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この記事では、8月の花といえばということで、ひまわりと百日草を取り上げ、それぞれを簡単にご紹介していきたいと思います。
8月は盛夏の季節で、思いの他、咲く花は少ない時期になります。草花も暑さに負けてぐったりとしていることが多い季節です。
しかし、そうした中でもひまわりや百日草は元気に花を咲かせています。
8月の花といえばということで取り上げるのはひまわりと百日草。どちらも花も、暑い夏に負けないという特徴があります。
ひまわりとは
ひまわりはキク科の1年草です。
ひまわりはヒマワリとカタカナで表記されることもあれば、向日葵と漢字で表記されることもあります。
向日葵の言葉どおり、ひまわりはその成長の過程で、太陽の方向に花を向けます。
ひまわりの原産は北アメリカ大陸。元々のひまわりは高さ3メートルにもなる巨大な植物として知られています。
ひまわりは見て楽しめる草花です。
そのため、ひまわりの大群生を作りだして観光地として売り出している所、あるいは、ひまわりの群生の中に迷路を作って観光の目玉としているところも多いようです。
また、ひまわりは花を楽しむだけでなく、食用にもなりますし、ヒマワリ油も有名です。
一般的なひまわりは、高さ3m程度まで成長をします。高さがある草花なので、当然のことながら広範囲に根を広げます。
そのため、農家の広い庭先や畑の畔道などに植えられることが多いようです。
また、小学校で理科の一環としてひまわりが育てられることも多いようです。
言い換えれば、一般の家庭ではなかなかひまわりを育てることは難しいようです。
でも、最近では「ミニひまわり」の種子が園芸ショップなどでも販売されています。
ミニひまわりは草丈数十センチなので、庭ではなくプランターで育てることも可能です。
大きなひまわりは見ていて楽しいけれど、広い場所を確保できない一般の家庭では育てられないという弱点があります。
でもミニひまわりならば家庭で育てて観賞することもできます。
真夏で植物が少ない時期、元気に花を咲かせてくれるひまわりは本当にありがたい存在です。
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百日草とは
百日草もひまわりと同じようにキク科の1年草です。
百日草はメキシコが原産で、その学名からジニアと表記されることもあります。
百日草の特徴は暑さに強いこと。言い換えれば高い気温を好む植物で、種まきも関東地方などではGW頃に行うのが一般的です。
百日草は苗がホームセンターなどで販売されていますが、温度と湿度にさえ注意をすれば種からでも育てることは容易です。
百日草の草丈は数十センチから1m程度。
百日草の何よりの特徴は一つの苗から次々と花を咲かせること。
一つ一つの花は数日の命ですが次々と花を咲かせるため、その花期は7月から10月頃までと長いのが魅力的です。
文字どおり、百日は咲き続けるということで百日草という名前が贈られています。
百日草の花の色は様々。白、黄色、オレンジ、赤、ピンクなど。
咲き方も、ダリア咲き、カクタス咲き、ポンポン咲きなどさまざま。
これは百日草にはいくつかの種類があるためですが、種もそれぞれの種類ごとに販売されているので、好みの花を種から育てることができます。
百日草は夏の暑さにも負けない。また、病虫害にも強い。そして、長く楽しむことができる。
ひまわりほど目立つ存在ではないものの、百日草も盛夏には欠かせない花です。
まとめ
8月の花といえばということで、ひまわりと百日草をご紹介しました。夏は夏バテの季節。人も草花もぐったりとしてしまいます。でも、そんな暑さの中でも元気に花を咲かせてくれるひまわりと百日草はとてもありがたい存在です。
そういえば、最近ではひまわりだけでなく百日草を群生させて観光名所にしているところもあるようですね。
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