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1月の花といえば!水仙と福寿草の地植えを楽しもう

1月の花といえば水仙

1月の花といえば

1月は1年の初めの月ということで、気分を一新させてこの月を迎える人も多いのではないでしょうか。

もっとも、1月は1年の中でも2月と並び最も寒い月。温室栽培や室内鑑賞の花はともかく、屋外でしっかりと咲く地植えの花は限られてきます。

その中で、地植えでも元気に咲く1月の花といえば水仙と福寿草。

そこで1月の花といえばということで、この記事では水仙と福寿草をとりあげたいと思います。

水仙とは

1月の花といえば水仙
水仙は、ヒガンバナ科の植物です。

1月を中心にホームセンターなどでは水仙の鉢植えも売られていますが、育てるのがそれほど難しくはないため、秋に球根で買って鉢植えや地植えで育てることも一般的に行われています。

また、水仙もさまざまに品種改良がおこなわれているので、好きな球根を選んで花の咲くのを待つのも一つの楽しみです。

水仙はたくさんの種類がありますが、草丈はそれほど高くはありません。

小さなものでは数センチというのもありますし、高いものでもせいぜい数十センチです。

マンションのベランダなどでは大きな水仙を育てるのは難しいかもしれませんが、小さな水仙ならば5号鉢程度でも十分に楽しむことができます。

水仙の花の色は、一般的には白や黄色系。それほど色のバリエーションは多くはありません。

ただ、咲き方が様々にあること、またサイズも様々にあること、さらに栽培が容易であることから多くの人に愛されています。

水仙は冬の風物詩として、地植えされた群生を観光名所にしている場所が全国にいくつかあります。

私自身が行ったのは静岡県下田市の爪木崎。爪木崎灯台を背景にした水仙の群生は、寒いながらも心を和ませてくれました。

いつかは、他の水仙の群生地も訪ねてみたいものです。

なお、水仙は地植えしておくと何年も同じ場所で咲き続けることがあります。

もちろん、放置をしておくと芽がでなくなったり、葉だけが伸びたりすることもありますが、そんなときは分球して植え替えるとまた咲くことが多いようです。

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福寿草とは

1月の花といえば福寿草
福寿草は、名前のとおり新しい年を祝う植物として知られており、元日草と表記されることもあります。

福寿草はキンポウゲ科の植物で、水仙と同じようにうまく育てれば何年も同じ場所に咲き続けます。

福寿草もやはりホームセンターなどで鉢植えで販売されています。

ただ、水仙よりもより特徴的なのは販売される時期で、その時期とは年末。

年末に購入して、新年に咲いた福寿草を楽しむ。

これが福寿草の定番のようです。

福寿草の色は一般的には黄色ですが、黄色をより濃くした緋色の福寿草や、より白に近い福寿草を見かけることもあります。

福寿草も、水仙と同じように栽培のしやすさが特徴です。

鉢植えで購入した福寿草を花が終った後に地植えすると、翌年からはさらに花数を増やして咲くことも多いようです。

水仙も福寿草も黄色が主流。寒い季節に明るい黄色の花を見ると、ほっとするのは私だけでしょうか。

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まとめ

1月の花といえば水仙
1月の花といえばということで、水仙と福寿草をご紹介しました。

寒い季節、地植えでもしっかりと根を張り咲く花は心に勇気を与えてくれます。

また、水仙も福寿草も花は小さめなので、可憐さを感じさせてもくれます。

ところで、水仙にも福寿草にも注意したい点があります。それは、水仙も福寿草も毒を持っているということです。

水仙は葉や茎に毒があります。基本的に食べなければ大丈夫ということですが、他の食べられる植物と間違えないことが大切です。

福寿草は根に毒があり誤飲すると死に至ることもあるようです。こちらも食べ間違いに十分な注意が必要です。

もっとも、水仙も福寿草も鑑賞して楽しむ植物。

1月の花といえば水仙と福寿草。道端に咲いている地植えの水仙や福寿草を楽しみたいですね。

 
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