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竜宮小僧の伝説を簡単にご紹介します

竜宮小僧の伝説を簡単にご紹介します

今でも全国各地に昔からの伝説が数多く残っています。

今回、ご紹介をするのはその中でも竜宮小僧の伝説。

この記事では竜宮小僧の伝説を簡単にご紹介します。

竜宮小僧の伝説がある井伊谷とは


 

 

 

 

 

 

 

 

 

竜宮小僧が伝説として残っているのは井伊谷(いいのや)。現在の静岡県浜松市引佐町になります。

ところで、井伊谷は井伊家発祥の地としても知られています。

井伊氏の始祖は井伊共保(1010年~1093年)と伝えられていますが、その後井伊家は盛衰を繰り返しながらも、後世、有名な人物を数多く輩出しています。

たとえば、おんな城主として有名になった井伊直虎、井伊直虎の義理の息子で徳川家康の元で徳川四天王の一人として讃えられた井伊直政。

さらには幕末に安政の大獄や桜田門外の変で有名な井伊直弼などがいます。

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竜宮小僧の伝説とは

さて、竜宮小僧は井伊谷の里を流れる川の淵に住んでいると伝えられています。

その淵は遠く竜宮城につながっていることから竜宮という名前が付けられています。また、小僧とは小さな男の子。

竜宮小僧とは遠く竜宮城からやってきた小さな男の子というような意味なのでしょうか。

竜宮城といえば浦島太郎。

浦島太郎の伝説は既に8世紀の古事記に記されているようですが、その後、竜宮城伝説は形を変えながらも全国に広がっていったようです。

竜宮小僧の伝説がいつ生まれたのかは定かではありませんが、もしかしたら竜宮城伝説がいつしか井伊谷にも伝えられていたのかもしれないですね。

では、肝心の竜宮小僧の伝説です。

竜宮小僧は普段は川の淵に住んでいて、井伊谷に住む村人が田植えなどの繁忙期に人手不足で困っていると、人が見ていないとこでこっそりと田植えなどの仕事を手伝ってくれる。

竜宮小僧は村人にとってとてもありがたい存在であったようです。

そこで村人はお礼にと蓼(たで)の葉で作ったたで汁をふるまいます。

ところが、竜宮小僧はたで汁が合わなかったのか。たで汁を飲んで亡くなってしまいます。村人は竜宮小僧が亡くなったことを悲しみ、竜宮小僧を木の根元に埋葬します。

そうしたところ竜宮小僧は水の妖精だったのでしょうか。埋葬した場所から水がこんこんとわき出し、その後、井伊谷の地に水の恵みをもたらしてくれた。

これが竜宮小僧の伝説のあらましのようです。

終りに


 

 

 

 

 

 

 

 

この記事では竜宮小僧の伝説を簡単にご紹介してきました。

ところで静岡県浜松市引佐町西久留女木の地には今でも竜宮小僧の祠が残されています。

竜宮小僧の祠は山の上の方にありますが、竜宮小僧の祠の下にあるのが久留女木の棚田。

久留女木の棚田があるのは標高250mの地。久留女木の棚田を流れるのは都田川で、この川は浜名湖につながっています。

久留女木の棚田は日本棚田百選にも認定されている有名な棚田ですが、久留女木の棚田の一番上の水源にあるのが竜宮小僧の祠という位置づけになります。

現在でも竜宮小僧は水の恵みをもたらしてくれた妖精ということで、今でもこの地では大切にされているようです。


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