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梅雨の期間の平均は何日?気象庁の記録を調べて分かったこととは

梅雨の時期の紫陽花とカエルとカタツムリ
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この記事では、梅雨の期間の平均日数についてお伝えします。

ところで、日本には1年に4回「梅雨」と呼ばれる季節があります。

それを順番にあげると、山茶花梅雨、菜種梅雨、梅雨、すすき梅雨になります。

 

この中で、最も期間が長く、認知度が高いのは、もちろん春から夏にかけての梅雨です。

梅雨は日本の中でも北海道を除く多くの地域に訪れます。

もっとも日本は南北に細長いので、梅雨の始まりである梅雨入りと、終わりである梅雨明けの時期はそれぞれに異なります。

では、梅雨の期間はどうでしょうか。

梅雨入り・梅雨明けの時期は地域により異なるとしても、梅雨の期間の日数はどうなのでしょうか。

日本で気象業務を取り扱うのは国土交通省の外局である気象庁。気象庁には過去から引き続く膨大なデータがあります。

そのデータの中で、日本の各地域の平年の梅雨入りと梅雨明けの梅雨が示されていて、そこから梅雨の期間の平均は何日かを求めることができます。

そこで、この記事では各地域の平年の梅雨入りと梅雨明けを調べ、合わせて梅雨の期間の平均は何日かを計算してみました。

梅雨は生活をしていく上では大切なものですが、気分を憂鬱にさせる人が多いのも事実です。

梅雨の期間の平均は何日かが何となくでもわかれば、少しは気分が楽になるかもしれないですね。

ぜひ、この記事をお読みいただき、生活の参考になさってください。

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各地域の梅雨の期間の平均は何日

梅雨の季節に飾るてるてる坊主
それでは、気象庁の平年の梅雨入りと梅雨明けの月日を参考に、梅雨の期間の平均は何日かを調べてみたいと思います。

 
地方梅雨入り梅雨明け日数
沖縄5月9日頃6月23日頃46日
奄美5月11日頃6月29日頃50日
九州南部5月31日頃7月14日頃45日
九州北部6月5日頃7月19日頃45日
四国6月5日頃7月18日頃44日
中国6月7日頃7月21日頃45日
近畿6月7日頃7月21日頃45日
東海6月8日頃7月21日頃44日
関東甲信6月8日頃7月21日頃44日
北陸6月12日頃7月24日頃43日
東北南部6月12日頃7月25日頃44日
東北北部6月14日頃7月28日頃45日
地域によって梅雨の期間の平均は少ない地域で43日、多い地域で50日と若干のばらつきはありますが、梅雨の期間の平均で最も多いのは44日~45日です。

そのことを考えると梅雨の期間の平均は概ねですが45日程度、1か月半程度と考えておいてもよさそうです。

※ 気象庁のデータは1951年以降、毎年度記されていますが、ここでの平年の梅雨入りと梅雨明けは、1951年から2010年までの30年間の平均値とされています。

※ 梅雨入り梅雨明けの時期がはっきりしなかったため、特定できなかった年もありますが、この場合は30年間の平均から除外しています。

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梅雨入りと梅雨明けの日数にはばらつきがある

気象庁が発表している各地域における平年の梅雨入りと梅雨明けの時期と、そこから計算した梅雨の期間の平均は何日かをお伝えしてきました。

もっとも平均を求めることはできても、各年についてみると平均からのばらつきがあるのも事実です。

そこで、ここでは関東甲信について、梅雨の期間が最短であった年、梅雨の期間が最長であった年を調べてみました。

なお、このデータについては1951年から2010年までの30年ではなく、1951年から2022年までを対象にしています。

梅雨明けが最短・最速(関東甲信の場合)

梅雨入り梅雨明け日数
2022年6月6日頃6月27日頃21日
関東甲信の平年の梅雨入りは6月8日頃、梅雨明けは7月21日頃、梅雨の期間の平均日数は44日です。

一方、2022年は梅雨入りは平年より少し早いものの、梅雨明けは統計史上最速の6月27日頃。

2022年の関東甲信は、梅雨明けが統計史上最速であるとともに、梅雨の期間も最短。梅雨入りしたと思ったら、あっという間に梅雨明けを迎えた年と言えそうです。

※ 今後の天候の状況などで、梅雨入りや梅雨明けの期日が見直しされる可能性があります。

梅雨の期間が最長(関東甲信の場合)

梅雨入り梅雨明け日数
1963年5月6日頃7月24日頃79日
関東甲信の平年の梅雨入りは6月8日頃、梅雨明けは7月21日頃、梅雨の期間の平均日数は44日です。

1963年は、梅雨入りが平年より約1か月早かったため、梅雨の日数も平年の1.8倍程度になっています。

まとめ

梅雨を喜ぶカエルのイラスト
この記事では、梅雨の期間の平均は何日かということで、気象庁の記録に基づいて、その日数を各地域ごとに計算しお伝えしてきました。

地域によって多少のばらつきはあるものの、概ね梅雨の期間の平均は1か月半程度ということになりそうです。

もっとも平均には必ずばらつきがあります。

この記事では関東甲信だけに限定して調べてみましたが、関東甲信の梅雨の期間の平均が44日であるのに対して、梅雨の期間の最短は21日、一方最長は79日もありました。

梅雨は生活にとって必要不可欠なので仕方がありませんが、その生活を考えると梅雨の期間は短すぎても長すぎても好ましいものではなさそうです。

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