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サフランの花が咲かない理由をいくつかお伝えします!

サフランの紫の花
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サフランの花が咲かない理由とは

この記事では、サフランの花が咲かない理由をいくつかに分けてお伝えします。

サフランはアヤメ科の球根で、花期は10月~11月。

花が少なくなってくる秋に、薄紫色の花を咲かせる貴重な植物です。

サフランは基本的には丈夫で、一定の条件が整えば花を咲かせてくれます。

しかし、それでもサフランの花が咲かないこともあります。

そこで、最初にサフランの花が咲かない最大の理由、次にその他の理由をお伝えします。

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サフランの花が咲かない最大の理由

サフランの花が咲かない最大の理由は球根が小さすぎることです。

サフランは植えっぱなしにしても、次の年も花が咲くと言われています。

しかし実際には、植えっぱなしにすると花が少なくなり、次第に葉は出ても花が咲かなくなるということが往々にしてあります。

これは、親球が分球して子球がたくさんできるものの、養分が分散して子球が翌年に開花するほどの大きさにならないためです。

購入したサフランの球根を植えた場合は、花が咲く確率は高くなります。

一方、植えっぱなしだと、翌年以降の花つきが悪くなります。

サフランの花を楽しむためには、毎年球根を掘り上げて植え替えするのがおすすめです。

では、サフランの植え替えはどのようにするのでしょうか。

サフランは花が終わると、葉が伸びてきます。

そして、葉が枯れる5月頃になったら球根を掘り上げ、水洗いして乾燥させます。

乾燥したらサフランの球根をネットなどに入れ、雨の当たらない風通しのよい日陰に保管します。

その後、8月下旬~9月中旬に植えつけます。

サフランは植え替えをすることで、花を楽しめる確率がより高くなります。

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サフランの花が咲かないその他の理由

球根は十分に大きいのに花が咲かない。

その理由としては、いくつかのことが考えられます。

サフランの花が咲かない理由 日照不足

サフランは日当たりを好む植物です。

球根が大きければ日照不足でも花は咲きますが、花色が悪くなることがあります。

地植えの場合も、鉢やプランターで育てる場合も、日当たりの良い場所を意識することが大切です。

サフランの花が咲かない理由 土壌・肥料

サフランは水はけの良い土壌を好みます。

水はけの悪い土壌だと根腐れを起こして、球根そのものがだめになってしまうことがあります。

植える前に、赤玉土や腐葉土などを混ぜ、水はけの良い土壌を作っておくことが大切です。

また多肥にする必要はありませんが、サフランにも肥料は必要です。

肥料を与える時期は花が終わった後の2月~3月頃で、地中で育っている子球に栄養分を送り大きくします。

その後、植え替えをする場合はあらかじめ土に元肥として緩効性肥料を混ぜ込んでおくか、市販の培養土を使います。

植えっぱなしの場合は、9月~10月に緩効性肥料を与えます。

サフランの花が咲かない理由 夏越しと冬越し

サフランの球根を掘り上げる場合は、既にお伝えしたように夏はネットなどに入れ雨の当たらない風通しのよい日陰に保管します。

植えっぱなしの場合は、夏は涼しい場所で管理することが大切です。

夏はサフランにとって休眠期に当たるので、地植えの場合は遮光ネットを使って直射日光を避ける、プランターの場合は半日陰になる場所で育てることがおすすめです。

一方、サフランには耐寒性がありますし、一定の寒さも必要としているので、一般的には冬も屋外で冬越しさせるようにします。

サフランの花が咲かない理由 病虫害

サフランは病虫害の被害を受けにくいと考えられています。

ただ、アブラムシなどの被害を受けることがあるので見つけ次第駆除します。

なお、風通しの良い場所で育てることにより、病虫害の被害を少なくすることができます。

まとめ

サフランの花
この記事では、サフランの花が咲かない理由を、特に大きな理由とその他の理由に分けてお伝えしました。

サフランの花が咲かない理由は、何よりも球根の大きさにあります。

球根が大きくても花が咲かない場合は、主に日照不足や土壌による根腐れが考えられます。

夏の間であれば、水やりが多くても、乾燥するスピードも速いので根腐れの可能性は低くなります。

しかし秋は乾燥のスピードが遅くなるので、日照不足や土壌に問題があると過湿になり球根そのものがダメになってしまうことも往々にしてあります。

 
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