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秋に赤い実のなる木8選
暑い夏が過ぎると味覚の秋。多くの果物などが収穫の時期を迎えるとともに、さまざまな樹木の実も色づいてきます。
この記事では、9月・10月の秋に赤い実のなる木、8種類の名前や特徴を簡単にご紹介します。
ところで赤い実は秋だけでなく、冬にもできます。冬に赤い実のなる木については、次の記事をご覧になってください。
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カラタチバナ(百両)
カラタチバナはサクラソウ科の常緑樹で、樹高は50㎝程度、百両の別名でも知られています。
9月から12月にかけて、直径6㎜ほどの赤い実をつけるカラタチバナは、葉が細長く、長い茎の先に実をつけることが特徴です。
赤い実は縁起が良いとされていますが、カラタチバナは別名がお金の単位であることでも人気があります。
なお、赤い実をつけ「両」がつく樹木としては、他に十両・千両・万両があります。十両・千両・万両は百両より少し遅い11月頃に赤い実をつけます。
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ソヨゴ
ソヨゴはモチノキ科の常緑樹で、10m程度まで成長することがあります。
ソヨゴは、10月頃に直径6㎜ほどの赤い実をつけます。ただし、ソヨゴは雌雄異株なので、実をつけるのは雌株だけです。
ソヨゴの特徴としては、葉が固く、縁が波打っていることがあげられます。
ソヨゴの名前の由来は、風に吹かれた時のこすれる音から名づけられたと言われています。日陰でも育ち、すっきりとした樹形のためシンボルツリーとしても人気があります。
なお、樹高2m程度でソヨゴより小さく、幹が黒っぽいクロソヨゴも赤い実のなる木として知られています。
ピラカンサ
ピラカンサはバラ科の常緑樹で、樹高3m程度まで成長します。
ピラカンサは、10月から1月にかけて、直径5㎜ほどの赤い実をつけます。
ピラカンサの大きな特徴は、実の数がとりわけ多いこと。また、丈夫で育てやすいので人気があります。
なお、ピラカンサは赤い実だけでなく、黄色い実をつけるものもあります。
ナナカマド
ナナカマドはバラ科の落葉樹で、樹高10m程度に成長するものもあります。
ナナカマドは、10月頃に直径5㎜ほどの赤い実をつけます。
ナナカマドの特徴は、先に赤い実をつけ、その後に葉が紅葉することです。
また、一般的に樹高数メートル程度におさまるので、庭に植える人も多いようです。
ハナミズキ
ハナミズキはミズキ科の落葉樹で、樹高は約5mです。
ハナミズキは、10月から11月にかけて、直径1㎝程度の赤く細長い実をつけます。
ハナミズキは、春の花、10月の赤い実、そして紅葉と様々に楽しめる樹木です。
なお、ハナミズキに似た木にヤマボウシがあります。
ハナミズキの実は食用になりませんが、ヤマボウシの大きな実はジャムなどに加工されています。
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ウメモドキ
ウメモドキはモチノキ科の落葉樹で、樹高は約3m、10月から12月にかけて直径5㎜ほどの赤い実をつけます。
ウメモドキは、赤い実がとても美しいこと、そして落葉した後も実が残っているなどで人気があります。
なお、ウメモドキの名前は、葉の形が梅の葉に似ていることに由来しています。
オトコヨウゾメ
オトコヨウゾメはレンブクソウ科の落葉樹で、樹高は約2m、10月頃に直径5㎜ほどの赤い実をつけます。オトコヨウゾメの知名度は高くありませんが、初夏に咲く小さな白い花、秋の赤い実と紅葉と様々に楽しめる樹木です。
コトネアスター
コトネアスターはバラ科で品種が多いため、常緑性のものもあれば、落葉性のものもあります。また、樹高も30㎝から2mと様々です。
コトネアスターは、10月頃に直径5㎜ほどの赤い実をつけます。
コトネアスターの中でも、赤い実を多くつける品種はピラカンサに似ています。
まとめ
この記事では、名前や特徴を簡単にお伝えしてきました。秋は、コスモスなど様々な花が咲きますが、赤い実も楽しむことができます。
秋に赤い実のなる木8種類のまとめ
分類 | 樹高 | 実のできる時期 | 実の大きさ(直径) | |
カラタチバナ | サクラソウ科 | 50㎝程度 | 9月~12月 | 6㎜程度 |
ソヨゴ | モチノキ科 | 数m~10m | 10月頃 | 6㎜程度 |
ピラカンサ | バラ科 | 3m程度 | 10月~1月 | 5㎜程度 |
ナナカマド | バラ科 | 数m~10m | 10月頃 | 5㎜程度 |
ハナミズキ | ミズキ科 | 5m程度 | 10月~11月 | 1㎝程度 |
ウメモドキ | モチノキ科 | 3m程度 | 10月~12月 | 5㎜程度 |
オトコヨウゾメ | レンブクソウ科 | 2m程度 | 10月頃 | 5㎜程度 |
コトネアスター | バラ科 | 30㎝~2m | 10月頃 | 5㎜程度 |
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