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関東の三大師の由来や寺院とは!関東厄除け三大師とは何が違うの

関東地方では年末年始になると、厄除けで有名な寺院のCMが盛んに流れるようになります。

私自身も厄除けに行こうと思いインターネットで調べていたところ、不思議なことに気がつきました。

それは関東地方では、「関東の三大師」と「関東厄除け三大師」が有名だということです。

そして、さらに調べると関東の三大師と関東厄除け三大師は名前は似ているけれど、含まれている寺院は全く異なるということです。

そこで、この記事では関東の三大師の由来やその中に入っている寺院について、お伝えをしていくことにしました。

関東地方で厄除けに行こうと考えている方は、参考になさってください。

■関東の三大師

佐野厄除け大師(さのやくよけだいし)

青柳大師(あおやぎだいし)

川越大師(かわごえだいし)

関東の三大師の由来

関東の三大師は、元三大師(がんざんだいし、912年~985年)に由来する寺院です。

元三大師は、良源(りょうげん)または慈恵大師(じえだいし)としても知られています。

なお、元三大師の名前は、正月3日に亡くなったことに由来するといわれています。

元三大師は天台宗の僧で、一時期荒廃していた比叡山延暦寺を再興したことから「延暦寺中興の祖」として知られています。

また、元三大師は現代にも伝わる「おみくじ」の創始者とも言われていますが、合わせて「厄除け大師」としても有名です。

この元三大師を祀る寺院の中でも、特に3つの寺院を関東の三大師と称しています。

なお、関東の三大師といわれる候補は3つ以上あるようですが、一般的に佐野厄除け大師、青柳大師、川越大師の3つがあげられます。

※ 関東厄除け三大師の大師は弘法大師のことで、関東厄除け三大師に含まれるのは真言宗の寺院になります。

 
■合わせて読みたい

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関東の三大師1 佐野厄除け大師

所在地栃木県佐野市金井上町2233
アクセス東武佐野線「佐野市駅」より徒歩10分
JR東日本・東武両毛線・佐野線「佐野駅」より徒歩15分
佐野厄除け大師は天台宗に属する寺院で、正式名称は春日岡山転法輪院惣宗官寺(かすがおかやまてんぼうりんいんそうしゅうかんじ)。

佐野厄除け大師は通称で、建立されたのは944年です。

関東地方では年末になるとたくさんのCMが流れることでも知られていて、厄除け大師の中でもとりわけ知名度が高いようです。

関東の三大師2 青柳大師

所在地群馬県前橋市龍蔵寺町68
アクセス上毛電気鉄道上毛線「中央前橋駅」より徒歩50分
青柳大師は天台宗に属する寺院で、正式名称は青柳山談義堂院龍蔵寺(せいりゅうさんだんぎどういんりゅうぞうじ)。

青柳大師は通称で、建立されたのは784年です。

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関東の三大師3 川越大師

川越大師川越大師
所在地埼玉県川越市小仙波町1-20-1
アクセス東武東上線・JR川越線「川越駅」より徒歩約20分
東武東上線「川越市駅」より徒歩約18分
西武新宿線「本川越駅」より徒歩約15分
川越大師は天台宗に属する寺院で、正式名称は星野山無量寿寺喜多院(せいやさんむりょうじゅじきたいん)。

川越大師は通称で、正式名称の一部をとった喜多院という名前でも知られています。

川越大師が建立されたのは830年です。

川越は埼玉県の中でも有数の観光地で1年を通して、たくさんの人で賑わっています。

もちろん正月も大混雑ですが、川越大師の周囲には数多くの観光スポットもありますので、正月気分を堪能することもできそうです。

まとめ

この記事では、関東の三大師と言われる3つの寺院について簡単にご紹介をしてきました。

関東の三大師の大師とは元三大師のことで、したがって関東の三大師はすべて天台宗の寺院であることがわかります。

関東に住んでいると、年末から年始にかけて初詣や厄除けで多くのCMが放映されています。

これまではあまり気に留めることはありませんでしたが、これからは関東の三大師と関東厄除け三大師の違いを理解して訪れたい。

個人的にはそのように思っています。