸門近くの玉藻池周辺、千駄ヶ谷門門近くのモミジ山にも梅はありますが、もっとも梅が多いのは新宿門より約400mの場所にある楽羽亭です。

楽羽亭は日本庭園にあるお茶室で、この周辺に約80本の白梅や紅梅が植えられています。

他の梅の名所と比べて楽羽亭周辺の梅は多いとは言えませんが、新宿御苑にはたくさんの種類の花があります。

梅の花が咲く季節には、蝋梅、福寿草、水仙、椿、寒桜などの花も楽しめるのではないでしょうか。

東京都の梅の名所 羽根木公園【世田谷区】

所在地東京都世田谷区代田4-38-52
アクセス小田急線「梅ヶ丘駅」より徒歩5分
井の頭線「東松原駅」より徒歩7分
梅の概ねの本数60品種以上・650本
羽根木公園は約8万㎡の面積を有する世田谷区立の公園です。

羽根木公園の花木では桜やつつじも知られていますが、何よりも有名なのは梅で、梅の見頃の季節にはせたがや梅まつりが開催されています。

羽根木公園で、まとまった数の梅が植えられているのは公園南側斜面の梅林で、650本の梅のうち約4割が紅梅、約6割が白梅になっています。

桜と比べて梅は開花期間が長いのが特徴ですが、羽根木公園は梅の品種が多いのでより長く梅の花が楽しめる梅の名所になっています。

なお、梅林の最寄り駅は小田急線「梅ヶ丘駅」なので、梅を眺めに行くときは同駅の利用がより便利です。

東京都の梅の名所 池上梅園【大田区】

所在地東京都大田区池上2-2-13、池上2-3-2
アクセス東急池上線「池上駅」より徒歩20分
都営地下鉄浅草線「西馬込駅」より徒歩10分
梅の概ねの本数30品種・370本
池上梅園は日本画家の伊東深水の邸宅があった場所で、その後東京都の所有を経て、現在は大田区の所有になっています。

そして大田区の花が梅であったことから植栽が始まり、現在は東京都の梅の名所の一つに数えられるようになっています。

池上梅園の面積は1万㎡弱、傾斜地が多いのが特徴で、梅も傾斜地を中心に植えられています。

傾斜地は急坂になっている場所があるものの、遊歩道も整備され、上の見晴らし台からは眼下の梅を眺めることができます。

また、梅の密集度が高いので傾斜地の下からも梅の花の景色を眺めることができます。

なお、池上梅園では梅だけでなく、春にはつつじを楽しむことができます。

東京都の梅の名所 亀戸天神社【江東区】

所在地東京都江東区亀井戸3-6-1
アクセスJR総武線「錦糸町駅」または「亀戸駅」より徒歩15分
東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」または「押上駅」より徒歩15分
梅の概ねの本数50品種・300本
亀戸天神社で有名な花木は初春の梅と春の藤で、それぞれの見頃の季節に亀戸天神社梅まつりと亀戸天神社藤まつりが開催されています。

約300本の梅の中で有名なのは、菅原道眞公の5歳の像の傍らにある「五賢の梅」で、一本の梅の木から紅と白の両方の花を咲かせます。

学問の神様と言われる菅原道真を祀る亀戸天神社は、受験シーズンになると多くの人が参拝に訪れます。

亀戸天神社梅まつりと受験シーズンは時期が重なるので、特に土曜日や日曜日は混雑する可能性があります。

東京都の梅の名所 赤塚溜池公園&都立赤塚公園【板橋区】

赤塚溜池公園
所在地東京都板橋区赤塚5-35-27
アクセス都営三田線「西高島平駅」より徒歩13分
東武東上線「下赤塚駅」より徒歩25分
梅の概ねの本数600本(赤塚溜池公園200本・都立赤塚公園400本)
板橋区立の赤塚溜池公園は、敷地内に美術館や郷土資料館があります。

赤塚溜池公園に隣接する小高い丘を登ったところにあるのが都立赤塚公園で、敷地内には野球場やテニスコートなどがあります。

赤塚溜池公園の梅の本数は、白梅や紅梅の合計で約200本。

一方、都立赤塚公園内にはかつて農家が所有していた梅林があり、白加賀を中心に約400本の白梅があります。

梅の見頃の時期には、赤塚溜池公園を中心に赤塚梅まつりが開催されています。

東京都の梅の名所 府中市郷土の森博物館【府中市】

所在地東京都府中市南町6-32
アクセス武蔵野線・南武線「府中本町駅」より徒歩20分
京王線・南武線「分倍河原駅」より徒歩20分
西武多摩川線「是政駅」より徒歩20分
梅の概ねの本数120種・1,300本
府中市郷土の森博物館の面積は約14万平方メートル、敷地内には博物館や復元建築物など様々な施設があります。

また府中市郷土の森博物館は、ロウバイ・梅・紫陽花・彼岸花など、一年を通して様々な花が楽しめることでも知られています。

府中市郷土の森博物館で梅が見られるのは、正門(受付)から約400メートルほど歩いた梅林です。

梅は本数が多いので見ごたえがありますし、品種も多いので長い期間楽しむことができます。

梅の見頃の時期には、郷土の森梅まつりが開催されています。

東京都の梅の名所 谷保天満宮【国立市】

所在地東京都国立市谷保5209
アクセスJR南武線「谷保駅」より徒歩3分
梅の概ねの本数350本
谷保天満宮は菅原道真公を御祭神とする神社で、湯島天満宮や亀戸天神社とともに関東三大天神の一つに数えられ、受験シーズンには多くの受験生が合格祈願に訪れます。

