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冬の花といえば!名前を10種類あげ特徴もご案内します

冬に咲く紅梅の花
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冬の花といえば

冬は花の少ない時期。しかも、冬の花は室内で育てるものが多いのが特徴です。

それでも、屋外に咲く冬の花がないわけではありません。

そこで、この記事では冬の花といえばをテーマに、冬あるいは冬から初春にかけて、屋外でも花を咲かせる植物を10種類選んで、その花の名前と特徴をご案内することにしました。

それでは10種類の花を、まずは名前からご紹介していきます。

 

1 ウメ

2 クロッカス

3 スイセン

4 デージー

5 ツバキ

6 パンジー

7 フクジュソウ

8 ボケ

9 マンサク

10 ロウバイ

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冬の花1 ウメ(梅)

ウメは、7世紀から8世紀にかけて編纂された万葉集にも登場することでも分かるとおり、古来から日本人に愛されていた樹木です。

そのため、ウメは昔から品種改良が盛んで約300種類もあると言われています。

ウメはバラ科の落葉樹で、花の時期は1月下旬から3月にかけて。

花弁は2㎝から3㎝。

花の色は白、ピンク、紅など。

冬から早春にかけて咲くウメの花は、人々に間もなくくるであろう春を思い起こさせてくれます。

冬の花2 クロッカス

クロッカスはアヤメ科の球根です。

クロッカスの仲間としてはサフランがあります。

サフランは秋に花を咲かせるのに対して、クロッカスは2月から4月にかけて可憐な花を咲かせてくれます。

クロッカスの花の色は、白や黄色や紫。

サフランよりも色数が多いのもクロッカスの特徴です。

また、クロッカスは育てやすいのも特徴。

そのため小学校の理科の授業などで教材として取り上げられることが多いようです。

 
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冬の花3 スイセン(水仙)

スイセンはヒガンバナ科の球根です。

原産は地中海沿岸などですが、原種だけでも数十種。

さらにスイセンは積極的に品種改良が行われていて、現在は1万種を超えると言われています。

たとえば、スイセンの品種にニホンズイセンがあります。

ニホンズイセンは野生化しているものもあるので日本原産と思われがちですが、ニホンズイセンは原産地から中国を経由して日本に入ってきたものと考えられています。

スイセンの花の時期は1月から4月にかけて。

品種が多いこともあり、比較的長い期間、楽しめるのもスイセンの特徴と言えそうです。

冬の花4 デージー

デージーの白い花
デージーはキク科の1年草で、日本ではヒナギクの名前でも知られています。

デージーの特徴は強いこと。

日当たりの良い場所を好むものの、それ以外に必須の条件というのはあまりなく、植え替えも簡単に行える強さがあります。

花の直径は2㎝~3㎝にかけてが主流。

ただ種類によっては7㎝程度の花弁を持つ種類もあります。

花の色は白やピンクや赤が中心。

花の咲く時期は2月から5月にかけて。

冬の寒い時期から、暖かくなる春にかけて、デージーは可憐な花を次々と咲かせてくれます。

冬の花5 ツバキ(椿)

ツバキはツバキ科の常緑樹で、日本では江戸時代以降、品種改良が盛んに行われています。

ツバキは比較的暖かい場所を好む樹木で、日本は栽培の北限とも言われています。

ツバキの品種は、園芸種だけでも1000を超えると言われています。

ただ、ツバキはヤブツバキ系、ユキツバキ系、肥後ツバキ系、ワビスケ系など大きく分類をされることもあります。

もっとも園芸の素人がツバキの分類をするのは相当に難しいものがありそうです。

ツバキの花の色は赤・白・ピンクが中心であるものの、中には黄色の花を咲かせるものもあります。

また、咲き方も様々にあります。

品種が多いだけにツバキの花の時期は長く、10月から翌年4月頃まで。

長い時期、さまざまな咲き方、様々な花の色などを楽しめるのがツバキの大きな特徴です。

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冬の花6 パンジー

パンジーはスミレ科の1年草。

昔はサンシキスミレなどとも呼ばれていましたが、今はパンジーという名前が一般的です。

パンジーは冬から春にかけて咲く花としては、もっともポピュラーな花として知られています。

実際、パンジーは品種改良が積極的に行われていることもあって、花の色や花の大きさが様々で、愛好する人も殊の他、多いようです。

パンジーの花の時期は2月から6月にかけて。

寒い時期から梅雨の時期の前あたりまで、パンジーは長い期間、楽しむことができます。

なお、パンジーの花の中でも花の径が2㎝程度のものは、パンジーではなくビオラという名前で販売されていることが多いようです。

冬の花7 フクジュソウ(福寿草)

フクジュソウはキンポウゲ科の宿根草です。

フクジュソウは、年末になると園芸店などで販売されていることが多い植物です。

フクジュソウは福寿草だけでなく、元旦草と呼ばれることもあります。

フクジュソウは、新年を飾るめでたい花として昔から愛されています。

フクジュソウの花の色は基本的には黄色ですが、品種改良で白花、紅花などもあります。

また、咲き方も一重だけでなく八重もあります。

フクジュソウは日本全国に自生をしている花ですが、特に新年は鉢植えも多く販売されています。

丈夫なのがフクジュソウの特徴なので、花が終った後地植えにすると翌年も花を楽しむことができます。

冬の花8 ボケ(木瓜)

ボケはバラ科の落葉樹です。

ボケの特徴は、2月から4月にかけてと、花を咲かせる植物がとても少ない時期に花を咲かせること。

そして花そのものが美しいこと。

ボケは、愛好家がとても多い樹木として知られています。

ボケの花の色は朱や紅が一般的ですが、白い花を咲かせるものもあります。

特に東洋錦という品種は、紅白の花を咲かせることから盆栽にして楽しむことも多いようです。

冬の花9 マンサク(満作)

マンサクはマンサク科の落葉樹です。

マンサクは、北海道南部よりも南に自生をしています。

マンサクの名前の語源については、一説に山でも他の樹木がまだ花を咲かせない時期に「まず咲く」。

「まず咲く」が転じてマンサクになったとも言われています。

マンサクの花の時期は2月から3月にかけて。

花の色は黄色で、花弁は細長いのが特徴です。

なお、品種によっては赤い花を咲かせるマンサク、白い花を咲かせるマンサクもあります。

冬の花10 ロウバイ(蝋梅)

ロウバイの黄色い花
ロウバイ(蝋梅)は、ロウバイ科の落葉樹です。

ロウバイが花を咲かせるのは1月から2月。

特に花の少ない時期にロウバイは花を咲かせてくれます。

ロウバイの花の色は黄色が主流。

花に蝋をかけたような光沢があることからロウバイと言われています。

花の咲く時期は、ウメと似ています。

また、花も小ぶりで、このあたりもウメと似ています。

もっとも、花の色や、花が醸し出す風情はまったく別物。

そのため、ウメもロウバイも多くの人に愛されています。

おわりに

この記事では冬の花といえばをテーマに、冬に咲く花を10種類取り上げ、花の名前とそれぞれの特徴を簡単にご案内してきました。

冬に花を咲かせる植物は必ずしも多くはありません。

それだけに、冬の花は貴重なのかもしれません。

冬の花は、間もなく来るであろう春を予感させてくれるものが多いようです。

今年の冬も外出をしたら、冬に花を咲かせてくれる植物を探しながら、春の訪れを待ちたいと思います。

 

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