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神奈川の紫陽花の名所23選!千株以上の場所を地域別に

ピンクの紫陽花
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神奈川県の紫陽花の名所を地域別に

紫陽花は美しい花を咲かせるだけでなく、丈夫で育てやすいことからあちこちで見ることができます。

もっとも、たくさんの紫陽花がまとめて見られる場所は案外と少ないもの。

そこで、この記事では神奈川県内で1000株以上とまとめて紫陽花が植えられている名所を、地域別に23か所ご紹介することにしました。

なお場所によっては、拝観料や入園料が必要だったり、見学時間など定められている場合があります。

また、天候などによって見頃が変わることもあれば、管理などの状況で紫陽花の数そのものが変わることもあります。

行かれる際は、確認の上、お出かけになってください。

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神奈川県川崎市

妙楽寺

所在地神奈川県川崎市多摩区長尾3-9-3
アクセスJR・小田急線「登戸駅」よりバス
概ねの株数1,000株
見ごろの時期6月中旬~7月上旬
妙楽寺は851年創建と伝わる天台宗の寺院で、ご本尊は阿弥陀如来です。

境内には約30種・1,000株の紫陽花が植えられていて、あじさい寺として人気があります。

また、例年6月の第3日曜日には「あじさいまつり」も開催され多くの人で賑わいます。

浄慶寺

所在地神奈川県川崎市麻生区上麻生6-34-1
アクセス小田急線「柿生駅」より徒歩10分
概ねの株数1,000株
見ごろの時期6月中旬~7月上旬
浄慶寺は、安土桃山時代あるいは江戸時代初期創建と伝わる浄土宗の寺院です。

境内にたくさんの羅漢像があることで知られていますが、アジサイも約1,000株あり「柿生のあじさい寺」としても人気があります。

生田緑地

所在地神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-4
アクセス小田急線「向ヶ丘遊園駅」南口より徒歩13分
小田急線・JR南武線「登戸駅」生田緑地口より徒歩25分
概ねの株数8,900株
見ごろの時期6月上旬~6月下旬
生田緑地は、供用面積約96ha(計画面積約180ha)と広大な敷地を有する都市公園で、植物では梅・つつじ・しょうぶ・バラなどが知られています。

生田緑地に植えられている紫陽花は8,900株、そのうち3,000株以上が園内南側のあじさい山にあります。

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神奈川県横浜市

正覚寺

所在地神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎東3-12-1
アクセス横浜市営地下鉄「センター南駅」より徒歩8分
概ねの株数1,000株
見ごろの時期6月上旬~6月下旬
正覚寺は1593年創建と伝わる天台宗の寺院で、ご本尊は「虚空蔵菩薩」(秘仏)です。

境内には約1,000株の紫陽花が植えられていて、アジサイ寺として人気があります。なお、同時期に咲く花としてはハナショウブや睡蓮などがあります。

大熊川あじさい緑道

所在地神奈川県横浜市都筑区東方町
アクセス横浜市営地下鉄ブルーライン「仲町台駅」より徒歩15分
概ねの株数1,000株
見ごろの時期6月上旬~6月下旬
大熊川あじさい緑道があるのは。東方農業専用地区内を流れる大熊川沿いです。

長さ500m~600mの間に、約1,000株の紫陽花が植栽されています。

八景島シーパラダイス

所在地神奈川県横浜市金沢区八景島
アクセスシーサイドライン「八景島駅」より徒歩5分
概ねの株数20,000株
見ごろの時期6月上旬~6月下旬
八景島シーパラダイスにある紫陽花は20,000株で、園内各所で見ることができます。

紫陽花と海のコントラストは人気があり、紫陽花の見ごろの時期には「八景島あじさい祭」も開催されています。

神奈川県鎌倉市

明月院

所在地神奈川県鎌倉市山ノ内189
アクセスJR横須賀線「北鎌倉駅」より徒歩10分
概ねの株数2,500株
見ごろの時期6月上旬~6月下旬
明月院は臨済宗の寺院で、ご本尊は聖観音です。

明月院は「あじさい寺」として知られていて、特に青色の紫陽花は明月院ブルーと呼ばれています。

長谷寺

長谷寺の紫陽花
所在地神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
アクセス江ノ島電鉄線「長谷駅」より徒歩5分
概ねの株数2,500株
見ごろの時期6月上旬~6月下旬
長谷寺は奈良時代創建と伝わる浄土宗の寺院で、ご本尊は十一面観音立像です。

