季節や歴史の話題を中心に気になることをご紹介しています。ぜひ、読んでくださいね。

日本三大地鶏は4種類?それぞれの特徴などをご紹介します

はじめに 地鶏とは

この記事では、日本三大地鶏にあげられる4種類の地鶏について書いていきます。ところで、地鶏とはどのような種類のニワトリなんでしょうか。 日本三大地鶏の前に地鶏そのものが気になったので少し調べてみました。

その結果ですが。。。

どうやら地鶏(正確には地鶏肉というそうです)には定義があるようです。しかも、その定義はJAS規格で定められていることがわかりました。

では、JAS規格で定められている地鶏の定義からご紹介をしていきます。

 

① 在来種由来血液百分率が50%以上であること

⇒ 在来種は生育が難しく大量生産ができないため、在来種以外との交配が認められています。しかし、交配ばかり行うと在来種の特徴もなくなってしまいます。在来種由来血液百分率が50%以上とは、親が両方とも在来種であるか、親のどちらかが在来種であることを意味しています。

② 卵が孵化してからの飼育期間が75日以上であること

⇒ 以前は80日以上でしたが、技術の発達により飼育期間が長すぎると品質が落ちることもあるため、短縮されました。

③ 孵化して28日以降は平飼いで飼育されていること

⇒ 孵化して27日目まではひなの保護が必要とされています。平飼いとは、ニワトリが自由に運動ができる環境ということです。

④ 1㎡あたり10羽以下で飼育されていること

⇒ ニワトリがストレスなく自由に運動するための基準です。

スポンサードリンク


日本三大地鶏とは

日本三大地鶏は、他の「日本三大」に多く見られるように明確に定まったものではなく、一般的に言われているものになります。

したがって、日本三大地鶏と言いながらも4つの種類の地鶏が日本三大地鶏の候補になっています。それでは、4種類の地鶏について、それぞれの特徴や代表的な食べ方について簡単にご紹介をしていきます。

 

日本三大地鶏にあげられる4種類

① 比内地鶏

② 名古屋コーチン

③ 薩摩地鶏

④ 奥久慈シシャモ

① 比内地鶏とは


 

 

 

 

 

 

 

比内地鶏は、現在の秋田県北部。江戸時代の出羽国比内郡(現在の大館市・北秋田市など)の比内鶏を原種としています。もっとも比内鶏は生産性が低いという決定的な弱点があったことから品種改良して生まれたのが比内地鶏です。

なお、JASの規格をご紹介しましたが、比内地鶏は1㎡あたり5羽以下で飼育されていることとJAS規格よりもさらに厳しい基準が設けられています。

比内地鶏の味の特徴は味が濃厚であること、そして加熱しても肉が固くなりすぎないことがあげられます。そのため、特に知られた食べ方として挙げられるのが「きりたんぽ鍋」。

きりたんぽは、米から作ったたんぽ餅のことで秋田県の名物としてとりわけ有名です。濃厚な味わいのある比内地鶏と、淡白な味わいのきりたんぽは鍋にすると絶妙なバランスを醸し出してくれます。

② 名古屋コーチン


 

 

 

 

 

 

名古屋コーチンの正式名称は名古屋種。もっとも、知名度は名古屋コーチンの方がはるかに上のようです。

名古屋コーチンの大きな特色は品質管理を県が行っていること。具体的には、愛知県畜産総合センター種鶏場から供給された種鶏(親鶏)から産まれたひなを名古屋コーチンとしています。

県が主導してブランド力を維持しているのが名古屋コーチンです。

名古屋コーチンの味の特徴は肉質がしまっていることと、味にコクがあることです。

名古屋コーチンの代表的な食べ方としては、愛知県の郷土料理「かしわの引き摺り」があります。かしわとは、鶏肉のこと。引き摺りとは、すき焼きのことです。わかりやすく言えば、名古屋コーチンを使ったすき焼きがかしわの引き摺りです。

なお、引き摺りは食べると後を引くおいしさというのが語源になっているようです。

スポンサードリンク


③ 薩摩地鶏


 

 

 

 

 

 

薩摩地鶏の原種は薩摩鶏。薩摩鶏の特徴は体が大きくて気性が荒いこと。そのため江戸時代は闘鶏用の鶏として飼われていて、その家にお客さんがくると食用にも供されていました。

現在の薩摩地鶏は体が大きく、肉質は弾力と甘みに優れているといわれています。薩摩地鶏の代表的な食べ方は刺身やタタキ。刺身やタタキは新鮮であることが第一ですが、薩摩地鶏は肉質も刺身やタタキにとてもあっています。

なお、薩摩鶏を品種改良して新たに「黒さつま鶏」が生まれています。黒さつま鶏は、「かごしま黒豚」「鹿児島黒牛」と並んで鹿児島の黒ブランドとして注目をされています。

④ 奥久慈シシャモ


 

 

 

 

 

 

 

奥久慈シシャモの産地は茨城県久慈郡大子町(だいごまち)。大子町は茨城県の北部に位置し福島県や栃木県と接しています。

大子町で有名なのは日本三大名瀑の一つとして知られた「袋田の滝」。そして袋田の滝とともに奥久慈シシャモも知られています。

奥久慈シシャモの原種であるしゃもは気性が荒く集団で飼うことは難しいとされていました。それを品種改良して生まれたのが奥久慈シシャモです。

奥久慈シシャモの味の特徴は肉質に歯ごたえがあり低脂肪であること。そして、奥久慈シシャモの代表的な食べ方として知られているのが「しゃも鍋」です。

さいごに

この記事では、日本三大地鶏に挙げられている4種類の地鶏の特徴や食べ方を簡単にご紹介してきました。

地鶏はJAS規格できちんとした定義があります。そのため、全国でその数を把握することも可能でJAS規格を満たした地鶏は、今回ご紹介した4種類の他に全国で60種類以上も存在しています。

日本三大地鶏として必ず出てくるのは、比内地鶏・名古屋コーチン・薩摩地鶏の3種類。ただ、奥久慈シシャモも日本三大地鶏に入るという意見も散見できたので、この記事では4種類をご紹介させていただきました。

それにしても、地鶏はそれぞれに特徴があり味わいも異なれば、食べ方も特徴的なものがある。地鶏の世界はことの他、奥が深いようです。

 

★ 合わせて日本三大和牛の記事もお読みください!

⇒ 日本三大和牛とは松坂牛と神戸牛!但馬牛は入ってないの

スポンサードリンク

関連記事

ナビゲーション

アーカイブ