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2019年の社日はいつ?読み方・決め方・意味などもご案内します

秋の社日の頃の米の収穫

はじめに 社日の読み方とは

社日、あまり聞きなれない言葉です。聞きなれないだけに、読み方についても戸惑うのではないでしょうか。

社日の読み方は、「しゃにち」です。

この記事では、2019年の社日はいつなのか。そして、社日の決め方や社日の意味についても、ご案内をしていきます。

2019年の社日はいつ

社日は春と秋。年に2回あります。

春の社日を、春社(しゅんしゃ又ははるしゃ)。

秋の社日を、秋社(しゅうしゃ又はあきしゃ)と呼び、使い分けをしています。

では2019年の社日はいつになるのでしょうか。

 
春の社日2019年3月22日(金)
秋の社日2019年9月18日(水)
になります。

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社日とは

社日(しゃにち)は雑節の一つです。雑節には二十四節気を補うというような意味があります。

では、二十四節気や雑節にはどのような意味があるのでしょうか。

二十四節気は1年を24等分し、それぞれに季節を示す名称をつけたもので、春分、秋分、夏至、冬至などがあります。

一方、雑節は二十四節気では言い表せない季節の移ろいを表現したもので、前述のとおり雑節には二十四節気に追加されたもの、あるいは補うものという意味があります。

なお、雑節は1年に9つあります。その9つの雑節を列記すると、節分、彼岸、土用、社日、八十八夜、入梅、半夏生、土用、二百十日、二百二十日です。

社日の決め方とは

社日の日は、毎年異なります。

先ほど2019年の社日がいつなのかについてご紹介しましたが、どうして社日は年によって異なるのでしょうか。

それは社日の決め方によります。

社日は春の社日、秋の社日も、それぞれ一定のルールに基づいて決められています。具体的には、春分や秋分にもっとも近い戊(つちのえ)の日が社日になります。

なお、前後が同日数の場合は、春分や秋分の前の戌の日が社日となります。(諸説あり)

春分の日、秋分の日は毎年一定しているわけではありません。そのため、春分や秋分に基づいて決められる社日も変動することになります。

ところで戊(つちのえ)の日ですが、これは十干(じっかん)に基づくものです。十干とは中国の殷の時代に考案されたもので、十日で一巡するものとされています。

その十干を順番と読み方をご紹介すると

 
きのえ
きのと
ひのえ
ひのと
つちのえ
つちのと
かのえ
かのと
みずのえ
みずのと
 

それでは、これを2019年の社日に当てはめてみます。

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2019年の春の社日

春の社日の頃の種まき
 

2019年の春分の日は、2019年3月21日(木曜日)

 

3月21日  丁 春分の日
3月22日  戊 春の社日

 

春分の日は丁。翌日の3月22日が戊。したがって、2019年の春の社日は3月22日(金曜日)になります。

2019年の秋の社日

秋の社日の頃の野菜の収穫
 

秋分の日は2019年9月23日(月曜日)

 

9月18日  戊 秋の社日
9月19日  己
9月20日  庚
9月21日  辛
9月22日  壬
9月23日  癸 秋分の日
9月24日  甲
9月25日  乙
9月26日  丙
9月27日  丁
9月28日  戊

 

2019年の場合、秋分の日の5日前と5日後が戌の日になります。前後の日数が同じ場合、前の戌の日が社日になるので、2019年の秋の社日は9月18日(水曜日)になります。

さいごに 社日の意味とは

この記事の最後に、社日の意味についてお伝えをしていきます。

社日の「社」には、生まれた土地の神様という意味。社日の「社」は、産土神(うぶすながみ)を意味しています。

また、社日は戌の日になりますが、戌の字は「茂」に似ているためでしょうか。繁栄、つまり農作業でいえば豊作を意味しています。

この2つを重ね合わせると、社日に行う行事とその意味が見えてきます。

まず、春の社日も秋の社日も、土地の産土神(うぶすながみ)に参拝する日という点では共通しています。

また、春の社日も、秋の社日も農作業に関連している、大きな意味では共通しています。

一方、春の社日と秋の社日では異なる点もあります。

春の社日は種まきの季節なので、その年の五穀豊穣を願うという意味。秋の社日は収穫の季節なので、その年の収穫を感謝する意味という違いがあります。

ただ、雑節そのものが季節の筋目となる日のこと。そして、社日は春も秋も農作業に強く関連付けられた日です。

社日は春も秋もお彼岸の時期と近いため、あまり意識はされていませんが、とても大切な日。そんな気がします。