「あじさい寺」とも言われる長谷寺の紫陽花は山の斜面に植えられていて、紫陽花の間の散策路を昇ると、眼下に美しい景色が広がります。

神奈川県横須賀市・葉山町

くりはま花の国

所在地神奈川県横須賀市神明町1番地
アクセスJR線「久里浜駅」又は京浜急行線「京急久里浜駅」より徒歩15分
概ねの株数1,200株
見ごろの時期6月中旬~7月上旬
くりはま花の国は市立の都市公園で、面積は約58万㎡です。

くりはま花の国の花で有名なのは、春のポピーや菜の花、秋のコスモスがありますが、梅雨の時期には紫陽花が楽しめます。

紫陽花がまとめて植えられているのは、イングリッシュガーデン・冒険ランド・ハーブ園などで、それぞれに異なった種類の紫陽花を見ることができます。

横須賀しょうぶ園

所在地神奈川県横須賀市阿部倉18-1
アクセスJR横須賀線「衣笠駅」又は京浜急行「汐入駅」よりバス
概ねの株数2,000株
見ごろの時期6月上旬~7月上旬
横須賀しょうぶ園は市立の公園で、面積は約3.8haです。

名前の通り、横須賀しょうぶ園には約14万株のハナショウブがあり、見ごろの時期には「花しょうぶまつり」も開催されています。

横須賀しょうぶ園はハナショウブの名所であるとともに、同時期に咲く紫陽花を楽しむこともできます。

観音崎公園

所在地神奈川県横須賀市鴨居4-1262
アクセスJR横須賀線「横須賀駅」・京浜急行線「浦賀駅」又は「馬堀海岸駅」よりバス
概ねの株数10,000株
見ごろの時期6月上旬~6月下旬
観音崎公園は面積約71haの都市公園で、園内には美術館・博物館、そして灯台などがあります。

紫陽花はガクアジサイやヤマアジサイを中心に10,000株が植えられています。

葉山あじさい公園

所在地神奈川県三浦郡葉山町堀内1537番地
アクセスJR「逗子駅」又は京浜急行「新逗子駅」よりバス
概ねの株数3,000株
見ごろの時期6月中旬~7月上旬
葉山あじさい公園は、三ヶ岡山ハイキングコースの入口に位置しています。

紫陽花の株数は約3,000株で、小高い丘に位置していて、紫陽花と海の景色が美しいことから「かながわ花の名所100選」にも選ばれています。

神奈川県相模原市

相模原麻溝公園

所在地神奈川県相模原市南区麻溝台2317-1
アクセスJR相模線「原当麻駅」より徒歩20分
概ねの株数7,400株
見ごろの時期6月上旬~6月下旬
相模原麻溝公園は17.7ha(計画面積約45ha)と広大な敷地を有する都市公園で、紫陽花は園内各所に植えられています。

相模原麻溝公園には8,000株のクレマチスがあり5月頃から咲き始めますが、その後に紫陽花が楽しめるようになっています。

相模原北公園

所在地神奈川県相模原市緑区下九沢2368-1
アクセスJR・京王相模原線「橋本駅」よりバス
概ねの株数10,000株
見ごろの時期6月上旬~7月上旬
相模原北公園は10.5haの敷地を有する都市公園で、1年を通して様々な花を楽しむことができます。

紫陽花は200種類で約10,000株。

相模原市の市の花が紫陽花であるためか、品種も株数も多く植えられていて、見ごろの期間も長くなっています。

神奈川県平塚市・秦野市・小田原市・南足柄市

河内川

所在地神奈川県平塚市河内440
アクセス「平塚駅」北口よりバス
概ねの株数2,000株
見ごろの時期6月上旬~7月上旬
神奈川県平塚市旭地区を流れる河内川は水質悪化が心配されていましたが、水の浄化とともに地元の方により紫陽花が植えられ、美しい景色を復活させています。

西洋アジサイやガクアジサイを中心に約2,000株、見ごろの時期には「河内川あじさいまつり」も開催されています。

秦野戸川公園

所在地神奈川県秦野市堀山下1513
アクセス小田急線「渋沢駅」よりバス
概ねの株数5,000株
見ごろの時期6月中旬~7月中旬
秦野戸川公園は県立の公園で、面積は約36haです。