受験生が合格祈願する時期と、梅の咲く時期は概ね同じなので、特に土曜日や日曜日は混雑する可能性があります。

もっともアクセス便利なのが谷保天満宮の大きな特徴なので、梅の見頃の季節に観梅を楽しんではいかがでしょうか。

なお、梅の見頃の時期には谷保天満宮梅まつりも開催されています。

東京都の梅の名所 国営昭和記念公園【立川市】

所在地東京都立川市緑町3173
アクセス(一部をご紹介)西立川口 ⇒ JR「西立川駅」より徒歩2分
砂川口 ⇒ 西武拝島線「武蔵砂川駅」より徒歩20分
梅の概ねの本数300本
昭和記念公園は約163ヘクタールの広大な敷地を有していて、入園口も複数あります。

広い面積の中での300本の梅なのであまり目立ちませんが、昭和記念公園では2か所でまとまった数の梅が植えられています。

まず、花木園南側の梅林には約100本の梅があります。

梅林は広い園路から少し離れた場所にあるので分かりにくいかもしれませんが、梅林の近くには園内サイクリングコースの駐輪場P6・P7があるので、そのあたりを目指せば迷う心配は少なくなります。

梅林の最寄りの入園口は西立川口で、西立川口から梅林までは徒歩約10分です。

次に、こもれびの池・こもれびの里にも約100本の梅があります。

最寄りの入園口は砂川口で、砂川口からこもれびの池・こもれびの里までは徒歩5分~10分です。

なお、梅林とこもれびの池・こもれびの里は、徒歩で20分~30分の距離にあります。

東京都の梅の名所 京王百草園【日野市】

所在地東京都日野市百草560
アクセス京王線「百草園駅」より徒歩10分
梅の概ねの本数50種・500本
京王百草園は、京王グループが所有する面積約26,000㎡の庭園で斜面に立地しています。

百草園駅から向かった場合、京王百草園までの距離はそれほど長くないものの上り坂が続きます。

また、京王百草園の入口は園の一番下になるので、入園してからも上り坂が続きます。

もっとも、そのことを除けば園内はきれいに整備され、花木も丁寧に育てられています。

京王百草園の梅は園内各所で見ることができますが、入園口から石段を登ったところにある松連庵周辺がおすすめです。

京王百草園では梅の見頃の時期に京王百草園梅まつりが開催されますが、各種イベントも松連庵周辺で開催されています。

また、園内の見晴らし台まで行けば、晴れた日には富士山や東京スカイツリーが見え、眼下の梅を眺めることもできます。

東京都の梅の名所 高尾梅郷【八王子市】

高尾梅郷は、旧甲州街道沿いの約5㎞の間に点在する8か所の梅林などの総称で、距離は約5㎞、合わせて約1万本の梅が植えられています。

最寄り駅はJR中央線「高尾駅」で、駅に最も近いのは遊歩道梅林、もっとも遠いのは小仏梅林です。

また標高は高尾駅付近が低く、小仏梅林が高くなります。

距離は5㎞とありますが、それぞれの梅林を訪ねると歩く距離はそれ以上になるので、訪ねる時は歩き方が最大の問題になります。

高尾梅郷の一部ではなく、すべてを徒歩で巡ると往復で最低でも10㎞、実際に歩く距離はそれ以上になりますし、標高差もあるのでまさにハイキングです。

また、高尾駅から小仏梅林までは路線バスもあるので、行きまたは帰りの何れかでバスを使うという方法もあります。

高尾梅郷は距離も長ければ梅の本数も多いので、計画的に巡るのがおすすめです。

東京都の梅の名所 吉野梅郷【青梅市】

梅の公園
所在地東京都青梅市梅郷4-527
アクセスJR青梅線「日向和田駅」より徒歩20分
青梅市・吉野梅郷観光協会のパンフレットによれば、吉野梅郷はJR日向和田駅から二俣尾駅まで2駅の区間で約6㎞のモデルコースが示されています。

実際にすべてを歩く方もいるかと思いますが、吉野梅郷の中心となるのが「梅の公園」で、吉野梅郷梅まつりでは各種イベントの多くが開催されています。

梅の公園は全国でも有数の梅の名所として知られていましたが、ウイルスに感染して2014年にすべての梅が伐採され、2019年に再植樹が始まり1,200本の梅が植えられています。

梅の公園の面積は4.5ヘクタールと広いものの、植えられている梅の本数は以前より少なく、梅も若木のため見ごたえという点ではまだ回復途上にあります。

ただ梅の公園は山の斜面に立地していて、上まで昇れば景色が楽しめますし、梅だけでなく同時期に咲く花木などもあります。

なお、梅の公園は梅より少し前に見頃を迎えるロウバイの名所としても知られています。

まとめ

白梅と青空
この記事では、東京都内で概ね300本以上の花が楽しめる梅の名所12か所の場所や特徴をお伝えしました。

梅の花が咲く時期は早春で寒い日もありますが、梅の花は見頃の期間が長いので、暖かな日に眺めにいかれてはいかがでしょうか。

なお梅の名所の中には、開園期間や開園時間が定まっている場所があったり、有料の場所もあります。

また、その年の天候で見頃が少し変わっている可能性もあるので、訪ねる際はあらかじめ各施設の状況を確認の上、お訪ねになってください。

 
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