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夏の寄せ植えをプランターで楽しむ!失敗しない作り方とは

夏に咲くマリーゴールド

春から夏にかけて、園芸ショップではたくさんの花の苗が売られています。また、同時にたくさんの人々がその苗を買い求めるようになってきます。

そこで挑戦をしたくなるのが夏の寄せ植え作り。

ただし、マンション住まいの人にとって寄せ植えができるのは花壇ではなくプランター。

また戸建てでも庭がない、あるいは狭いという方もたくさんいるので、プランターで寄せ植えをする人も多いのではないでしょううか。

この記事では、夏の寄せ植えをプランターで楽しむうえで、失敗しない作り方のポイントをいくつかあげてみました。

プランターで夏の寄せ植えを作りたいという方のお役に立てれば幸いです。

夏の寄せ植えを作る前のポイント

夏に咲く千日紅
プランターで夏の寄せ植えを作る前に考えておきたいポイントは、次の通り2つあります。

プランターの置き場所を決める

夏の寄せ植えをプランターで楽しむうえで、最初に決めておきたいのが置き場所です。

夏は屋内ではなく、屋外にプランターを置く場合が多いと思います。

ただ屋外でも、それぞれに条件が異なります。

その条件の違いをいくつかあげると

 

① 雨が当たる場所なのか、当たらない場所なのか

② 日当たりの具合はどうなのか

③ 置く場所は土の上か、コンクリートの上か

 

①に関しては、プランターを雨が直接当たる場所に置く場合、草丈が高い植物については注意が必要です。

草丈の高い植物は、ゲリラ豪雨などがあると倒れてしまうことがあります。

②に関しては、日当たりが良いのか悪いのか、あるいは1日の中で日の当たる時間はどの程度になるのかに注意が必要です。

夏の寄せ植えで最も注意をしたいのは乾燥です。1日中、日の当たる場所に置く場合は、とりわけ乾燥に強い植物を選ぶ必要があります。

③に関して、コンクリートの地面に直接プランターを置くと、乾燥の度合いが早くなります。

日当たりのよいコンクリートの上にプランターを置くようなときは、強い照り返しを避けるため、プランターの下にレンガや鉢台などを置き、風通しを良くしておきたいところです。

プランターの形を決める

置き場所の次に考えたいのがプランターの形です。

プランターは大きく分けると、丸形と角型があります。値段はピンからキリまでありますが、何れも廉価で買い求めることができます。

丸形のプランターは、花を四方から眺めることができます。

一方、長方形など角型のプランターは、一方から眺める場合が多くなります。

周囲が開かれた空間なら丸形のプランター。後ろに壁があるなどの場合は角型のプランターを選ぶのが一般的です。

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夏の寄せ植えをプランターで楽しむポイント

夏に咲くサフィニア
プランターで寄せ植えを作ることは1年を通して行われています。

しかし、夏は季節ならではの注意しておきたいポイントがあります。

夏の寄せ植えをプランターで楽しむ、言い換えれば失敗しないポイントをあげると次の通りとなります。

 

① 各植物の性質の違いを考える

② 高低差を考える

③ 色の調和を考える

① 各植物の性質の違いを考える

夏の植物は種類が多いのが特徴です。

ただし、植物の種類が多いということは、性質も多種多様であることを意味しています。

夏は時として植物に大きなダメージを与えます。そのダメージの要因を大きくまとめると、乾燥・暑さ・日照です。

夏は気温が高くプランターの土が乾燥しがちです。一方、植物は乾燥に強い花、乾燥に弱い花と様々です。

一般的に夏の植物をプランターで楽しむ場合、水やりは朝と晩の2回は必要とされていますが、植物によってはさらに多くの水を欲しがるもの、逆に1日に2回も与えては根腐れをしてしまうものと様々です。

