ポピーの花の時期や特徴を種類ごとに分けてお伝えします

ポピーの種類とは

この記事では、ポピーの花の時期や特徴を種類ごとに分けてお伝えします。

ところで一口にポピーと言っても、ポピーにはいくつかの種類があります。

そこで日本で知られている、アイスランドポピー・カリフォルニアポピー・オリエンタルポピー・シャーレーポピー、4種類のポピーの花の時期や特徴などをお伝えします。

アイスランドポピーの花の時期や特徴

分類	ケシ科・一年草
花の時期	3月～4月
花の色	白・黄・ピンク・橙・赤
原産地	シベリア・アジア大陸北部
別名	シベリアヒナゲシ

日本でよく見かける4種類のポピーの中でも、花の咲く時期がもっとも早いのがアイスランドポピーです。

アイスランドポピーは本来は多年草ですが、暑さを苦手にしているため一年草として扱われています。

草丈は40cm程度、つぼみの時は下を向いていますが、花が咲くと紙細工のような色とりどりの花を空に向けて咲かせます。

カラフルなアイスランドポピーの花は、春の訪れを感じさせてくれます。

カリフォルニアポピーの花の時期や特徴

分類	ケシ科・一年草
花の時期	4月～5月
花の色	黄・赤橙
原産	アメリカカリフォルニア州
別名	ハナビシソウ

カリフォルニアポピーの草丈は40㎝程度、花径は5㎝～7cm、4種類のポピーの中では最も小さな品種です。

草丈や花が小さくても、花つきが良く、花色も明るいため、群生させるととても賑やかになります。

カリフォルニアポピーという名前よりも、ハナビシソウの方が認知度が高いかもしれません。

オリエンタルポピーの花の時期や特徴

分類	ケシ科・一年草又は多年草
花の時期	4月～5月
花の色	白・紅・橙
原産	西南アジア
別名	オニゲシ

オリエンタルポピーの草丈は70cm程度、花径は大きなものでは15cm程度、4種類のポピーの中ではもっとも大きくなります。

オリエンタルポピーは夏の暑さを苦手にしていて、寒冷地では夏越しできるものの、暖地では一年草として扱われています。

シャーレーポピーの花の時期や特徴

分類	ケシ科・一年草
花の時期	5月～6月
花の色	白・紅・橙・紫
原産	ヨーロッパ中部
別名	ヒナゲシ・グビジンソウ

シャーレーポピーは、ヒナゲシやグビジンソウという別名も知られています。

草丈は60cm程度、花径は5㎝～8cm程度、アイスランドポピーのような華やかさはないものの、花色は多彩です。

まとめ

この記事では、アイスランドポピー・カリフォルニアポピー・オリエンタルポピー・シャーレーポピーの、4種類の花の時期や特徴などをお伝えしました。

ところでポピーの名所と言われる場所は全国でいくつもあり、それぞれに4種類のポピーの何れかが育てられていることが多いようです。

名所を訪ねる際は、どの種類のポピーが見られるのか確認したうえで、出かけるのがおすすめです。