リゾットとドリアの違いとは！グラタンやラザニアなども解説

はじめに

この記事では、リゾットとドリアの違いをご案内するとともに、グラタン・ラザニア・パエリアについても簡単にご紹介します。

今では、リゾットもドリアもファミリーレストランのメニューにもある認知度の高い料理です。

もっとも、どちらもお米を使うので混同してしまうことがあるかもしれません。

まずは、リゾットとドリアがどのような料理なのかご紹介します。

リゾットとは

リゾットは、最初に野菜とともに米を炒めます。

そして、コンソメやブイヨンなどのスープを少しずつ入れながら、米を煮込んでいきます。

最後に、粉状のチーズをのせて、表面をオーブンで焼いた料理です。

リゾットの大きな特徴は、既に炊いてあるご飯を使うのではなく、研いでいない生の米を炒め、さらに煮るという作業があることです。

リゾットは見た目から、欧風雑炊とか洋風のお粥と表現されることもありますが、実際にはより作業工程が多い料理といえそうです。

ドリアとは

ドリアは炊いたご飯を使います。ご飯は白米だけでなく、バターライスやサフランライスを使うこともあります。

そのご飯の上に、ミートソース・ホワイトソース・トマトソースなどのソースをかけ、さらに粉チーズをかけ表面を焼いて完成です。

チキンなどの具材は、チキンライスのようにご飯に混ぜることもあれば、ソースに混ぜることもあります。

なお、ドリアは横浜ホテルニューグランドの総料理長が、フランスの料理にヒントを得て考案したものと言われています。

リゾットとドリアの違い

リゾットとドリアは一般的な料理で、作り方もさまざまなバリエーションがあるので、この記事でご紹介したものとは異なることもあります。

ただ、リゾットとドリアの違いは、リゾットは生のお米を炒めて煮る、ドリアは既に炊いてあるお米を使う。

米を使う料理という点は共通していますが、そもそもスタートが異なっている。

リゾットとドリアの最大の違いは、お米の使い方にあるようです。

さいごに　グラタン・ラザニア・パエリア

この記事では、リゾットとドリアの違いをご紹介してきました。

最後にリゾットやドリアとともに、グラタン・ラザニア・パエリアの特徴を簡単にご紹介します。

グラタンとは

グラタンは、野菜やマカロニを敷き、その上にホワイトソースやチーズをかけて、オーブンで焼き上げたものです。

下に敷くものがマカロニであればマカロニグラタン、野菜であれば野菜グラタンになります。

異論はあるかもしれませんが、マカロニや野菜などではなく、ご飯を敷くとドリアになります。

ラザニアとは

ラザニアは、きしめんのような平たく太いパスタの間に、ホワイトソース、ミートソースを交互に重ねミルフィーユのような状態にしたうえで、一番上に粉チーズを載せオーブンで焼き上げたものです。

ラザニアも人気のある食べ物ですが、リゾットやドリアと比べると、使う食材も、作り方も異なる料理と言えます。

パエリアとは

パエリアは、生のお米をオリーヴ油などで炒め、そこに魚介類などの具材を入れて、最後にサフランを混ぜた料理です。

感覚的に言えば、西洋風の炊き込みご飯のようで、生のお米を使うという点でリゾットに少しだけ似ています。