乾燥に強い植物と弱い植物を混在させて寄せ植えを作ると、どちらかが早くしおれてしまう可能性があります。

これと同様に、夏であっても暑さを好むものとあまり好まないもの。

あるいは、日なたを好むもの、あるいは半日陰や日影を好むものなどもあります。

一番に注意したいポイントは、乾燥に強いか弱いかということになりますが、暑さや日照を含めてできるだけ性質の似ている植物で寄せ植えを作る。

これが夏の寄せ植えをプランターで楽しむための、最大のポイントになります。

② 高低差を考える

折角、プランターで寄せ植えを作っても、見栄えのしないものだと、ひと夏を楽しむことはできません。

プランターで見栄えのする寄せ植えを作るポイントは、立体感のある寄せ植えを作ることです。

もちろん意図があって平面的な寄せ植えを作ることもありますが、基本的には高低差を作り、立体感にこだわりたいところです。

立体感を作る場合のポイントは、丸形のプランターを利用する場合と、角型のプランターを利用する場合では異なります。

丸形のプランターは、どの方向からも見られる場所に置くことが多いと思われますので、中央部を高く周辺部を低くすることが基本になります。

一方、角型のプランターは一方向から見る場合が多くなるので、後方を高く前面は低くが基本になります。

何れも絶対的ではありませんが、このあたりを気をつけることで、失敗の可能性は低くなります。

③ 色の調和を考える

夏の寄せ植えを作るポイントの一つとして色の調和があります。

プランターで夏の寄せ植えを作る場合、失敗が少ないのは同系色の花でまとめる。あるいは、花の色がシンプルなものを選ぶことがあげられます。

派手な色はそれはそれで楽しめますが、一つ一つが目立ってしまい、調和を図るのが難しくなります。

また、一つの花なのに複数の色を持つ花も、調和を図るのが難しくなります。

このような花は寄せ植えではなく、一つの鉢に飾る方が良いのではないでしょうか。

また、それでも派手な色の花で寄せ植えを作りたい場合は、アイビーなどグリーンを取り入れるのもおすすめです。

人の目を引き付けるあでやかな花と、落ち着いたグリーンの組み合わせは、それなりに楽しむことができます。

(まとめ)失敗しないプランターでの夏の寄せ植え作りとは

夏の寄せ植えをプランターで楽しむためのポイントを3つほどご紹介してきました。

もっとも②と③は、夏の寄せ植えをプランターで楽しむためのポイントですが、①に関しては「失敗しないプランターで作る夏の寄せ植え作り」という方がむしろ適切です。

この項目の最後に、特に①に関してより具体的な方法をお伝えしていきたいと思います。

できるだけ性質の似ている植物で寄せ植えを作ることが、「失敗しないプランターで作る夏の寄せ植え作り」のポイントです。

しかし、夏の植物の種類はたくさんあります。それぞれの植物の性質を理解することは難しいことです。

そこで、おすすめしたいのは、昔から知られている定番の植物を中心に選ぶということです。

昔から知られているのは理由があります。

その理由とは、

 

・ 定番の植物は、夏の暑さや乾燥など厳しい環境に耐えられる花である可能性が高い。

・ 定番の植物は、栽培農家にとっても容易に大量生産ができる。

・ 定番の植物は、寄せ植えにしても育てるのが容易である。

 

また、具体的に植物の名前をあげると、次のようなものがあります。

 
花の種類ワンポイント
アイビー乾燥に強い・アクセントになる
アメリカンブルー乾燥に強い
インパチェンス明るい日陰を好む
金魚草日なたを好む
サフィニア日なたを好む・種類豊富
サルビア日なたを好む・長く咲く
ジニア(百日草)日なたを好む・種類豊富
ゼラニウム日なたを好む
千日紅日なたを好む
日日草乾燥に強い・日なたを好む
ハーブ類(ミント・タイムなど)日なたを好む・アクセントになる
ブルーサルビア日なたを好む
ベゴニア半日影を好む・長く咲く
ペチュニア日なたを好む・種類豊富・長く咲く
ポーチュラカ日なたを好む・乾燥に強い
マリーゴールド日なたを好む 長く咲く
ミニケイトウ日なたを好む
ラベンダー日なたを好む

