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お墓参りと掃除
この記事では、お墓の掃除道具で必要なものは何かを用途別に簡単にお伝えしていきます。近くにお墓がある人は、祥月命日だけでなく月命日のお墓参りを欠かさない。そんな方もいると思います。
でも、お墓がちょっと離れた郊外にあってなかなか行けない。実際にはそうした方も多いのではないでしょうか。
そうなるとお墓参りは年に数回。春と秋のお彼岸、お盆、あるいは年末年始や大型連休あたりではないでしょうか。
そうなるとお墓参りに行くたびに、お墓掃除が必要になってきます。
むしろ年に数回しか行けないからこそ、行った時のお墓掃除はできるだけ丁寧にしたいところです。
では、お墓掃除をするときの道具は何を用意すれば良いのでしょうか。
お墓掃除をするときの道具
お墓掃除をするときの道具の一例をあげると次のとおりです。墓石の掃除に使う道具
1 スポンジ2 たわし
3 ぞうきん
4 歯ブラシ
お墓の周りの雑草などを取り除くための道具
5 シャベル6 鎌
7 植木ばさみ
8 ザル
9 軍手
ごみを集める、持ち帰る道具
10 ゴミ袋、箒、ちりとり、バケツなど大型墓苑などはゴミ箱などが完備されていることも多いので、そのような場合10のうちでもゴミを持ち帰る道具は必要ないかもしれません。
また、それ以外の道具も墓苑などによっては用意されているので、あえて用意する必要がないこともあります。
お墓の状況によって、お墓掃除に必要な道具は変わってきますので、適宜、ご用意いただければと思います。
お墓は専用の掃除道具でなくても身近なもので簡単に用意することはできます。
ただ、最近では「お墓掃除」のセットも販売されているようなので、いろいろと考えるのが面倒という方は、そうしたもので用意を済ませてしまうというのも一つの方法です。
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墓石の掃除に使う道具と使い方
お墓掃除で基本となるものが、水にぬらしたスポンジ、軽く絞ったぞうきんです。
お墓に水をかけて掃除するというのもありですが、拭き忘れがあると水垢の汚れなどが発生することもあるので注意が必要です。
水にぬらしたスポンジ、軽く絞ったぞうきんでお墓の汚れが取れない場合は、たわしを使います。
また、細かな部分の汚れは歯ブラシを使います。
ただし、彫刻された部分、柔らかい部分はあまり力を入れずに掃除することをお勧めします。
なお、墓石の掃除に家庭用の洗剤を使うのは絶対に避けてください。同様に塩素系漂白剤も厳禁です。
このような洗剤は墓石にシミを作ったり、墓石の艶をなくしたり、墓石を痛めてしまう原因になります。
墓石の水垢やシミがどうしても取れないときは、仏具店や墓石屋で販売されている専用の洗剤を使うようにするか、墓石屋などプロに任せるようにしてください。
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雑草を取り除くための道具と使い方
お墓掃除は墓石だけでなく、その周りの掃除もしておきたいものです。上記の中でシャベル、鎌は墓石の周りの雑草取り、植木ばさみはお墓の植栽をきれいに整えるために使います。
特に雑草は根からとらないと、またすぐに生えてきてしまうので少し大変かもしれません。
また、お墓周りの植栽は見栄えというのもありますが、あまりに大きくなると根を張り、お墓周りの石垣を圧迫する原因にもなります。
お墓の植栽はできるだけ一定の大きさに保っておきたいものです。
最後にザルですが、これは墓石周りの玉砂利を洗うときに使います。
玉砂利も年月が経つと土と混ざって色が悪くなってしまいます。シャベルで玉砂利ををすくって、水で洗い土を落とし、再び敷きなおすととてもきれいになります。
まとめ
お墓掃除をするときの道具について用途別に必要なものをご紹介してきました。
お墓参りをするのは多くの方が年に数回程度。もしかしたら年に1回、あるいは数年に1回という方もいるかもしれません。
それだけにお墓参りに行ったときは、お墓掃除も念入りにしておきたいですね。
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