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はじめに
冬になると八百屋さんの店頭に大きな白菜が並ぶようになります。そのことを考えると、白菜の旬は冬ということになりますが、実際の旬の時期はいつなんでしょうか。また、旬の時期であっても、当たり外れがあります。
この記事では、白菜の旬の時期はいつなのかとともに、おいしい白菜の見分け方についてもご案内します。
なお、白菜は大きく分けると結球するタイプ、半分結球するタイプ、結球しないタイプの3つがあります。
この中で一般的にみられるのは結球するタイプ。
そこで、結球するタイプの白菜の旬の時期はいつなのかについて、お伝えしていきます。
白菜の旬の時期はいつ
結論を先に書くと白菜の旬の時期は秋から冬。政府の統計資料を確認すると、白菜の収穫量は10月から翌年3月に増えていて、とりわけ10月~12月の収穫量の多いことがわかります。
したがって、白菜の旬の時期は季節で表わすと秋から冬、月で表すと10月~12月ということになりそうです。
白菜は冷涼な気候を好む性質があります。
白菜が成長し大きくなると白菜の葉先が重なり合って結球するようになりますが、この時の適温が15度~17度。
気温が15度前後となるのは日本の季節でいえば秋。
また、白菜は霜にあたることで、白菜の繊維質が柔らかくなるとともに、甘みが増すと言われています。
秋の結球の時期を過ぎて、霜が降りる時期を過ぎて、結球して甘みも増した大きな白菜が収穫されるのが、白菜の旬の時期ということになります。
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おいしい白菜の選び方
白菜の旬の時期をご案内しましたが、旬の時期の白菜であればすべておいしいというわけでもありません。白菜にもやはり当たり外れがあります。
では、旬の時期においしい白菜を選ぶにはどうしたら良いのでしょうか。
これは、前述の「白菜の旬の時期はいつ」の中にヒントが隠されています。
まず、おいしい白菜の選び方のもっとも大切なポイントは、しっかりと結球しているもの。葉先までしっかりと結球していて、大きさの割には持った感じが重いもの。
白菜は形を見ればおいしさの判断はある程度できそうですが、さらに持ってみることでおいしい白菜を選べる可能性はさらに高くなります。
要は、白菜らしい形で、かつ、密度の濃いものを選ぶことが大切と言えそうです。
なお、2分の1カット、4分の1カットの白菜を購入するときは、断面ができるだけ水平になっていて、かつ、葉が詰まっているもの(密度の濃いもの)を選ぶのがポイントです。
一方、避けた方が良いのは小さなもの。
白菜が小さいのは、夏に雨にあたることが多かった、あるいは逆に夏に雨にあたることが少なかった。
生育環境が良くないと白菜は大きくならないので、白菜はそこそこに大きなものがおいしい可能性が高いと思われます。
もっとも、白菜の中には大きくならない品種もあるので、このあたりは絶対的な基準とは言えないようです。
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さいごに
この記事では、白菜の旬の時期はいつなのかをご案内してきました。
また、白菜の旬の時期に絡めて、おいしい白菜の選び方についてもお伝えしました。
白菜は保存性の高い野菜で、冬場であればしっかりと管理することで1か月~2か月は日持ちをします。
また、冬と言えば鍋ですが、白菜は鍋には欠かせない具材です。
野菜が不足しがちな冬に白菜は欠かせない食材です。それだけに、おいしい白菜を選びたいですね。
なお、白菜の収穫量が多いのは、10月から翌年3月までですが、白菜は通年で収穫をされています。
主に4月~6月に収穫される白菜を春白菜、7月~9月に収穫される白菜を夏白菜と称しています。
春白菜も夏白菜もそれぞれにおいしいのは間違いないところですが、収穫量はそれほど多くありません。
収穫量が多い時期、そして白菜がおいしくなるための条件。このあたりを考えると、やはり白菜の旬の時期は冬としても良いように思われます。
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