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関東厄除け三大師の由来や寺院とは!関東の三大師とは何が違うの

厄除け大師のイメージイラスト

関東地方では年末年始になると、厄除けで有名な寺院のCMが盛んに流れるようになります。

私自身も厄除けに行こうと思いインターネットで調べていたところ、不思議なことに気がつきました。

それは関東地方では、「関東厄除け三大師」と「関東の三大師」が有名だということです。

そして、さらに調べると関東厄除け三大師と関東の三大師は名前は似ているけれど、由来や含まれている寺院は全く異なっていることもわかりました。

そこで、この記事では関東厄除け三大師の由来や、その中に入っている寺院について、お伝えをしていくことにしました。

関東地方で厄除けに行こうと考えている方は、参考になさってください。

■関東厄除け三大師

西新井大師(にしあらいだいし)

川崎大師(かわさきだいし)

観福寺(かんぷくじ)

関東厄除け三大師の由来

まずは関東厄除け三大師の由来をご紹介していきます。

関東厄除け三大師の文字を分解すると、関東・厄除け・三・大師になります。

ここで問題になるのは最後の大師です。

大師とは誰のことなのでしょうか。

このあたりがわかると、関東厄除け三大師も分かりやすくなると思われます。

関東厄除け三大師の大師とは、一般的には弘法大師(774年~835年)のことと考えられています。

弘法大師は平安時代前期の僧で、空海の名前で知られていますし、遍照金剛(へんじょうこんごう)という号でも知られています。

弘法大師は真言宗の開祖。つまり、関東厄除け三大師に入る3つの寺院はすべて弘法大師を祀る真言宗の寺院である事が分かります。

そして、関東厄除け三大師の3つの寺院にあげられるのは、西新井大師、川崎大師、観福寺になります。

※ 関東の三大師の大師は元三大師のことで、関東の三大師に含まれるのは天台宗の寺院になります。

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関東厄除け三大師1 西新井大師

所在地東京都足立区西新井1-15-1
アクセス東武大師線「大師前駅」より徒歩5分
日暮里舎人ライナー「西新井大師西駅」より徒歩20分
西新井大師は真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)に属する寺院で、正式名称は五智山遍照院總持寺(ごちさんへんじょういんそうじじ)。

よく知られた西新井大師は通称です。

西新井大師が建立されたのは826年。弘法大師がこの地を通ったのをきっかけとして建立されたと言われています。

なお弘法大師が真言密教の道場を設立したのが高野山(和歌山県)で、現在でも多数の参詣者が訪ねることで知られています。

西新井大師は、高野山に対して「関東の高野山」と称されることもあります。

関東厄除け三大師2 川崎大師

川崎大師川崎大師
所在地神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
アクセス京急大師線「川崎大師駅」より徒歩5分
京急大師線「東門前駅」より徒歩10分
川崎大師は真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)に属する寺院で、正式名称は金剛山金乗院平間寺(こんごうさんきんじょういんへいけんじ)。

よく知られた川崎大師は通称です。

川崎大師が建立されたのは1128年。

漁師の平間兼乗(ひらまかねのり)が海に網を投げ入れたところ、海中より弘法大師の木像を引き上げたことが、寺院建立のきっかけになったと言われています。

特に正月の初詣には、全国でもトップクラスの参拝客が訪れることでも知られています。

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関東厄除け三大師3 観福寺

所在地千葉県香取市牧野1752
アクセスJR成田線「佐原駅」より徒歩約25分
観福寺は真言宗豊山派に属する寺院で、正式名称は妙光山観福寺(みょうこうさんかんぷくじ)。

観福寺が建立されたのは890年です。

関東厄除け三大師の西新井大師や川崎大師よりは知名度という点で劣るようにも見受けられますが、実際には江戸時代より厄除大師信仰で庶民には人気の高かった寺院です。

まとめ

この記事では、関東厄除け三大師の由来や関東厄除け三大師と言われる3つの寺院について簡単にご紹介をしてきました。

関東厄除け三大師の大師とは弘法大師のことで、したがって関東厄除け三大師はすべて真言宗の寺院であることがわかります。

関東に住んでいると、年末から年始にかけて初詣や厄除けで多くのCMが放映されています。

これまではあまり気に留めることはありませんでしたが、これからは関東厄除け三大師と関東の三大師の違いを理解して訪れたい。

個人的にはそのように思っています。

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