表丹沢の山々と秦野盆地に囲まれた秦野戸川公園には、「風の吊り橋」などの各種施設の他、1年を通して様々な花が楽しめます。

初春の梅や桜、夏のひまわり、秋の紅葉やコスモスとともに、初夏には5,000株の紫陽花を楽しむことができます。

小田原城址公園

小田原城址公園の紫陽花
所在地神奈川県小田原市城内3-22
アクセスJR・小田急線「小田原駅」より徒歩10分
概ねの株数2,500株
見ごろの時期6月上旬~6月下旬
小田原城址公園は小田原城天守閣が有名ですが、花木としては梅や桜があり、梅まつりや桜まつりが開催されています。

また初夏になると、10,000株のハナショウブと2,500株の紫陽花が咲き、見ごろの時期には「小田原城あじさい花菖蒲まつり」が開催されています。

大雄山最乗寺

所在地神奈川県南足柄市大雄町1157
アクセス伊豆箱根鉄道大雄山線「大雄山駅」よりバス
概ねの株数10,000株
見ごろの時期6月中旬~7月上旬
大雄山最乗寺は1394年創建の曹洞宗の寺院で、ご本尊は釈迦牟尼仏です。

最乗寺は天狗伝説で知られていて、境内には様々な天狗や下駄が祀られています。

最乗寺の仁王門から境内まで約2㎞の参道は、あじさい参道とも呼ばれていて、約10,000株の紫陽花が植えられています。

神奈川県足柄上郡・足柄下郡

開成町あじさいの里

所在地神奈川県足柄上郡開成町吉田島
アクセス小田急線「新松田駅」・JR「松田駅」より徒歩25分
概ねの株数5,000株
見ごろの時期5月下旬~6月中旬
開成町あじさいの里では、田や畑を区切る道路や水路に沿って5,000株の紫陽花が植えられています。

ここでは、田園風景と紫陽花の景色を楽しむことができ、見ごろの時期には「開成町あじさいまつり」が開催されています。

阿弥陀寺

所在地神奈川県足柄下郡箱根町塔之澤24
アクセス箱根登山鉄道「塔ノ沢」より徒歩20分
概ねの株数4,000株
見ごろの時期6月中旬~6月下旬
阿弥陀寺は1604年頃の創建と伝わる浄土宗の寺院で、ご本尊は阿弥陀三尊です。

花木としては、ツバキや紫陽花が知られています。

紫陽花は80種類で約4,000株、種類も株数も多いことから「あじさい寺」として人気があります。

箱根ガラスの森美術館

所在地神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
アクセス小田急線「小田原駅」又は「箱根湯本駅」よりバス
概ねの株数4,500株
見ごろの時期6月中旬~7月中旬
箱根ガラスの森美術館はガラスをテーマにした美術館で、庭園には70種・4,500株の紫陽花が植えられています。

早咲き・中咲き・遅咲きの紫陽花があるため見ごろの期間が長く、美しい景色の中で紫陽花を楽しむことができます。

箱根登山鉄道

概ねの株数10,000株
見ごろの時期6月中旬~7月上旬
箱根登山鉄道は、沿線に多くの紫陽花が植えられていることで知られています。

紫陽花の数は約10,000株で、車内からたくさんあじさいを楽しめることから「あじさい電車」として、見ごろの季節には多くの観光客でにぎわいをみせます。

箱根強羅公園

所在地神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
アクセス箱根登山鉄道「強羅駅」より徒歩6分
概ねの株数13,000株
見ごろの時期6月中旬~7月中旬
強羅公園は箱根登山鉄道が運営する公園で、1年を通してさまざまな花を楽しむことができます。

紫陽花の品種は20~30種類で、合わせて約13,000株。

品種が多いため見ごろの期間が長く、標高が高い場所にあるので他の紫陽花の名所よりも見ごろが少し遅いことが特徴です。

まとめ

この記事では、神奈川県内で1000株以上とまとめて紫陽花が植えられている名所を、地域別に23か所ご紹介しました。

紫陽花は丈夫な花木で、梅雨の時期になると元気に花を咲かせてくれます。また、育つ場所も選ばないので、様々な場所で見ることができます。

紫陽花は単体でも美しい花を咲かせてくれますが、寺院境内の紫陽花、海が見える場所の紫陽花など、場所によってさらに美しさを際立たせてくれます。

紫陽花は見ごろの期間が長い花木です。時間があれば、紫陽花の名所を何か所も訪ねることができそうです。

 
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