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目次
はじめに
この記事ではゴーヤをプランターで栽培する方法を、種まきから収穫までお伝えします。ゴーヤはウリ科の植物で、苦みがあることからニガウリの名前でも知られています。
また、ゴーヤは食材としてだけでなく、つる性で夏の暑い時期に成長することからグリーンカーテンとしても利用されています。
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ゴーヤをプランターで栽培する 種まき
種まきの適期
ゴーヤの発芽適温は20度以上とされています。地域によっても異なりますが、目安としては4月下旬~5月上旬が種まきの適期になります。
種の準備
ゴーヤの種を蒔く日の前日夜に種を水につけておきます。そして一晩水につけた種を蒔きます。
ゴーヤの種は固いので、水分を含ませることで発芽を促進することができます。
プランターの準備
ゴーヤを栽培する場合は、幅があるもの、深さがあるものが望まれます。一つの目安としては、幅60cm以上・深さ30cm以上のものを選ぶのがおすすめです。
プランターに入れる土は市販の培養土。
あるいは、赤玉土・腐葉土・堆肥など栄養豊富な土を用意します。
種まき
ゴーヤは30㎝程度の株間を必要とするので、幅60㎝のプランターの場合は蒔く種は2粒になります。種を蒔くときは、深さ2㎝程度の穴をあけ、穴に種を1粒ずつ蒔き、上から土をかけ軽く押さえます。
最後に水をたっぷりと与えます。
※ ここでは、プランターに直接種を蒔く方法をお伝えしましたが、小さなポットに種を蒔き、成長の良い苗ができたらプランターに移し替えるという方法もあります。
この場合、本葉3~4枚になった頃がプランターへ移し替える適期になります。
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ゴーヤをプランターで栽培する 種まき後の管理
プランターを置く場所
ゴーヤは、日当たりと風通しの良さを好むので、条件にあった場所にプランターを置きます。水やりと施肥
プランターの土の表面が乾いていたら、ジョウロを使ってたっぷりと水やりをします。特に夏の暑い時期は、朝と夕方の1日に2回水やりを行います。
注意したいのは、昼の水やりを避けることと、水を与えすぎないことです。
暑い時間帯の水やりは土の中が蒸れてしまう原因になりますし、水の与えすぎも過湿の原因になります。
ゴーヤは水やりが必要だといっても、根腐れしない程度ということになります。
肥料は1週間~2週間に1回を目安に、液体肥料などを与えます。
支柱
ゴーヤはつる性の植物なので、支柱やつるを絡ませるためのネットが必要です。支柱の立て方は様々ですが、支柱が風で倒れないようにすることが大切で、紐などでしっかりと固定しておきます
摘心と誘引
ゴーヤを大きく育てるためには摘心が必要です。摘心をする時期は草丈が25cm程度になった頃で、本葉4~5枚を残し、その上に伸びたつるは切りとります。
摘心を行うことで脇芽(子ヅル)がいくつも伸び、収穫できるゴーヤも多くなります。
また、ネットの一部に子ヅルが集中すると、見栄えだけでなく風通しも悪くなり、ゴーヤの収穫にも影響を及ぼします。
こうしたことを避けるため、ネット全体に子ヅルが伸びるよう誘引し、状況によっては麻ひもなどで軽く固定します。
ゴーヤをプランターで栽培する 収穫
ゴーヤの収穫の適期は開花後2~3週間が目安で、緑色の実が大きくなり、表面のイボがはっきりとした時期です。この段階のゴーヤは未熟な状態で、完熟すると表面が黄色くなります。
もっとも完熟したゴーヤは苦味も強くなるため、黄色になる前の収穫がおすすめです。
まとめ
この記事では、ゴーヤをプランターで栽培する方法をお伝えしました。
プランターでのゴーヤ栽培は、地植えに比べると収穫量は少なくなります。
しかし、プランターを使えばゴーヤ栽培に適した場所にすぐに移動できますし、グリーンカーテンを作るのも容易です。
実を食用にすることができ、涼しげな空間を作ることができるゴーヤは、夏におすすめの植物と言えそうです。
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