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2025年の山の日いつ?祝日になった由来や意味もご紹介します!

山の日のイラスト
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はじめに

2016年に新たな祝日「山の日」が加わりました。

では、2025年の山の日はいつでしょうか。

そして、なぜ8月11日が山の日という祝日になったのでしょうか。

この記事では、2025年の山の日はいつなのか。

合わせて、山の日が国民の祝日になった由来や、8月11日が山の日になった意味を探ってみました。

2025年の山の日はいつ

山の日は、毎年8月11日です。

したがって、2025年の山の日は2025年8月11日(月曜日)になります。

2025年の場合、山の日は月曜日になるので土曜日や日曜日が休みという方は3連休を作ることができそうです。

また、山の日の8月11日はお盆休みとも重なる可能性があるので、さらに大型連休を作れる人がいるかもしれません。

山の日が祝日になった由来

山の日は、2014年4月に「国民の祝日に関する法律」の改正案が国会で可決されたことにより、16番目の祝日として誕生しました。

法律の成立は2014年ですが、実際の施行は2016年1月1日。

そのため2016年1月1日以降、最初にくる2016年8月11日が初めての山の日になりました。

では、山の日はどうして誕生したのか。

その由来は、山の日が生まれるまでの経緯を見ていけば理解できそうなので、山の日が祝日に加えられるまでの経緯を簡単にご紹介します。

山の日を祝日にしようという機運がでてきたのは2010年と言われています。

2010年に日本山岳会などの団体が集結して「山の日」制定協議会が発足しました。

さらに制定協議会の働きかけにより、2013年4月に「山の日」制定議員連盟が発足しています。

この制定議員連盟は超党派の国会議員により構成されていて、制定議員連盟の発議により「国民の祝日に関する法律」の改正案が国会に提出され賛成多数で可決されています。

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山の日が祝日になったのは、最初は民間団体の働きかけ、次に国会議員がその働きかけに応じたことが由来になっています。

山の日が8月11日になった意味

山登りをする女性のイラスト
8月11日が山の日になったのは何か意味があったのでしょうか。

実は、山の日が8月11日になったことについて、明確な意味はないと言われています。

当初、山の日は「6月の第1日曜日」になるはずでした。

6月の第1日曜日は各地の山開きの日になる場合が多かったためで、この日であれば山の日とするのに相応の意味があったと思われます。

また、1年の中で6月は祝日がない月なので、国民生活を考えると意味があります。

そのため、6月の第1日曜日を山の日とする案が当初は有力とされていました。

しかし、6月の第1日曜日は大きな問題がありました。

日本では4月下旬から5月上旬にかけてGWという大型連休があります。

4月と5月に大型連休があり、さらに6月に祝日が誕生すると、特に企業から強い反発が生まれる。

6月に新しい祝日を作ることに関しては、意味はあっても社会的な影響が大きくなってしまう可能性がありました。

そのため、山の日を6月の第1日曜日にするという案は、早い段階でなくなったと考えられています。

また、6月の第1日曜日では雪が残り山開きができない山があるということも理由の一つになったと考えられています。

次に出てきたのが山の日を8月にするという案です。

山の日を8月にするということについては、いくつかのメリットが指摘されていました。

まず、8月には祝日がありません。

このあたりは6月に祝日がないということと同様ですが、6月と8月では大きく異なるところがあります。

それは、8月にはお盆休みというGWと匹敵する大きな連休があることです。

6月に山の日という祝日を設けると、特に企業経営に支障がでる。

しかしお盆休みという大型連休に、新たに山の日という祝日を設けても大きな支障がでない。

これが山の日が8月に制定された大きな理由のようで、意味を重視するのではなく、より無難な日を選んだようです。

また、8月は夏山のシーズン。多くの人が山に親しめるということも山の日を8月にすることの大きな理由になったようです。

では、山の日はなぜ8月11日になったのでしょうか。

山の日は8月にする。かつ、お盆休みの間に設ける。これが山の日を制定する前提条件になっていました。

そこでまず出てきたのが8月12日です。

当初、山の日は8月12日にするという案もあったようです。しかし、8月12日は日航ジャンボ機墜落事故の日。

そのため、この日を祝日にすることに異論がだされ、結果的にその前日の8月11日が山の日に制定をされています。

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さいごに

山の日の誕生は、海の日が関係していると言われています。

海の日があるのなら、山の日があっても不思議ではない。

さらに山岳関係者からしたら、山の日を作り、山の日を祝日にすることは悲願だったのかもしれません。

ところで、山の日は8月11日となっています。

しかし、早くもこの日が変更される。そんな可能性もあるようです。それがハッピーマンデーの存在です。

ハッピーマンデーとは、国民の祝日を固定された日から特定月の特定週の月曜日に異動させるもので、法律の改正により祝日の日を移動させることができるようになっています。

ハッピーマンデーの例としては、成人の日、みどりの日、海の日、敬老の日、体育の日などがあります。

たとえば、海の日は当初7月20日でしたが、2003年の法律改正で現在は7月の第3月曜日が海の日となっています。

山の日が8月11日だと、連休にならないことも当然あるはず。しかも、山の日が8月11日であることに深い意味はない。

そうした理由から、今後は山の日が8月11日ではなく、8月の第○月曜日に移行することも意見としてはあるようです。

山の日の趣旨は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」とされています。日頃の運動不足を解消するため、山の日に山登り。

こんな習慣が生まれても良いですね。

 
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