私の経験談

最後に私の経験談として、私がプランターで夏の寄せ植えを作る手順を少しだけ書いておきたいと思います。

私がプランターで夏の寄せ植えを作る場合は、次の通りの手順で行っています。

 

① 置く場所を決める。

② プランターの形を決める。

③ 園芸ショップに行き花の苗を購入する。

④ 自宅に帰り寄せ植えを作る。

 

この中で最大のポイントは、③の園芸ショップに行き花の苗を購入するです

私が考える夏の寄せ植えの基本は、できるだけ手をかけずに長く楽しむというもので、丈夫で花期が長いものを中心に選ぶようにしています。

そのため、実際に選ぶのはジニア・マリーゴールド・ペチュニア・サフィニア・ポーチュラカあたりが基本になります。

私が選ぶのは丈夫で花の咲く期間が長いもの。それ以外の条件としては、園芸ショップでたくさんの数が販売されている安価なもの。

また、選ぶのは宿根草ではなく1年草ということです。

個人的には宿根草も好きですが、宿根草は寄せ植えではなく、一つの鉢に単独で植えるようにしています。

その条件を前提にしたうえで、花の高さや色の組み合わせを考えていきます。

そして花を選んだら、それらを園芸ショップの地面に並べてみます。

ここで用意してあるプランターに入りきるだろうか、高低差はどうか、花の色具合はどうか。

このあたりをじっくりと考えて、納得ができたら購入し、家に持ち帰ることにしています。

私の場合、プランターで夏の寄せ植えを作るうえでの、最も失敗しないポイントは園芸ショップでの熟考ということになりそうです。

なお、植物の性質でわからないようなことがある場合は、必ず定員さんに質問するようにしています。

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さいごに 初心者の方でも失敗しない方法とは

夏に咲くジニア
この記事では、「夏の寄せ植えをプランターで楽しむ」をテーマに失敗しない作り方のポイントを解説してきました。

ところで、慣れた方であれば問題がなくても、全く初めての方は何かと心配がつきものです。

初めてでも失敗はしたくない。このような方におすすめしたい方法を、この記事の最後にご紹介しておきたいと思います。

そもそも寄せ植えとは、違う種類の花を同じ鉢に植えることです。

当然、花ごとに性質は異なります。寄せ植えは異なる性質を持つ複数の植物を、同じ鉢(プランター)の中で共生させるものです。

言い換えると、寄せ植えとは成長する環境ができるだけ同じもの植えるのがうまく栽培するポイントで、この点に失敗しなければ大きな失敗はありません。

しかし、それでも不安に感じる方も多いはずです。

そのような場合は、一つの方法として同じ植物を植える方法があります。

同じ植物なので性質は同じですが、同じ植物でもさまざまな色を持つ花はたくさんあります。

確かに寄せ植えは、違う種類の花を同じ鉢に植えることかもしれません。

でも、寄せ植えは小さな鉢(プランター)の中で個性を発揮するものなので、失敗するのが嫌だという方は、あえて同種の花を植えても良いかと思います。

また、どうしても複数の植物を植えたいという方は、種類を少なくするのも一つの方法です。

たとえば2種類で寄せ植えを作り、一つは夏に元気に花を咲かせる植物、もう一つはどの花とも調和し、かつ丈夫なグリーン。

この組み合わせであれば、複数の植物を植え、かつ、失敗の少ない寄せ植えを作ることができます。

寄せ植えは違う種類の花を同じ鉢に植えることですが、基本的には自由な創作活動です。

ぜひ、個性的で美しく、ひと夏を楽しく過ごせそうな寄せ植えを作ってみてください。