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12月の別名は師走以外にもあった!10の異称を簡単解説

12月の南天の実
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12月の別名とは

日本では1月から12月までの各月に別名があります。

ところで、12月の別名の中でもとりわけ有名なのが師走ではないでしょうか。

師走の師は僧侶。1年の最後の月である12月になると、僧侶があちこちでお経をあげる。

12月になると僧侶が忙しくなり駆け回ることから、僧侶が走るということで師走という言葉が生まれたと考えられています。

12月の別名は師走というのが一般的ですが、12月には他にもいくつかの別名があります。

そこで、この記事では12月の別名と由来について、上記の師走を含めて全部で10の異称を簡単にご紹介することにしました。

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12月の別名1

極月

極月は、ごくげつ又はごくつきと読みます。

12月は1年の最後。12月は1年の極まる(きわまる)月であるということで極月と言われています。

限月

限月は、かぎりづき又はかぎりのつきと読みます。

限月も極月と同じように1年の最後の月であることから、12月の別名になったと考えられています。

ところで、限月は現在でも金融の世界で一般に聞かれる言葉です。

この場合の限月の意味は、取引の期限が満了する月。12月の別名である限月から派生して生まれた言葉なのでしょうか。

もっとも金融の世界の限月は「げんげつ」と読みます。

窮月

窮月は、きゅうげつと読みます。

窮には「きわまる」という意味があります。

極月などと同じように、12月は1年の窮まる(きわまる)月であるということで、窮月と言われています。

暮古月

暮古月は、くれこづきと読みます。調べてみましたが、暮古月の由来で断定的なことは見つけることができませんでした。

ただ、12月の別名が暮古月であるのに対して、1月には暮新月(くれしづき)があります。

また、暮という字には季節の終わり、年の終わりという意味があります。

暮古月は年が改まる直前の月という意味なのでしょうか。

厳月

厳月は、げんげつと読みます。暮古月と同様、はっきりとした由来を見つけることはできませんでした。

ただ、厳は「おごそか」と読みます。

また、厳島神社のように「いつ」と読むこともありますが、この場合の厳には神聖という意味があります。

12月は1年の終わりという意味で、厳月という別名が生まれたように思われます。

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12月の別名2

親子月

親子月は、おやこづきと読みます。

親子月にはいくつかの由来があるようですが、どれが正しいのかは分かりませんでした。ここでは、そのうちの一つの説をご紹介します。

12月は空気が澄みわたり月だけでなく星も数多く見られます。1年の中でも星が最も輝いて見えるのは12月ということで、親の月とともに子の星も強く光っている。

そのため、12月の別名として親子月という言葉が生まれたとも考えられています。

春待月

春待月は、はるまちづきと読みます。

そもそも別名が生まれたのは太陽暦ではなく太陰暦の時代。

太陰暦の時代、12月までは冬で、1月からは春と考えられていました。

12月は冬の最後の月、翌月の1月には春がくるということで、12月を春待月と称していました。

臘月

臘月は、ろうげつと読みます。

臘は、猟の獲物を祖先や神々に祀る中国の行事で、冬至の後に来る3番目の戌の日に行われるものでした。

現在の冬至は12月ですが、旧暦では11月。そして冬至の後の3番目の戌の日は、概ねですが旧暦では12月下旬になります。

臘が行われる月ということで臘月という12月の別名が生まれています。

健丑月

健丑月は、けんちゅうげつと読みます。

健丑月は北斗七星に由来をしています。

「建」は北斗七星の取っ手の方向を示す文字です。また「丑」は十二支に基づくものです。

十二支の一番最初は「子」で真北を表します。「丑」は十二支の中では2番目にあたり、方角的には概ね北北東にあたります。

旧暦の12月は、北斗七星の取っ手の部分が丑の方角をさすことから、健丑月という12月の別名が生まれています。

まとめ

12月のイメージ写真
この記事では、師走を含めて全部で10の12月の別名と由来についてご紹介してきました。

12月の別名そのものは、今回ご紹介した他にも数多くあります。

しかし、今ではほとんど知られなくなっていたり、意味を調べてもわからないものが多いのも確かなことです。

この記事では、ある程度は意味の分かるものをご紹介してきました。

12月は1年の終わり。12月の別名は、1年を終わりを示すような異称が多いようです。

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