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寒の内とは
この記事では、2025年(令和7年)の寒の内の「いつから」「いつまで」の期間についてお伝えします。寒の内は、寒中入りに始まり、寒中明けの前日で終わります。
したがって、2025年の寒の内のいつからいつまでは、2025年の寒中入りと寒中明けがいつなのかがわかれば答えが出てきます。
また、この記事では2025年の寒の内の期間をご紹介するとともに、寒中入りと寒中明けにはどんな意味があるのか。
寒の内では、どんなことを行うのかも簡単にお伝えしていきます。
2025年【令和7年】の寒の内はいつ
寒の内の期間、すなわち寒中入りや寒中明けは毎年概ね同じ時期に訪れますが、具体的な期間については年によって若干のずれが生じます。では、2025年(令和7年)の寒中入りと寒中明けはいつでしょうか。
寒中入りと寒中明けに曜日は関係ありませんが、ここでは曜日を含めてご案内します。
寒中入りは、2025年1月5日(日曜日)
寒中明けは、2025年2月3日(月曜日)
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寒中入りと寒中明けにはどんな意味があるの
寒中入りと寒中明けに共通する字。それは「寒」です。日本には春夏秋冬という四季の中でも、寒中入りと寒中明けには日本の冬の中でも最も寒い時期という意味があります。
寒の内の期間は約30日ありますが、寒さが苦手な方にとっては、1年の中でもっともつらい時期になりそうです。
ところで、寒中入りや寒中明けはどのように決められるのでしょうか。
寒中入りは小寒の日、寒中明けは立春になります。
もっとも、寒中明けは既に寒の内が終わった日であることを意味しています。
したがって、寒の内は小寒の日から、立春の前日の節分までになります。
寒の内の期間は、
寒中入りの日である「小寒」から、「大寒」を経て、寒中明けである立春の前日の「節分」まで。
では、次に小寒、大寒、節分、立春の意味について簡単にお伝えします。
この中で節分を除く、小寒・大寒・立春は二十四節気です。二十四節気は1年を24等分して、それぞれの筋目に名前をつけたものです。
二十四節気は江戸時代頃より用いられていたと考えられていますが、現在でも季節の筋目を示す言葉として親しまれています。
では、それぞれにはどのような意味があるのでしょうか。
小寒は、1年の中でも最も寒さの厳しくなる季節のスタートの日という意味。
大寒は、寒さがさらに厳しくなり1年の中でも最も寒くなる日という意味。
立春は、まだ寒い季節ではあるが、少しずつ暖かくなる春の始まりの日という意味があります。
節分は二十四節気には入っていません。
節分は二十四節気ではなく、二十四節気だけでは季節の移ろいを完全には示しきれないということで、別に設けられた雑節の一つです。
雑節は、他にも彼岸や入梅などがありますが節分もその一つ。節分には季節の移り変わりを示す日という意味があります。
節分は立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ前日で1年に4回あります。もっとも現在では立春の前日だけを節分と称するのが一般的です。
二十四節気の中で、冬の始まりを示すのは立冬です。でも、立冬で寒さが一気に訪れるわけではありません。
立冬で冬が始まり少しずつ寒くなる。そして冬の本当の寒さはむしろ冬の後半に訪れる。
それが寒の内で、寒の内は寒中入り(小寒)に始まり、大寒を経て、寒中明けの前日(節分)まで続き、寒中明け(立春)で春の訪れを迎えることになります。
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さいごに 寒の内にはどんなことをするの
前の項では主に寒中入り、寒中明けの意味についてご案内してきました。
この記事の最後に、寒の内に行う行事について、簡単に触れておきます。
寒の内で行う行事には、「寒中」とか「寒」という文字が使われているのでわかりやすいかもしれないですね。
たとえば、寒中水泳とか寒稽古は寒の内に行われます。
また、年賀状の次にあるのが寒中見舞いですが、この寒中見舞いは寒中入りしてから出すことになります。
なお寒中見舞いを出す時期は、一般的には寒の内。寒中明け以降は、寒中見舞いではなく余寒見舞いになります。
地域にもよりますが、冬といえば12月、1月、2月の3か月。このあたりが一般的な認識かと思われます。
ただ、冬だからと言ってずっと寒いわけではなく、むしろ新しい年を迎えて少し経ったころから本格的な寒さが訪れます。
今回は、2025年の寒の内ということで、寒中入りや寒中明けなどについてご案内してきました。
寒中入りから寒中明けの前日まで、いわゆる寒の内はまさに1年の中で最も寒い季節。2025年も寒の内の寒さに負けず乗り切りたいですね。
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