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はじめに
この記事では、睡蓮の鉢の大きさ、鉢の深さ、鉢の材質など、睡蓮を育てるときに適した鉢についてお伝えします。睡蓮は花期が長い植物で、夏の暑い盛りでも水面に花を咲かせる姿は涼しげに見えます。
睡蓮を育てるとき何より大切なのは鉢ですが、鉢選びに悩む方もいるのではないでしょうか。
睡蓮はたくさんの品種があり、品種によって選ぶべき鉢が異なることもありますが、一般的な温帯性睡蓮を育てる時の鉢の大きさなどのポイントをお伝えします。
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睡蓮の鉢の大きさ
睡蓮は鉢の大きさによって成長の度合いが異なり、鉢が大きければ葉や花も成長しやすくなります。睡蓮は鉢が大きいことが望まれますが、大きすぎると全体が重くなってしまい、移動や水の交換などの管理に手間がかかってしまいます。
鉢の大きさの目安としては直径が30㎝以上、可能であれば50cm前後のものが良いかもしれません。
また、鉢が大きければ複数の睡蓮を育てることも可能になります。
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睡蓮の鉢の深さと鉢底の形状
睡蓮の根は水中に伸び、水底に広がるので、鉢はある程度の深さや鉢底の形状を考える必要があります。鉢が浅いと、睡蓮の根が込み入ってしまい生育に影響を与えますし、根の密度が濃いと水質悪化をもたらし根腐れの原因にもなります。
また、水は鉢の縁ぎりぎりに張るわけでもないので、余裕を持った深さを考えておきたいところです。
一つの目安として鉢の深さは30cm~40cm、鉢の底面積はできるだけ大きいものが望まれます。
睡蓮の鉢の材質
睡蓮は十分な日照を必要とします。また、風通しの良い場所を好みますが、冬は北風の影響を受けない場所に置くことが望まれます。
こうしたことを考えると、季節によって鉢を移動させる可能性もあります。
鉢を移動させることがある場合は、耐久性があるもの、そしてあまり重くないものを選ぶのが無難です。
睡蓮の鉢の色
鉢の色については2つの考え方があります。まず、睡蓮は暖かい水を好むという点で、光を吸収する黒など濃い色の鉢を選ぶという意見。
一方、水や睡蓮の花を映えさせるという点で、白を含め薄い色の鉢を選ぶという考えがありますし、薄い色の鉢は水の汚れがわかりやすいというメリットもあります。
鉢の色については、ケースバイケースのようです。
まとめ
この記事では、睡蓮の鉢の大きさ、鉢の深さ、鉢の材質、鉢の色など、睡蓮を育てるときに適した鉢についてお伝えしました。
もっとも睡蓮の品種によっては、選ぶべき鉢の大きさなどが異なることもあります。
考え方としては、先に鉢を選んだ場合はその環境にあった睡蓮。
先に睡蓮を選んだ場合は、その睡蓮の特徴にあった鉢を選ぶのがポイントになりそうです。
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