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ずんだ餅の由来をご紹介
この記事では、ずんだ餅の由来をご紹介します。ずんだ餅は、全国的ではないかもしれませんが、古くから主に東北地方で食べられています。
ずんだは、ゆでた枝豆をすりつぶして砂糖をかけたもの。そして、ずんだを餅に絡めたものがずんだ餅になります。
地域によっては枝豆の代わりにソラマメを使ったり、塩やみりんを混ぜたり、白みそを使うともあるようです。
ところで、ずんだ餅は不思議な命名ですが、その由来を探っていくと確定的なものはなく諸説あるようです。
そこで、諸説をまとめてずんだ餅の由来を簡単にご紹介します。
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ずんだ餅の由来1
枝豆を茹で、すりつぶしたものがずんだです。ただ、枝豆は茹でただけでは柔らかくはならず、茹でた枝豆を打つ作業をして、細かくしたうえで、豆をすり鉢ですりつぶして作ります。
途中の「豆を打つ」が、「豆打」と簡略化され「ずだ」、さらに訛って「ずんだ」になったのがずんだ餅の由来とされてます。
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ずんだ餅の由来2
戦国時代末期、東北地方で大きな勢力を保っていたのが伊達政宗です。伊達政宗が出陣するに際して、太刀で豆を砕いて食したという逸話が伝えられています。
この、陣と太刀が組み合わさって「陣太刀」(じんたち)、発音では「ずんたつ」にもなることから「ずんた餅」が生まれたと考えられています。
ずんだ餅の由来3
甚太(じんた)という農民が、自ら考案した餅を伊達政宗に献上したところ、伊達政宗が気に入り「じんたもち」と名付けたものが転化して「ずんだ餅」になったという説があります。こちらも伊達政宗が関連した由来と言えそうです。
ずんだ餅の由来4
伊達家の料理集の中に、豆に少量の砂糖を加えたものに「ぢんた」との記載があり、これが「ずんだ」になったという説があります。ずんだ餅の由来5
ゆでた枝豆をすりつぶして砂糖をかけたものがあまりにもおいしい。地団駄(じだんだ)を踏んでも食べたいというのが転化して「ずんだ」になったという説があります。
まとめ
ずんだ餅の由来について定まったものはないようです。この記事では、ずんだ餅の5つの由来をご紹介しましたが、これ以外の説も見受けられます。
ところで、ずんだ餅の由来がはっきりとしていないのと同じように、発祥地も定かではありません。
ずんだ餅は、仙台市の名物として有名なため宮城県。とりわけ宮城県北部の古川市付近が発祥という説があります。
しかし、ずんだ餅は宮城県ではなく山形県や福島県を発祥とするという説もあります。
ずんだ餅は由来が諸説あるのと同じように、発祥についても複数の説があります。
ただ、何れにしてもずんだ餅の広がりに、伊達政宗あるいは伊達家が関わっていたのは確かなようです。
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