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礼服と喪服の違いとは!男性・女性の別も含めて簡単解説

結婚式のイラスト
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礼服と喪服の違いとは

この記事では、礼服と喪服の違い、合わせて男性と女性に分けて礼服と喪服の違いについてご案内します。

最初に、礼服と喪服の違いをお伝えします。

礼服は、冠婚葬祭などで着用する衣服です。

冠婚葬祭では、威儀を正したり、敬意を表する必要がありますが、そのような時に用いられるのが礼服で、英語ではフォーマルウェアと言います。

礼服は儀礼の場面で使われる衣服であるため、場に応じた格式が求められますが、一方では必ずしも機能的とは言えない面もあります。

一方、喪服は冠婚葬祭の中でも「葬」。

つまり、葬儀、法事などに参加する際に着る礼服で、礼服の中の一部が喪服になります。

これが、礼服と喪服の最大の違いですが、男性と女性では礼服と喪服の考え方に違いがあります。

それでは、次に男性と女性、それぞれの礼服と喪服の考え方についてご案内します。

※ 礼服と喪服には洋装と和装がありますが、この記事では洋装についてお伝えします。

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男性の場合の礼服と喪服の違い

男性の場合、礼服として考えられるのは、モーニングコート、燕尾服、タキシードなどです。

モーニングコートは昼、燕尾服は基本的に夜間、タキシードは夜間の宴席の礼服とされています。

この中で、モーニングコートは喪主や遺族として参列する場合、喪服として着用できるとされていますが、現在では一般的ではないようです。

では男性の場合で、喪服になるのはどのような服でしょうか。

日本の場合「日本の礼服」と言われる真っ黒なスーツ、いわゆるブラックフォーマルで、略式礼服とも言われています。

ブラックフォーマルの大きな特長は、冠婚葬祭のすべてに使えるということです。

要はブラックフォーマル1着あれば、ネクタイを変えるだけで、結婚式でも葬式でも、冠婚葬祭すべてに対応することができます。

ただし、ブラックフォーマルと、通常のブラックスーツでは、生地の色・デザインなどに違いがあります。

たとえば、ブラックフォーマルの生地は光沢がない漆黒の黒であるのに対し、ブラックスーツは光沢があるので、暗がりならともかく他の場面では遠目でも違いが判ります。

ブラックフォーマルは日本で独自に発展した服で、欧米諸国などでは見られない習慣のようですが、ブラックフォーマルがあれば冠婚葬祭に対応できるというのは便利であることは確かです。

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女性の場合の礼服と喪服の違い

礼服と喪服に対する考えは、時代とともに変わるようです。

女性の礼服として考えられるのは、イブニングドレス、アフタヌーンドレスなどです。

また、女性も略式礼服として黒ワンピースというブラックフォーマルがあり、アクセサリーやバック等を変えることで、冠婚葬祭すべてに使えるとされていました。

ただ最近では、ブラックフォーマルは喪服専用で、結婚式などに兼用する人はかなり少なくなっていると言われています。

このあたりは判断が難しいところですが、黒ワンピースが礼服兼用に売られていますので、これから購入する人は店員さんにご相談されるのがおすすめです。

現在の主流は、真っ黒なワンピーススーツを結婚式に来ていってもマナー違反とまではならないが、実際にそうしている人はほとんどいないということです。

慶事ではドレスなどの礼服、通夜葬式などでは黒ワンピースなどと分けて用意をしておくのが、どうやら無難と言えそうです。

まとめ

この記事では、礼服と喪服の違い、合わせて男性と女性に分けて、礼服と喪服の違いについてご案内してきました。

結論を言えば、男性は簡単に対応できるのに対して、女性は対応が難しいようです。

もっとも冠婚葬祭の中でも、葬は不意に訪れることが多いもの。念のための準備だけはしておきたいですね。

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