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目次
はじめに
この記事では、クリスマスローズの植え替えの時期や方法などをお伝えします。
クリスマスローズは冬に美しい花を咲かせるとともに、丈夫で育てやすいため人気が高い多年草です。
ただし、クリスマスローズを元気に育てるためには、定期的な植え替えが大切です。
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クリスマスローズの植え替えの頻度や時期
ここでは、クリスマスローズの植え替えの頻度と時期を分けてお伝えします。クリスマスローズの植え替えの頻度(鉢植えの場合)
クリスマスローズは根の成長が早い植物で、鉢植えのクリスマスローズを放置していると、根詰まりを起こし株そのものを傷めてしまいます。鉢植えのクリスマスローズは、毎年植え替えが必要という意見がありますが、少なくとも2年~3年毎の植え替えが必要です。
一つの目安としては、鉢の底から根が出ていたり、水のしみ込み具合が悪くなっていた時が植え替えの時期になります。
クリスマスローズの植え替えの時期
鉢植えのクリスマスローズは根詰まり防止のため、定期的な植え替えが必要です。一方、地植えのクリスマスローズも植え替えや株分けをすることがあるかもしれません。
では、クリスマスローズの植え替えで適切な時期はあるのでしょうか。
地域によっても異なりますが、クリスマスローズの植え替えの時期は10月~11月とされています。
クリスマスローズの植え替えの時期でもっとも適切なのは、夏の暑さが和らぎ、気温が下がり始める頃からで、季節としては秋になります。
この時期はクリスマスローズが休眠期を終え、根が活動を始める時期なので、植え替えによる株への負担が少ないとされています。
また、それ以外の時期としては開花後の3月~4月もありますが、秋の植え替えより株に負担がかかりやすいので、やはり秋の植え替えがおすすめです。
なお、それ以外の夏や冬の植え替えは避けるのが無難です。
その他
クリスマスローズは苗を購入して育てることが多いかと思います。購入した苗は多くの場合、十分に根が成長しているので、できるだけ早く植え替えするのがおすすめです。
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クリスマスローズの植え替えの方法
クリスマスローズの植え替えの方法(手順)を、鉢植えと地植えに分けてお伝えします。鉢植えのクリスマスローズの植え替え
- 植え替え前に、2回り大きな鉢、鉢底ネット・鉢底石、培養土(水はけが良いもの)を用意します。
- 株を鉢から丁寧に抜きます。根が固くなって抜きにくい場合は、鉢を軽く叩いて抜くようにします。 また、植え替えの数日前から水やりを控えめにして土を乾かしておくと抜きやすくなります。
- 抜いた後、根鉢が固くなっていたら下部を軽くほぐします。また、黒ずんでいる根はきれいなハサミでカットします。
- 株を新しい鉢に植え替えます。 鉢底に鉢底石を約1cm敷き、その上に新しい用土を少し入れ、株を鉢の中心に置きます。
このとき、株は浅植えにして、芽が土に隠れないようにするとともに、根が広がるように配置し、隙間を培養土で埋めます。
植え替えの高さは鉢の縁から2㎝程度低い場所にして、水やりをしても土が流れないようにします。 - 植え替えが終わったら、鉢底から水が流れ出るくらい水やりを行い、数日は日陰で管理します。
なお、施肥はすぐにではなく、根が落ち着く約2~3週間後を目安に緩効性肥料を与えます。 - 植え替え時に株分けする場合は、株分けした後の株に芽が2~3個つくように、手または清潔なハサミで丁寧に割ります。
地植えのクリスマスローズの植え替え
地植えのクリスマスローズの植え替えの方法は、鉢植えのクリスマスローズの植え替えと基本的には同じです。ここでは、異なる点についてお伝えします。
地植えのクリスマスローズの植え替えで、とても大切なのは場所選びです。簡単に移動できる鉢植えと異なり、この点は大きく異なります。
地植えのクリスマスローズを植えるのは半日陰で、夏は涼しく、冬は日が当たる場所が適しています。
また、水はけの良い場所、あるいは水はけに難がある場合は腐葉土などを混ぜて土壌改良をしておきます。
そして植える前の穴は、株よりも2回り大きく、深さもある植え穴を掘るようにします。
大きな穴を掘り、そこに根を広げた株を植えることで、株が成長しやすくなります。
まとめ
この記事では、クリスマスローズの植え替えの時期や方法などをお伝えしました。
鉢植えのクリスマスローズは、定期的な植え替えが必要。
地植えのクリスマスローズも、鉢植えのクリスマスローズよりも頻度は少ないものの、株が混みすぎてきたら行うのがおすすめです。
植え替えは適時に、素早くかつ丁寧に行うのが望ましく、適切に行えば美しい花を長く楽しむことができます。
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