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アンコウの旬の時期とは!茨城でおいしい料理を食べたい

最終更新日:2018-11-01
アンコウのイラスト

はじめに

この記事では、アンコウ(鮟鱇)の旬の時期を中心に、いくつかのことをお伝えしていきます。

アンコウとは

アンコウはアンコウ科の魚で、多数の種類が世界各地に分類をしています。

日本で食用に供されるアンコウは、ホンアンコウとクツアンコウで、両者は大きさも棲む場所も若干の違いがありますが、日本では厳密に区分されることなくアンコウとして愛好されています。

アンコウは水深500メートルほどまでに棲息する深海魚ですが、分布は太平洋や日本海。つまり日本の各地で漁の対象となる魚です。

もっとも、アンコウで全国的に有名なのは茨城県。特に茨城県でも福島県に近い北茨城は、アンコウの旬の季節になると多くの観光客で賑わうことで知られています。

アンコウの名所と言われる茨城県で、旬の時期のアンコウのおいしい料理を食べてみたいですね。

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アンコウの旬の時期とは

あんこう鍋
アンコウの旬の時期で有名なのは2つの句です。この句が詠まれた時期は、はっきりとはしないものの江戸時代。詠んだ人物も分かりませんでしたが、いずれもアンコウの旬の時期を知るうえで、貴重な句となっています。

① 霜月あんこう絵に描いても舐めろ

霜月に獲れるアンコウは、どんなことをしても味わいなさいという意味です。霜月とは旧暦の11月のこと。現在の暦でいえば、概ねですが11月下旬から1月上旬ごろになります。この句から、アンコウの旬の時期が読み取れます。

② 魚偏に安いと書くは春のこと

アンコウは漢字で「鮟鱇」。鮟鱇の鮟の字は魚偏に安いと書きます。つまり鮟鱇が安くなるのは春であると句は詠んでいて、アンコウの旬の時期は春には終わっていることを記しています。

アンコウの生態は不明な部分が多く、寿命もはっきりとはしていませんが、概ね8年程度と考えられています。つまりアンコウは一生の中で何回かの産卵を繰り返す魚になります。

通常、魚は産卵前の味か一番よく、産卵後は味が極端に落ちるといわれています。では、アンコウの産卵はいつなのでしょうか。

アンコウの産卵は春から夏にかけてになります。アンコウは産卵が終わると身がやせてしまいます。その後、栄養を補給し続けながら体力を回復。秋や冬になると元の姿を取り戻します。また、アンコウは水温が低くなると身がしまり、味が良くなるとも言われています。

句にもありましたが、アンコウの旬の時期は晩秋から初春にかけて。月でいうと11月から翌年の3月までの約5か月が旬の時期。また、さらに旬の時期を絞るとすれば、12月から1月にかけて。

アンコウは日本のあちこちで獲れるので、地域により若干のずれはありますが、アンコウが最も旬と言われる時期は12月・1月と考えてもよさそうです。

なお、アンコウは1年の中でも産卵期を終えた7月と8月が禁漁となっている場合が多いようです。夏場のアンコウはおいしくないといわれていますが、現在、この時期のアンコウは禁漁。

また、漁が解禁されてもすぐに旬の時期が訪れるわけでもありません。アンコウは、旬の時期である11月になったら楽しむというのが、ベストの選択かもしれないですね。

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さいごに

アンキモの蒸し物
この記事では、アンコウの旬の時期を中心にご案内をしてきました。

旬の時期のアンコウはたっぷりと肉がつまり見事な質感があります。また、特に美味しいのがアンコウの皮で、皮の下にあるプルプルとした食感は、他の魚ではなかなか味わえないものです。

そして、アンコウは顔などのごく一部を除いて食べられる魚なので、食べ方も鍋だけでなく、唐揚げ、アンキモの蒸し物、ヒレ酒など様々にあります。

もっともアンコウを家庭で食べることはほとんどないでしょうし、近くの居酒屋などでも扱っていないことの方が多いのではないでしょうか。

旬の時期のアンコウを食べるのであれば、獲れるところに行くのが一番かもしれません。そして、そこまで遠出をするのであれば鍋や唐揚げだけでなく、どぶ汁や刺身などアンコウの様々なおいしい料理を味わいたいですね。

 

※ どぶ汁とは

どぶ汁は北茨城地方の料理で、水を使わずアンコウの身と野菜を味噌で味付けした漁師汁です。もっとも、おいしいどぶ汁を作るのは難しく、時間もかかることから、現在はだし汁を使うことが一般的なようです。

 

ところで、全国にはアンコウを楽しめる場所はいくつかあります。その中でもとりわけ有名なのは、茨城県のひたちなか市・日立市・北茨城市など。

アンコウの旬の時期になるとテレビでも季節の風物詩として、茨城県のアンコウ鍋が紹介されることも度々です。

冬場の北茨城はそれほど多くの観光名所はありませんが、テレビなどで紹介をされると、旬の時期のアンコウを楽しむため一部では大混雑。

どうしてもこの店に行きたいという目的がある方は、事前に予約しておくのがおすすめです。

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自己紹介

こんにちは!風来爺です。年金を受け取る年齢ではないものの最近は体力の衰えを感じる自由人です。大学時代はアルバイトばかりしていましたが一応は日本史専攻、そして今は田舎に住んでいて季節の移り変わりを楽しんでいます。そんなことから、このサイトでは季節や歴史の話題を中心に思いつくままいろいろなことを書いています。

人間は柔らかいのですが、文章は硬くなりがちです。読みにくい部分もあるかと思いますが末永くお付き合いください。

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