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リースとレンタルの違いを3つにまとめて丸ごと早わかり!

レンタカーのイメージ写真
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はじめに

この記事では、リースとレンタルの違いを3つにまとめて分かりやすくお伝えします。

リースとレンタルは「借りる」という点では共通しているものの、実際にはかなりの違いがあります。

リースとレンタルの違いを大枠でまとめると、次の3つの点があげられます。

 

1.物件内容の違い

2.契約期間の違い

3.中途解約の違い

 

リースとレンタルでは、どのような違いがあるのでしょうか。

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リースとレンタルの違い1 物件内容

リースとレンタルでは、借りる対象物件の内容に違いがあります。

リースの場合

リースは、借りる側(顧客)が希望した物件を、貸す側(リース会社)が購入し、契約に基づき一定期間有料で貸し出すもので、特定の顧客に貸すことを前提としています。

顧客のメリットとしては、高額な物件に対する費用を抑えることができる、情報通信機器など技術の進歩が速い物件を導入することができるなどがあげられます。

リース会社のメリットとしては、借りる側の希望があってから物件を調達するので、在庫を抱える必要がないなどがあげられます。

こうしたリースの性格から、物件は一般的には新品になります。

レンタルの場合

レンタルは不特定多数の顧客の依頼に基づき、貸す側(レンタル会社)が既に所有しているものを貸し出すシステムです。

顧客のメリットとしては、レンタル会社の在庫から調達したい物件をすぐに借りることができます。

レンタル会社のメリットとしては、借りる人が多ければ利益を出しやすくなります。

一方、顧客のデメリットとしては、レンタルは不特定多数の人が借りている物件なので新品であるとは限りません。。

レンタル会社にとってのデメリットとしては、常に在庫を多数用意していなければいけないので、保管費用や維持費用が多くかかることがあげられます。

【例】車の場合

リースもレンタルでもよく利用されているのが車です。

カーリースの場合、リース会社は車を持っていません。顧客と契約の上、顧客が希望する車をリース会社が購入し貸し出します。

リースされた車の車検証の使用者欄は借りた顧客の名義になりますが、契約前の審査などで借りるまでの手間や時間がかかります。

レンタカーは、レンタカー会社が持っている在庫の中から、希望する車を借ります。

在庫があるとはいっても限りがあるので、必ずしも希望通りにいかない場合もあります。

また、車検証の使用者欄はレンタル会社名義ですが、特に難しい審査のないレンタカーは利便性という点で優れています。

物件内容の違いのまとめ

リースレンタル
顧客特定不特定多数
物件新品中古品
顧客のメリット高額物件の費用を抑えることができる、技術進歩が速い物件を導入することができる物件をすぐに借りることができる
会社のメリット在庫を抱える必要がない借りる人が多ければ利益を出しやすい

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リースとレンタルの違い2 契約期間の違い

契約期間の違い

リースとレンタルの違いで、もっとも分かりやすいのが契約期間です。

リースは、一般的には数年といった中期・長期で物件を借ります。

レンタルは、時間単位・日単位・週単位・月単位といった短期で物件を借ります。

また、契約期間の違いから、リースとレンタルでは次のような特徴がみられます。

まず、借用期間中の保守責任について、リースは顧客にあるのに対して、レンタルはレンタル会社にあります。

次に、料金設定はレンタルは顧客毎に料金を決めるため単価が一定しないのに対して、リースは不特定多数が相手なので料金の設定は一定になります。

また、何れも契約延長はありますが、リースは期間を延長した時に料金が割安になる(契約終了後の再リース)のに対して、レンタルは期間を延長した時に料金が割高になる傾向があります。

リースは、長期にわたる物件の賃貸借のことです。ただし、使用権や占有権は顧客が持つものの、所有権はリース会社にあります。

一般的にリースを利用するのは法人が多くなります。例としては会社で日常的に使うコピー機などがあげられます。

レンタルは、物件の短期の賃貸借です。一般的にレンタルを利用するのは個人が多くなりますが、例としては前述の車などがあげられます。

契約期間の違いのまとめ

 
リースレンタル
期間長期短期
保守責任の所在顧客レンタル会社
料金設定顧客により異なる一定
契約延長時の料金割安割高
顧客の属性法人が多い個人が多い

リースとレンタルの違い3 中途解約の違い

中途解約の違い

リースとレンタルでは、中途解約の取り扱いで違いがあります。

一般的に、リースは中途解約をすると解約料が発生しますが、レンタルは中途解約しても解約料は発生しません。

レンタルは長期間の契約で、リース会社は顧客のために物件を購入していて、中途解約されるとリース会社は大きな損害を被る可能性があります。

そこで、中途解約のリスクを避けるため解約料を設けています。

一方、レンタルは短期の契約なので、中途解約をしても解約料は発生しないのが一般的です。

もっとも解約料は発生しなくても、残りの期間のレンタル料は返金されないのも一般的です。

リースは中途解約による解約料が発生するので、契約時の料金に中途解約料を含んでいない。

一方、レンタルは中途解約による解約料は見込んでいないので、その分、契約時の料金に反映されている。

例えば、同一の物件を1ヶ月借りた場合の料金を計算してみると、リースよりもレンタルの方が割高になる場合が多いようです。

中途解約の違いのまとめ

リースレンタル
中途解約時の解約料発生する発生しない
同一期間での料金比較レンタルよりも割安リースよりも割高
 

まとめ

リースとレンタルの違いを、3つにまとめてお伝えしてきました。

リースとレンタルは「借りる」という点では共通しているものの、実際にはかなりの違いがあります。

リースもレンタルも商品特性が多様化しているので、違いについても境目があいまいになることもありますが、この記事ではリースとレンタルの一般的な違いについてご案内させていただきました。

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