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はじめに
日本三大朝市はどこなんだろう。そんな疑問から、日本三大朝市のことを少しばかり調べてみました。「日本三大」にはよくあることですが、日本三大朝市もどうやら確定的ではないようです。
日本三大朝市はどこという質問で、必ず出てくる答えは輪島と高山。どうやら、輪島の朝市と高山の朝市は日本三大朝市に入ってくるようです。
しかし、日本三大朝市の3つ目としては、呼子の朝市と勝浦の朝市に意見が分かれています。
この記事では、「日本三大朝市はどこ」ということで、輪島と高山の朝市、そして呼子と勝浦の朝市について簡単にご紹介をしていきます。
輪島の朝市とは
輪島の朝市は、石川県輪島市で開催をされている朝市です。輪島の朝市の特徴をご案内すると
輪島の朝市には、1000年以上の歴史がある
輪島の朝市の会場は、約350mの輪島朝市・本町通りである
輪島の朝市では、会場となる通りの両側に約200件ほどが出店をしている
輪島の朝市では、海産物や農産物を中心にさまざまなものが売られている
輪島の朝市では、販売する商品に値札のないものも多く、値段は交渉で決められることも多い
なお、定休日は正月の3日間と毎月第2・第4水曜日。開催される時間は、午前8時から正午までとなっています。
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高山の朝市とは
高山の朝市は、岐阜県高山市で開催をされている朝市です。輪島の朝市ほどの歴史はありませんが、高山の朝市の起源も江戸時代までは遡れるようです。
ところで、高山市では宮川朝市と陣屋前朝市と2つの朝市があります。
高山の朝市は日本三大朝市と言われていますが、宮川朝市だけを日本三大朝市とする意見もあれば、宮川朝市と陣屋前朝市を合わせて日本三大朝市とする意見も見受けられます。
宮川朝市だけを日本三大朝市とする場合は、呼称が高山宮川朝市あるいは単に宮川朝市とする場合が多いようです。
この記事では、宮川朝市と陣屋前朝市のそれぞれについての特徴を簡単にご案内していきます。
宮川朝市とは
宮川朝市の特徴をご案内すると宮川朝市の会場は、宮川(川の名前です)の鍛冶橋から弥生橋までの直線道路
宮川朝市の出店数は、40店以上
宮川朝市は無休で、時間は午前6時から正午まで(11月~3月は午前7時スタート)
陣屋前朝市とは
陣屋前朝市の特徴をご案内すると陣屋前朝市の会場は、高山陣屋前の広場
陣屋前朝市の出店数は、50店以上
陣屋前朝市は無休で、時間は午前6時から正午まで(11月~3月は午前7時スタート)
宮川朝市と陣屋前朝市は運営をしている組合が違うので、会場も出店している店も異なっています。ただ、開催日や営業日が共通している他、宮川朝市と陣屋前朝市には他にも共通するところがあります。
たとえば、売られている商品は農産物や工芸品などが中心です。岐阜県高山市は海から離れているので、輪島朝市のような新鮮な海産物はありません。
また、宮川朝市と陣屋前朝市は何れもJR高山駅から徒歩10分程度とアクセスも便利。さらには、宮川朝市と陣屋前朝市はそれほど離れていないので、両方を訪ねることも可能です。
私自身も、陣屋前朝市で「さるぼぼ」(高山地方の猿の赤ちゃんの民芸品)を購入したことがある。そんな記憶が、ふとよみがえってきました。
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呼子の朝市とは
呼子の朝市は、佐賀県唐津市呼子町で開催をされている朝市です。
呼子の朝市の特徴をご案内すると
呼子の朝市は、大正時代に誕生したと言われている
呼子の朝市の会場は、呼子港の東側の松浦町商店街ある約200mの朝市通りである
呼子の朝市では、約50件ほどが出店をしている
呼子の朝市では、海産物や農産物を中心にさまざまなものが売られている
呼子は「イカの町」と呼ばれているほど、イカで有名です。呼子の朝市に行く目的として、イカを食べに行くという人も多いようです。
なお、定休日は元旦のみ。開催される時間は、午前7時30分から正午までとなっています。
勝浦の朝市とは
勝浦の朝市は、千葉県勝浦市で開催をされている朝市です。勝浦の朝市の特徴をご案内すると
勝浦の朝市は、天正時代(豊臣秀吉が天下統一をした頃)に誕生したと言われ400年以上の歴史がある
勝浦の朝市の会場は2か所、毎月1日~15日は下本町朝市通り、16日~月末は中本町朝市通りで開催される
勝浦の朝市では、60軒~80軒ほどが出店をしている
勝浦の朝市では、海産物や農産物を中心にさまざまなものが売られている
なお、勝浦の朝市の定休日は毎週水曜日と元日。開催される時間は、午前6時頃から午前11時頃までとなっています。
まとめ
この記事では、日本三大朝市はどこなのかについて、ご案内してきました。日本三大朝市といっても、輪島の朝市、高山の朝市、呼子の朝市、勝浦の朝市と候補は4つもあるようです。
この中で、輪島の朝市、高山の朝市は確定的。日本三大朝市の残る一つは、呼子の朝市と勝浦の朝市で意見が分かれているようです。
日本三大朝市はすべてに歴史があり、すべてが現在でも活発な活動が行われて、すべてが観光客に人気のある場所です。
日本三大は、その3つが確定していないばかりか、三大の中身が変わることも多いようですが、日本三大朝市はどうでしょうか。
ご案内をしたように、日本三大朝市は歴史の長さが選ばれる要因の一つになっているようにも思われます。そう考えると、日本三大朝市の候補はこれからも4つで、新たな日本三大朝市の候補はでてこない。
そんな気がしています。
私自身の経験をいえば、輪島の朝市、高山の朝市、勝浦の朝市はすでに訪ねています。
残るは呼子の朝市。いつかは呼子の朝市にいって、名物のイカを食べてみたいものです。
※ 開催日や開催時間については、2017年11月現在の情報です。実際に行かれる場合は、必ずご確認をなさってください。
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