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2月といえばを祝日・暦・天気・花に分けてお伝えします

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2月といえば

「2月といえば」と聞かれて、あなたは何を思い浮かべますか。

この記事では、2月といえばということで、2月をイメージさせるものを祝日・暦・天気・花に分けてお伝えします。

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2月といえば 祝日

祝日は、いわゆる「祝日法」で定められた国民の祝日です。

2月には、建国記念の日と天皇誕生日の2つの祝日があります。

建国記念の日

建国記念日と言われることも多いようですが、正しくは建国記念の日になります。

祝日の中には春分の日や秋分の日のように、その年によって日が変わるものもありますが、建国記念の日は毎年2月11日です。

ただ、2月11日という日は法律ではなく政令で定められているのが、他の祝日とは異なります。

祝日法では、各祝日の趣旨が定められています。

建国記念の日は「建国をしのび国を愛する心を養う日」とされています。

ところで、建国記念の日は戦前の大日本帝国憲法では紀元節とされていました。

これは、初代天皇とされている神武天皇の即位日が、紀元前660年2月11日であることに由来しています。

たとえば、昭和15年には紀元2600年の式典が盛大に行われていますが、昭和15年は西暦1940年。

紀元は西暦よりもはるかに長い歴史を持っていたようです。

天皇誕生日

天皇誕生日は2月23日、「天皇の誕生日を祝う日」とされています。

天皇誕生日も大日本帝国憲法では、天長節とされていました。

ところで昭和天皇の時代、天皇誕生日は4月29日でした。

昭和天皇崩御後は、天皇誕生日がみどりの日になり、2007年からは現在の昭和の日になっています。

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2月といえば 暦

現在は太陽暦(新暦)ですが、江戸時代までは太陰暦(旧暦)が使われていました。

太陰暦は月の満ち欠けに基づくもので、1年が概ね355日です。

そのため、閏月などを設け1年を調整することも行われていましたが、それでも太陰暦の時代は季節感のずれが生じます。

それを補うのが、二十四節気と雑節です。

二十四節気は1年を24に分けたもので、概ね15日に1回。

一定間隔で節気が巡ってくるため、季節の移ろいを感じやすく、とりわけ農作業では重宝されていました。

ただ、二十四節気だけでは季節の変化を十分に感じ取れないこともあるということで設けられたのが雑節です。

雑節は種類としては9つありますが、雑節の一つである彼岸などは年に2回あるため、総数は9より多くなります。

なお、二十四節気も雑節も、月日はその年によって異なります。

2月に巡ってくる二十四節気と雑節としては、節分・立春・雨水があります。

また、二十四節気でも雑節でもありませんが、2月には初午もあります。

節分

節分は雑節です。

節分には季節の分かれ目という意味があり、節分は常に立春の前日になります。

立春の月日は年によって変わることがあるため、節分も月日が変わることがあります。

節分の行事としては豆まき、食べ物としては恵方巻などが知られています。

立春

旧暦の時代、立春は元日とされていました。

そのため、先にお伝えした節分は大みそかに当たります。

立春は二十四節気の一つで、この日から春が始まることを意味しています。

なお、2056年までの立春は、2月3日又は2月4日になります。

 
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雨水

雨水(うすい)は、立春の次に訪れる二十四節気です。

雨水は少しずつ暖かくなってくる頃で、それまでの雪が雨に変わりつつある時期であることを意味しています。

なお、2200年まで雨水は、2月18日又は2月19日になります。

初午

初午(はつうま)は、旧暦・新暦にかかわらず2月の最初の午の日です。

今でも、ねずみ年からいのしし年まで、年に関しては十二支という考えがありますが、目立たないものの日に関しても十二支があります。

午の日も、12日に1回は必ず巡ってきますが、月は2月と決まっているものの、日はその年によって異なります。

初午の日には、全国の稲荷神社で初午大祭が行われ、行事食としては稲荷ずしが知られています。
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2月といえば 天気

2月に使われる天気に関連した言葉としては、春一番や三寒四温があります。

春一番

春一番は、立春から2つ後の節気である春分までの間に吹く風です。

この風は、立春以降で初めて吹く、東南東からの8m/s以上の風であることが条件になっています。

春一番が吹くと気象庁から発表がありますが、春一番が吹かない年もあります。

また、春一番の発表が行われるのは全国ではなく、北海道・東北・甲信・沖縄は発表の対象外になっています。

三寒四温

三寒四温は2月の頃の気候を言い表すもので、三日ほど寒い日、その後四日ほど暖かい日が続くを繰り返しながら段々と春に向かっていくとされています。

もっとも、三寒四温は朝鮮半島や中国東北部ではその傾向が見受けられるものの、それより南に位置する日本ではあまり見られません。

そのため、以前よりは三寒四温という言葉を聞くことが少なくなっているように思われます。
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2月といえば 花

春以降と比べると、2月に楽しめる花の種類は多くありません。

一方、冬は気温が低く天候も安定しているため、花期が長いものが多いようです。

ここでは、2月に見頃を迎える代表的な花をお伝えします。

木本類(木)

花の種類概ねの見頃
ウメ2月~3月
ボケ2月~4月
マンサク2月~3月

草本類(草)

花の種類概ねの見頃
クロッカス2月~4月
シラー2月~6月
ストック2月~4月、10月~12月
フクジュソウ2月~4月

まとめ

この記事では2月といえばということで、2月をイメージさせるものを、祝日・暦・天気・花に分けてお伝えしました。

1年の中でも2月はもっとも寒い時期ですが、一方では間もなくやってくる春を予感させるものもたくさんあるようです。

 
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