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正月三が日の意味とは
1月1日から1月3日までを、正月三が日と称しています。この中で国民の祝日になっているのは1月1日の元日だけで、振替休日にならなければ1月2日や、次の1月3日は通常の平日という扱いになります。
それでも、正月三が日には新年を祝う期間という意味があり、休みとしている企業も数多くあります。
この記事では、正月三が日の各日ごとの行事や意味を簡単にお伝えします。
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1月1日の行事や意味
正月三が日の中でも、国民の祝日「元日」になっているのが1月1日です。国民の祝日になっているのは、年のはじめを祝うという意味があります。
また、正月三が日の中でも1月1日は様々な行事があります。
除夜の鐘
除夜の鐘は、前日の大みそかから元日にかけて行われる行事です。多くの寺院では、108回鐘を撞きます。
108は、人間の煩悩の数を意味している。
あるいは、四苦八苦(4×9+8×9=108)を意味しているなど、様々な説があります。
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初日の出
初日の出は、1月1日の日の出です。初日の出の際、昇り始めた太陽に向かって願いごと、あるいはその年の決意などを行うことが多いようです。
四方拝
四方拝(しほうはい)は宮中行事で、1月1日の早朝に天皇が四方を拝して、その年の五穀豊穣を願うという意味があります。歳旦祭
歳旦祭(さいたんさい)も宮中行事で、四方拝が終わった後、宮中三殿で新しい年を祝う祭祀を行います。初詣
初詣は新しい年を迎えて、初めて神社やお寺に参拝する行事です。もっとも現在の初詣は、1月1日だけに限定されるものではないようです。
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その他
行事ではありませんが、1月1日に年賀状の配達が行われるのが一般的です。なお、元日と元旦を混同しがちですが、元旦は元日の朝だけのことで、1月1日全体を示す元日とは意味が異なっています。
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1月2日の行事や意味
1月2日には、一般的に次のような行事が行われます。書き初め
新しい年を迎え、初めて毛筆で文字を書くのが書き初めです。書き初めでは、1年の抱負や目標を書き、その年の決意を示すという意味があります。
書き初めについては、江戸時代までの旧暦の時代も、明治以降の新暦になってからも、1月2日に行われることが多いようです。
初売り
正月三が日は休みというのが一般的ですが、昔は元日だけ休みで1月2日から仕事ということも多かったようです。そのため、昔は1月2日が仕事始めで、仕事始めに行われるのが初売りです。
現在、初売りという言葉で思い浮かぶのがデパートやスーパーを中心とした初売りで、その年の運試しという意味を込めて福袋が販売されることが一般的になっています。
初夢
行事ではありませんが、1月2日の夜に見る夢を初夢と称しています。初夢には1年の運勢を占うという意味があり、良い夢を見るため、枕の下に宝船の絵を敷いたりしていました。
特に「一富士・二鷹・三なすび」の夢をみると縁起が良いともいわれていました。
※ 初夢は、1月2日の夜に見る夢ではなく、1月1日の夜に見る夢という説もあります。
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1月3日の行事や意味
引き続き、初詣や初売りに行かれる方は多いと思われますが、元日や1月2日と異なり、1月3日に全国的に行われる行事は見当たりません。正月三が日最後の日で、翌日から仕事という人も多いので、家でくつろいでいることも多いのではないでしょうか。
もっとも、テレビでは年末年始の特番が引き続き放映されています。
また、1月3日は箱根駅伝の復路の日で、テレビ観戦している人も多いようです。
まとめ
この記事では、正月三が日の意味や、各日の行事や意味を簡単にお伝えしました。正月三が日全体としては、新年を祝賀する期間という意味があります。
また、正月三が日の各日に行われる行事についても、様々な意味が込められている場合が多いようです。
何れにしても正月三が日は1年の始まり。
各種行事に積極的に参加する、あるいはひたすらのんびり過ごす、人によって様々かと思われますが、できれば有意義な日を送りたいですね。
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