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神社の参拝方法で守りたい5つのマナーをピンポイント解説!

鳥居と神社のイラスト
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はじめに

この記事では、神社の参拝方法で守りたい5つのマナーを、ピンポイントで解説していきます。

ところで、少なくとも年に1回は神社に参拝するという方も多いのではないでしょうか。

一番わかりやすいのは初詣。また、学業成就・縁結び・商売繁盛・厄除けなど様々な場面でたくさんの人が神社に参拝に訪れます。

ところが、神社の参拝方法になると、理解している人は案外と少ないかもしれません。

そこで神社の参拝方法を5つの場面に分け、それぞれについて守っておきたいマナーをわかりやすくお伝えすることにしました。

この記事が、これから参拝に行く方の少しでもお役に立てれば幸いです。

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神社の参拝方法1 参拝前にするべきこと

神社に参拝に行くときは、身ぎれいにしておくことが大切です。

具体的には、参拝前にお風呂に入り、体をきれいにしておくことが望まれます。

また、神社に行くときの服装は落ち着いたものにすることも大切です。

夏の暑い盛りでも半袖に短パンなど、ラフな服装は避けるべきものとされています。

正装である必要はないけれど、参拝は目上の人に会うような気持で赴く。この気持ちがあれば、それは服装にも表れてきます。

神社の参拝方法2 鳥居のくぐり方

鳥居は、私たちが住む俗世間と、神様の住む聖域がわかれる場所です。

したがって、鳥居をくぐる前に会釈をすることが大切です。ただし、会釈は深々とするものではなく、軽くて良いとされています。

神社の参拝方法3 参道の歩き方

参道の真ん中は神様の通り道とされているので、人は参道の真ん中は歩かないもの。

このことは多くの人が知っています。

では、参道の左側を歩くべきか、右側を歩くべきか。どちらでしょうか。

参道には優先順位があります。

鳥居から本堂へ向かって、優先順位の第1位は真ん中です。そして、参道の右側が第2位、左側は第3位にあたります。

人は優先順位の中でも低いところを歩くこととされているので、鳥居から本殿に向かうときは参道の左側を歩くべきとされています。
 
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神社の参拝方法4 手水舎の使い方

神社の手水舎のイラスト
手水舎(ちょうずや・てみずや)は、参拝をする人が手水を使う場所です。

神社の参拝方法1のところで、参拝の前にはお風呂などに入り身ぎれいにしておくことと書きましたが、昔は参拝の前に川に入り身を清めることが一般的に行われていました。

身を清めることを禊(みそぎ)といいますが、この禊を簡略化したのが手水舎の役割です。

では、手水舎ではどのような手順で身を清めるべきでしょうか。

手水には清め方の手順があります。

その手順を示すと

 
① 右手で柄杓をもって水をくむ
② 左手 ⇒ 右手 の順に水をかける
③ 左手で水を受けて口を清める(水は飲まない)
④ 口をつけた左手を清める
⑤ 柄杓の柄を残った水で洗う
になります。

5については少しわかりにくいと思いますが、最後まで柄杓に少し水を残しておき、柄杓の先端を上に向けて、残った水を柄杓の柄に沿わせて落としていきます。

これにより、柄杓の柄の部分がきれいになり、次の人に気持ちよく使っていただけることになります。

神社の参拝方法5 正しい願掛けの仕方

いよいよ参拝です。

本来の参拝は、本殿にあげてもらい、祝詞を神職の方に取り次いでもらうものです。

外でお参りをするのは略式ですが、ここでは略式による正しい願掛けの仕方をご案内します。

 
① お賽銭を入れる
② 鈴を鳴らす
③ 2回礼をする(二礼)
④ 2回手をたたく(二拍手)
⑤ お祈りをささげる
⑥ 最後に1回礼をする(一礼)
このとき一番のポイントになるのは「5 お祈りをささげる」です。

お祈り(願掛け)をする際は、住所・名前・年齢などを伝えたうえで、願い事を言うのが正しい方法とされています。

まとめ

神社の鳥居七五三のお祝いをする家族
この記事では、神社の参拝方法で守っておきたい5つのマナーをピンポイントで解説してきました。

もっとも、ここで書いたことは一般的なものであり絶対ではありません。

たとえば、出雲大社や宇佐神宮などは二礼二拍手一礼ではなく、二礼四拍手一礼になります。

このように、それぞれの神社で守るべきマナーが異なる可能性はありますが、基本的にはこの記事で書いたことが神社の参拝方法の基本になります。

 
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